先日4月15日は浅草橋のヒューリックホールにて16回目となる「カフェレオキャラクターコンベンション2022春」を開催しました。
2014年から年2回のペースで開催する弊社主催の商談会ですが、キャラクターグッズやホビーに関わるメーカーが一堂に会する内容はおそらく日本最大かつ唯一の商談会だと思います。
今回は59社の出展と速報レベルで約220名の全国の販売店の責任者やバイヤーの来場をいただきました。
コロナ禍での開催ということもあり出展メーカーの卓の配置の距離感や検温と消毒の徹底など感染対策も慎重に行っていますが、入場パスやパンフレットもオンラインカタログを自社開発してコロナ禍に即した改革を実施しています。
毎回開催前に簡単に全体の挨拶を実施しているのですが、今回は「コロナ禍が続く中で世界情勢の悪化も今後重ねて厳しい状況に向かうこと。すでに中国のロックダウンに伴う工場の休業で新商品の入荷が大幅に遅れていること。さらに原材料や物流費用の高騰で商品コストにも影響が予測されること。そういう逆境の中でもサブカルチャーがマーケットに元気を与え続けていきたいこと」というような事を伝えさせていただきました。
毎回多くの方と挨拶させていただきますが、今回の挨拶はみなさんから共感をいただいたみたいで、業界全体で盛り上げていこうと意気を高める話をたくさんさせてもらいました。
とはいえここ数年の傾向として商品企画の同一化と差別化による描き下ろしイラストの消耗化を個人的には危惧をしておりまして、今回挨拶をした方々に各社が得意としている企画や技術の最大化を強くお願いしました。
弊社のような中間流通業の存在意義も問われている現状の中で「卸からポップカルチャーの総合商社へ」の変革をテーマに弊社もグルーバリューに特化した動きを推進しています。
多くのお付き合い頂いている法人や担当者の方々などのステークホルダーとの広さが弊社の強みですので、今後もユーザーのみなさんのニーズに応え時にサプライズを提供する仕事を実践していきたいと思います。
今回も昼食抜きで2万歩のハードな1日でしたが現在の自分達の仕事の状況を表現するやりがいのある場となりました。
出展いただいたメーカー及び来場いただいた皆さま、及び開催に尽力してくれた弊社のすべてのスタッフに御礼を申し上げます。