座頭市  ~03(日) | 映画とcoffee、ときどき妄想

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     ≪そろそろ映画館に行きたい・・・・≫ 

監督:北野武
プロデューサー:森昌行/齋藤恒久
企画:齋藤智恵子
原作:子母沢寛
脚本:北野武
撮影:柳島克己
美術:磯田典宏
編集:北野武/太田義則
音楽:鈴木慶一
衣裳デザイン:黒澤和子
出演:ビートたけし/浅野忠信/夏川結衣/大楠道代/橘大五郎他

勝新太郎の代表作「座頭市」を北野武監督が映画化。スピード感と迫力に満ちた殺陣をはじめ、独自の解釈と工夫で描くエンターテインメント・アクション時代劇。
2003年ヴェネチア国際映画祭 ■ 監督賞受賞


評価★★★☆☆
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[STORY]
その日、三組が同じ宿場町にやってきた。一人は金髪頭で朱塗りの杖を持ち、盲目の居合いの達人・座頭市。街道筋でヤクザたちにからまれるが、一瞬にして三人を切り捨てる。もう一組は浪人の服部源之助とその妻おしの。浪人の身だが腕は立つ服部は、殿様の師範代という身分を捨て、病気を患う妻のために用心棒の職を探していた。さらにもう一組、旅芸者のおきぬとおせいの姉妹。彼女たちの三味線には人を殺めるための仕掛けが施されていた。宿場町を仕切っているのはヤクザの銀蔵一家と、金持ちの商人・扇屋。

銀蔵一家の賭場に入った市は、そこで知り合った遊び人、新吉と荒稼ぎをする。その頃、浪人・服部は飲み屋「的屋」で飲んでいた。的屋の親父に金を要求しにきたヤクザに剣の腕を見せつけ、用心棒となる服部。同じ店で、服部と市は初めて出会う。腕が立つ二人は、やがて対決せざるをえない宿命にあった。また、ひょんなことからおきぬ・おせいの姉妹と知り合った市は、おせいが実は男だと見抜く。二人は親の仇を探すために、旅芸者に身をやつしているのだった。やがて訳ありの三者の運命の糸はやがて絡み合う。

[IMPRESSION]
TV放映で見た。賛否両論があるようだが、今の若い人達が見ても十分楽しめる内容に仕上がっていると思う。そういう意味では、「勝新太郎」の「座頭市」を好む世代からは受け入れられ難いかもしれない。随所に見られるリズム感が面白い。胸の鼓動とストーリーの展開がリズムに乗ってどんどん映画に引き込まれていくのが感じられる。これも武ならではのユーモア溢れる感性なのか。田を耕しながらリズムを取ったり雨の中踊りまわる百姓、家を建て直しながらリズムをとる農民、そしてラストシーンの祭りでのタップと、この作品の全てがリズムにのって流れている。それが「勝新太郎」の座頭市との大きな違いなんだろう(勝のは見てないけど・・・笑)。
残念なのは、浅野があっけなく殺られる所・・・泣。あんなに強いのに・・・。ちょっとは市も苦戦してよ・・・