スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 ~08(米) | 映画とcoffee、ときどき妄想

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     ≪そろそろ映画館に行きたい・・・・≫ 

監督:ティム・バートン
製作:リチャード・D・ザナック/ウォルター・パークス/ローリー・マクドナルド/ジョン・ローガン
製作総指揮:パトリック・マコーミック
原作:スティーヴン・ソンドハイム/ヒュー・ウィーラー
脚本:ジョン・ローガン
撮影:ダリウス・ウォルスキー
プロダクションデザイン:ダンテ・フェレッティ
衣装デザイン:コリーン・アトウッド
編集:クリス・レベンゾン
作詞作曲:スティーヴン・ソンドハイム
出演:ジョニー・デップ/ヘレナ・ボナム=カーター/アラン・リックマン/ティモシー・スポール/サシャ・バロン/エド・サンダース/ジェイミー・キャンベル・バウアー他

ジョニー・デップとティム・バートンの名コンビが贈るホラー・ミュージカル。


評価★★★☆☆
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[STORY]
19世紀のイギリス、ロンドン。フリート街で理髪店を営み、妻と娘と幸せに暮らすベンジャミン・バーカー。だが彼はある日、妻に人目惚れしたターピン判事によって無実の罪で囚われてしまう。
 5年後、脱獄に成功したベンジャミンは“スウィーニー・トッド”と名を変え、街に戻り、かつて営んでいた理髪店へ向かう。しかし、理髪店の大家でもあるパイ屋の女主人から、妻はターピンに追いつめられた末に自殺し、娘は幽閉されている、という驚愕の事実を知らされる。狂気を宿らせたスウィーニーはターピンへの復讐に燃えていた。理髪店を再開し、まずは彼の過去を知る客の喉をカミソリで次々に掻き切っていく。そして待ちに待った復讐のときが・・・

[IMPRESSION]ネタバレ注意!
この3コンビ(デップ&バートン&ヘレナ)の作品は定番中の定番。『コープス・ブライド』『チャーリーとチョコレート工場』に続く3作品目で息の合ったコンビだ。前評判もよく、アカデミー賞にもノミネートされただけあって、かなりの期待に胸を膨らませて鑑賞。
 結論から言うと、やっぱりミュージカルは私には合わない・・・・(´・ω・`) とは言え、かつて鑑賞した『CHICAGO』や『ムーラン・ルージュ』は私の中では凄い評価の高い作品として残っているが・・・。もともとミュージカルを好まない気質なので、当然ミュージカルの醍醐味などは分からないが、全編とおして、退屈感があった。『CHICAGO』などは、退屈さを微塵も感じさせないくらいのハイテンポで、しかも音楽が自然と耳になじんでくる感じ。一方、この作品は、音楽を聴くというよりは感情を読み取る事に専念しなければ話が分からなくなる。だから音楽自体はあまり耳に残っておらず、演じる彼らの想いそのものが残る感じ。それはバートン作品としてかえって良いのだろうと思うが、私には少し退屈だった。
 内容そのものは、実に単純で、きっと75分くらいで解決するだろう中身。それを音楽と歌を交えて長ったらしく伸ばしているので余計つらかった。
 実際、デップとヘレナは歌手としては下手なんだろうけど、なかなかの歌声を披露しているし、この二人以外の子役も含めて、素晴らしい歌声。脇はしっかりと固めたって感じね。映像に関しては、『シン・シティ』のパクリみたいで少し残念。モノクロベースに血だけが映える赤を採用って所が。『シン・シティ』の映像表現に感動したばかりなので、ちょっとこれはいただけない・・・。
 ま、最後のドンデン返しは良かったかな。このまま終わったら『なんじゃこれ』でチャブ台ひっくり返してたな(笑)

○2007年アカデミー賞 主演男優賞 ノミネート ジョニー・デップ
○2007年ゴールデングローブ賞 作品賞/主演男優賞 受賞