店主と客の関係問題と張り切り過ぎないご飯について | Cook&Retreat@稲村ケ崎 

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毎日料理を作る人にリフレッシュしてほしい!
そんな思いを込めたサロンを準備中!
海が見える緑あふれる場所から、日々おいしいこと・楽しいことを発信していきます。

おはようございます
 
こんな私でも時折
「あぁ、有名税ってこーゆーこと?」
って思うことがあります
 
リアルに有名なお方の
足元にも及びませんけど
 
そこは
「きっと、もっと、こんなはず!」
という妄想をプラスしての思いです
 
大変ですねぇ
 
***
 
前にブログでも書きましたけど
 
地元のちょっと顔見知りの飲食店に行くと
たまーに気まずい思いをすることもある
 
当然あちら側は「善意」や「親近感」を持って
プロとして応対してくれているので
 
そのホスピタリティには感謝なのだけど
 
単純に
勝手に
私が居心地が悪くなることがある
 
飲食業を営む人が
知り合いの店にプライベートで食べに行くときって
 
そういう思い、しないのかな?
 
 
***
 
だからと言って声高に
 
「いいえ!!私料理なんて全然作れませんから」
とか
「そもそも、料理人じゃありませんから気を遣わないでください」
 
というエクスキューズなどは
お互い時間の無駄
 
だいたい相手だって
そんな社交辞令に毛が生えたようなリアクションを
期待しているわけでもない
 
そういう意味で
 
適度にしらんぷり
いい意味で放置してくれる店を
探し求める今日この頃
 
***
 
ちょっと話は変わるけれど
 
私の持論
(あれ、言葉つかい変?GoTotトラベルみたいになってる?)
 
まぁ、私の考えとしては
 
飲食店主と客の間に
「友達付き合い」など存在しない
と思っている
 
そうは言っても
本当に気が合ったり
プライベートで遊びにいったりすることも
当然あると思うし
 
それはきっと本当に楽しいのだろうし
何も「決して仲良くしてはならぬ」
とは言っていない
 
だけどそもそも
「金を払う」「金をもらう」
と言う関係性がベースにあるのだから
 
友情とその関係性の両方を健全に保つのは
実に危ういことでもある
 
100の付き合いは
何かのきっかけで0になることもある
って
覚悟を決めておいた方がいい
 
つまり
 
深く付き合い過ぎた恋人のように
 
一番近い人は
何かあったら一番遠い人になってしまう
というもの
 
(あぁ、竹内まりあが耳元で歌ってます♪)
 
***
 
これは実際に
私の知り合いの経営者の話で
 
彼の店には
毎日通ってくれるものすごいお得意さんがいて
 
休日もグループで遊びに行くほど仲が良かった
 
それが
ある日突然パタリと来なくなった
 
何が原因か
何か失礼をしたか
と散々悩んだし
 
ラインや何やらで連絡もとってみた
 
けれど結局
 
連絡はとれなくなり
理由はわからないまま
その後来店することもなかった
 
この件ではかなり悩んだらしく
共通の知人に相談したら
 
ハッキリは言わなかったけれど
「とりあえず謝った方がいいかも・・・」
と言われて
さらに困惑した・・・と
 
当然
そのお客様は食い逃げではなく
毎回気前よく、同席した他のお客様にもおごるほど
キッチリ明瞭会計のスマートな人だったらしい
 
そうなると
毎日の売り上げを少なからず担ってくれていたお客様が
突然消えてしまったので
売上だって落ち込む
 
他の理由もあったらしいけど
 
結局閉店してしまった
 
そして
いまでも「何がいけなかったんだろうか」
というモヤモヤが残っているという
 
***
 
お客と店主の関係のみならず
恋愛関係でもそうであるように
 
好きになると相手に勝手に何かを期待する
 
それは
 
勝手に何かを期待して
「必ずそうであってくれ」と願う
 
そしてそのうちに
「そうであらねばならぬ」
と思うようになる
 
その勝手な期待を
自分で自覚できている場合もあるけど
 
大抵、時間がたつにつれて
もう自分ではわからなくなってくる
 
なんなら
「そうあるべき」の正当な理由なんて
いくらでもでてくるし
 
「それがどんなに正しいことか証明だってできる!」
・・・と強く心に湧いてくる
 
・・・
 
ま、まとめると
 
近くなりすぎるとあぶないよ
 
ってことです
 
(めんどくさくなって最後にあっさりまとめた💦)
 
 
***
 
だいたい人がどういう気持ちで付き合おうとも
大きなお世話だし
 
人には人の考えや好みがあるので
実際にあれこれ言うこともない
 
けど
そんな人をみるとちょっとドキドキする
 
別にいけなくないけど
 
「金銭授受がベースにある人間関係なんだよね」
って
 
残酷だけど
たまに思い出した方がいい
 
踏み込みすぎないように
お互い失礼がないように
 
***
 
だって
元飲食店主の立場で言わせてもらうと
 
当然お客様は一人残らず大切だし
本当にいいお客様に恵まれて
幸せをかみしめる時もある
 
だけど
 
言っておきますけど
 
一度たりとも
「友達になっちゃった❤」
って思ったことはない
 
親しくなっても友達じゃない
大切に思うけど友達じゃない
 
あくまでも
こちら側としては
 
失礼のないように
「お金をいただく」に相当するクオリティでお返ししたいし
金銭授受に関してもクリアにしておきたい
 
という「店主マインド」
見失ったことないもんなぁ・・・
 
と言う話
 
なんだか
 
あそこの店の**とこの前**に行って
とか
**ちゃん(店主)って、こんなだからさ
 
なんて話す人をみて
 
「あっち側」の心理を勝手に妄想して
ちょっと心に隙間風が吹くことがある
(杉良太郎を思い出しながら・・・)
 
 
***
 
ということで
 
昨日のリアルなひとりランチを
 
「映え」を完全無視して
 
食べたいもの
今あるもので出来るもの
冷蔵庫を片づけたい
一心で作りました
 
5分
 

 

 
たまーーーに「パンが食べたい」
と自暴自棄になることがあります
 
一人ご飯ならこれでいい
 
***
 
そして
 
夕ご飯には
 
これまた冷蔵庫の野菜一層
 
茄子をツナ缶(オイルベース)と一緒に炒めて
味付けは「一発調味料」のみ

 

 

 
マジうまでございました
 
家庭料理ってこれくらいでいい
 
そして
 
美人は3日で飽きるけど・・・じゃないけど
 
「張り切りすぎないご飯」
 
それが結局食べたくなる
ってことです
 
(あれ?例えあってる?)
 
***
 
他にも
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ではまた明日