ブロウ ~01(米) | 映画とcoffee、ときどき妄想

映画とcoffee、ときどき妄想

     ≪そろそろ映画館に行きたい・・・・≫ 

監督:テッド・デミ
製作:テッド・デミ/デニス・リアリー/ ジョエル・スティラーマン
製作総指揮:マイケル・デ・ルカ ジョージア・カカンデス
原作:ブルース・ポーター
脚本:デヴィッド・マッケンナ/ニック・カサヴェテス
撮影:エレン・クラス
音楽:グレーム・レヴェル
出演:ジョニー・デップ/ペネロペ・クルス/ジョルディ・モリャ/フランカ・ポテンテ/レイチェル・グリフィス/ レイ・リオッタ他

1970年代に若くして伝説のドラッグ・ディーラーとなった男ジョージ・ユングの波瀾の半生を家族や恋人との愛と葛藤を織り込み描いたドラマ。

評価★★★★☆
--------------------------------------------------------
[STORY]
1950年代、マサチューセッツに生まれたジョージ・ユングは幼い頃、父の会社が倒産、貧乏暮らしを強いられた。やがて、70年代、ジョージはカリフォルニアでパーティービジネスを初め、コロンビアからのコカインの輸入ルートを確立させ、すぐさまその商売の才能を開花させた。ジョージは逮捕され刑務所にはいる事になるが、ジョージの運命をさらに劇的にする人物との出会いが待っていた。それがジョージのコロンビアのコカイン生産と販売を支配するカルテルのボス、パブロ・エスコバルの信頼厚いアメリカ人ディーラーとなる道を開いたのである。最盛期にはアメリカ市場の80%を取りしきった。また時を同じくして愛を注げる女性マーサに出会った。金、名誉、権力、女…、文字通りジョージは全米の裏社会のキングにまで上り詰めたのである。しかし人生の歯車はいつまでも噛み合ってはいなかった。

[IMPRESSION]ネタバレ注意!
ブロウ(BLOW)とは、マリファナ、コカインなどドラッグ吸引を意味する俗語。嫌いなペネロペが出てるので、見る気も起こらなかったこの作品を、『シークレット・ウィンドウ』をみた後に見てみた。やっぱりペネロペはウザイ。役とは言えムカツク。この作品でラジー賞を取ったのも判る気がする(言いたい放題)。
しかしながら、この作品はありがちな『麻薬撲滅メッセージ映画』ではなく、舞台の中心が親と子の愛情劇に向けられてる所が面白い。ジョージと父親との愛、ジョージと娘との愛。どれも純粋で切なくて悲しいが、この作品を見ると、ジョージの『麻薬王』としての人生も『イイか♪』と思わせるほど、皆の演技は素晴らしかった。デップだけじゃなく、とりまくキャスト全てがこの作品を最高のものに仕上げていると思う。麻薬そのものが人生を狂わせるものであると言う定義は、しっかりと伝わってはくるのだが、それ以上に、デップの演技が素晴らしく、カッコよく見えてしまうのが『麻薬撲滅運動家』から見るとマイナスポイントなのかも?苦笑