90代おばばの言いたい放題 (30)アニメ・マンガ全盛時代に思うこと
今から50年以上前のことでしょうか。ある日ネクタイにスーツ姿の男性が電車の中で「少年ジャンプ」を読んでいる姿を見てびっくりしたことがあります。するとどんどんそういう姿が普通になり、世界のブックフェアはどこへ行っても日本は漫画が中心になり、文化としての漫画、アニメが定着して、映画もどんどん作られるようになりました。私たちの世代で漫画と言えば代表的なのがサザエさん。これは電車の中で読んだ記憶があります。思わず吹き出して、あわてて口を押えたこともありました。それから娘が小学校時代に読んでいた池田理代子さんの「白いトロイカ」や「ベルサイユのばら」。面白かったです。孫世代になると「進撃の巨人」と題名だけ知っています。大人になった今はもう全く興味はないようですが、別の作品に夢中になっているのか、それとももう卒業したのか、分かりません。最近評判になった「鬼滅の刃」全巻が先日泊まったホテルの図書室に置いてあったので3冊ほど借りて部屋で読みましたが1巻でお手上げ。正直どこが面白いのかわかりませんでした。年寄りにはきっと難しくて無理なんでしょうね。これだけ大勢の人たちに受けているのですから漫画文化は素晴らしいと思いますが、一つだけ気になることがあります。漫画って基本的にセリフが中心ですよね。時に解説が入るにしても小説とは違います。長い文章は出て来ないと思うので、並行して文学作品や小説を読む習慣がないと語彙や表現力が豊かにならないのではないかと、それこそ「老婆心」で思うのです。あまり漫画を読まない老人の杞憂であればそれはそれでいいのですが。アニメ映画では私が好きなのは何と言っても「トトロ」です。「耳をすませば」「魔女の宅急便」「思い出ぽろぽろ」なども好きですね。ジブリ作品はたいてい見ていますが、最近のはあまり面白いとは思いません。あくまでも個人の偏見ですのでお許しください。最近評判のゴジラとか天気の子、スズメの何とやらなど、細かい所の矛盾が目についてしまって醒めてしまいます。多分そういう見方をしてはいけないと言うことでしょうね。