みなさまこんにちは☆彡

 

おげんきでいらっしゃいますか。

 

さて、きのうはね、

だっこさんに、ファンクラブのつくりかたのアドバイスをくださったお友達の齋藤麻生さん主催の なんと 映画会!

 

ふっふっふ(-v-)v♪

 

パーフェクト・レボリューション

初日を応援に行ってきました☆彡

 

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もうほんと、わたしがここにいる自体、自分的には大革命。

 

わたし 別に車いすだからとか関係なくて

映画とか 普段だったら ぜったいに一人で見るタイプ。

ごはんもラーメン屋さんでも焼肉屋さんでもどこでも一人で入れちゃう。

ちょっと振り切れたひとり好き。

でも、麻生さんがSNSにグループを作ってくださったのを見た瞬間に、

「これだけは絶対にだれかと『見たー!』という高揚を共有したい!

何を置いても、ぜっっったいに行きたい!!!」

と思ってね。

 

「13:10に行けます!」

と、もう、即レスしてた。

 

で、なんか勢いで飛び出たー!!!(>▽<)という流れのままに

まずは ごはん会の幹事さん(・v・)

 

最初に予定していたお店がディナータイムしかやってないことに前夜に気づき、急遽、ゴジラのカフェに!

 

「ええとみなさま、とにかくゴジラを目印に

ゴジラ、ゴジラとお越しください❤」

と 言いまくる道中❤

 

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到着です!!!\(-▽ー)/

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どうでしょう このゴジラと対照的な花園のようなわたしたち❤

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大・大・大好きな歌仲間のツダユキコちゃんはじめ

ほんと綺麗で見とれちゃう、、、、というお方々にお会いでき

ほんとこの時点でもはやだいぶ満足。

 

だって伊勢と横浜とさいたまと東京が新宿で会えているんだよ?!

すごくない?映画の効果。

 

そして幸せと興奮冷めやらぬまま映画館へ、、、。(・v・)

 

<パーフェクトレボリューション>は、精神に障害をもつ風俗嬢の「ミツ」と、重度の脳性まひで生活に介助を要し、電動車いすユーザーの「クマ」の大大恋愛ストーリー。

 

そしてこの物語には、モデルがいる。

 

男性の主人公は、「障害を持つ人の恋愛や性に向けての偏見や差別をバリアフリーにする」という<障害をもつ人の性>を含む啓もう活動を行っている作家の熊篠慶彦さん。

 

ヒロインは、本当に元風俗嬢で、今は作家でありパワーブロガー。

現役バリバリの当時から

「風俗嬢の挑戦」というコーナーなどを作って、自身のブログで、

<だれもが>幸せになることを自分が実験体になって(という表現でいいのでしょうか)、日々、すごい熱量&質量で書き続けていた

子宮委員長はるちゃん。

 

まだ、「子宮」とか「風俗嬢」とか「性」とかって

 

「人前で言っちゃダメなことじゃん?」

 

って 誰もが臆していた時代。

 

でもさ 実際には たとえばだけど 子宮の病気や不妊で悩んでいるとか、性犯罪に遭ったけど言えないでいるとか

実際には性の現場にも当事者がいる のに

声を集約する窓口って 本当に どこにもなかった。

 

「話すことさえタブー」だから

ほぼ 当事者に知られていなかったと思うし

 

「世の中に 広く知られる」

なんつったら もう 何百年かかりかよ、、、、って、、、。

 

少なくとも 5、6年前まではほんとに時代がそうだったと思う。

 

それを 「障害者の性というテーマを公に語れるものにしてゆきたい」

(っていうか、障害者・健常者の前に、「人間」なんだから、

人を好きになることだって、セックスしたいことだって、あるじゃん?)

という活動を 地道に 地道に ご自身のホームページを

<熊篠の地下室>と名打ってやり続けてきたくましのさんと

 

子宮委員長はるちゃんとが最初は個々に そして出会って

 

より力を増して 

 

ほんとうに

 

時代を100年間縮めたくらい

 

変えたんだ。

 

映画のモデルとなった実際の二人、

くましのさんとはるちゃんは、お付き合いのあとお別れしてしまったけど、その後も、自身の人生への情熱の火が消えるどころか

ますますしなやかに大きく大きく拡がっていった子宮委員長はるちゃんの輝きや

二人が恋人だった間の時間が

たくさんの多くの人の心を揺り動かして 

本当に 映画ができちゃった!という「事実」を見れば

 

「これもすべて神様の計らい」としか言えないレベルで

個々の活動を天が応援しているのがわかる。

 

わたしは、そんな映画ができるまでのすべての時間と

目には見えない大きな流れ 

そこに飛び込んでいった、実際に生きて存在してる、主人公二人の 

「生きていることそれ自体に宿る神聖さ」に

ラストシーンでは 泣いてしまった。

 

すごいよ人間て。

尊くない人なんていないよ。

 

その日 その時 その瞬間

わたしは全部

全力だった

って言えたなら

 

大事じゃない日などない。

 

とても新しい、命への賛歌だこれは。

 

なんかこのことを 猛烈に全編に思った。

 

わたしは はるちゃんのブログや本については

「風俗嬢でも幸せになってやるぞと 立ち上がる!」

という背景が

 

女ひとり そして前例がなかった 

という点で

 

並べたらおこがましいかもだけど 

「進行性の筋疾患で要介助

生活保護の当事者で 

でもぜったいに 歌いたかった」

 

「障害当事者」とか「生活保護の当事者」という

 

今この時代の日本国内において

タブー視されやすい要素を持ちながら

 

「でも ぜったいに やりたいことはやりたい。

障害や生活保護という要素で

びくびくして、人におびえて

縮こまって生きてたまるか。」

 

と 生活のスタートを切った自分と被るから

 

ほんとうに 唯一 

同じ作家さんの本を全部買って全読しているファン。

 

そして くましのさんは、リアルガチの障害当事者 というところで

映画の中の たった一段の段差に困るシーンや

介助さんにシャンプーしてもらってる場面

車いすから落ちるとか

(わたし階段から車いすごと落ちたことあるのよ

前のアパートの玄関で☆彡)

「クマにとっての、フツーの日常」の描き出し方に、リアルに共感。

 

車いすユーザーの 「安全なひとり暮らし」なんて、ない。

 

でも その上で どう生きるか。

 

どんな介助さんや 時に恋人 時に仲間を

味方につけて 人生の質をより豊かにするか。

 

(うん。障害者だって、

人生は、

メシ、フロ、寝るだけではないんでね。)

という 身体性も含めた上での共感がある。

 

わたしにとって、「パーフェクト・レボリューション」は

外国のアクション・ムービーみたいに大量の爆薬も出てこないし、

宇宙船が人を殺しまくるってわけでもないのに

一段の段差が 恋が ラブ・シーンが 

それをぜんぶ含めた上での

「人間の生活」を失わないための二人の「日常」が

 

すべて 超絶アクション・ムービーであり

ジェット・コースタームービー。

 

介助さんを含めてのシーンなどは

「ああ これは 

くましのさんとはるちゃん

二人の映画でもあるけれど

リアルに極めて近い わたしの日々でもあるな」

と 1シーンずつ 手に汗握る感動を覚えました。

 

リリー・フランキーさん(どこから見ても、くましのさんにしか見えない!!!)のこの映画への深い愛。清野菜名さんの魂の爆発。

 

それから、

「介助者という仕事上、どこまでを出て、どこから引くか」という、

<他人の私生活の場所に入る>という特殊な職業の中で

時に葛藤を抱えながらも、

徹してクマとミツの味方であり続けようとする、、、

「利用者さんの行動を、あれだめ、ソレダメ!と押さえつけるおばさんヘルパーでもなく、

かと言って、白衣の天使的なイメージ先行の優しすぎる介助さんでもない。

現代の、血の通った等身大の介助さんを表情や息遣いのみでも見る人へ伝えきっていた小池栄子さん!

個人的にもう。。。。圧巻で。。。。

一緒に見たうちの介助さんが

「映画やドラマに見る<介助さんの像>としてこの映画の描き方であり小池栄子さんがぶっちぎりの(リアルに近い)一番!!!」

と絶賛をしておりました。わたしも同じ気持ちです。

 

この映画が、日本中、世界中に伝わりますように。

 

障害の種別や有無を越えて

 

「この生活ならあなたにも安全だから」という理由で

人が用意してくれたものの中で生かれて生きる日々でなく

 

自分が意志で 生きたくて生きる日々とは何か。

 

それをたくさんの人が心に思うきっかけになりますように。

 

ほんと はるちゃんや くましのさんや たくさんの 

はるちゃんを愛する素敵な個々の主人公たち

みなさんと同じ時代を生きられて幸せです。

 

なんかわたし わたしを生きてきてよかった。

って なぜか思って

映画館でも泣いたけど 家に帰ってきてもう一回泣いてしまいました。

 

↓こちらもぜひ読んで!↓

<世界は自分で創る>Happyさんのブログより”

パーフェクト・レボリューション”

 

子宮委員長はるちゃん、会えたみなさん

映画を作ってくださったみなさん

だっことこのように映画を見たり 西へ東へいつもどこでも 

旅をしてくれるわたしの家の介助さん

 

ほんとにみんな

 

ありがとうーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!

 

好きだ―!!!!!!!

 

 

FROM だっこ