皆様へ
お元気でお過ごしですか。
アメブロが超久しぶりになってしまいました。
2024年、この夏は、介助さんの募集をしていて、過ぎるのがあっという間!
もしも採用に至らなかったら、、、と、生活がかなりピンチな局面だったのですが
10代の頃からの友人がSNSから募集の呼びかけを見つけて、
介助さんとして来てくれることになりました。
よかった。
命が、先へつながりました。
さて、最近の日記に戻ります。先日、12月13日は、
芸術方面で仕事をしている弟を通じて存在を知り、
2021年の第2回目の北アルプス国際芸術祭の出展作品を見て、
大ファンになり、
今年、第3回目の芸術祭でも
ますますファンになり
いつかお会いしたい、、、とお互いに念力を送り合っていた(?)
種と芽吹きのアーティスト
蠣崎誓さんが家まで遊びに来てくださいました。

なんとまさかの、同い年、、、!!
誓さんは、作品を出展する場所の、その土地の草花の種や
花びら、綿毛、どんぐりや松ぼっくりの木の実や葉っぱ、
野菜や果物の種などなど、
地元で、たくさんの種や素材を拾い詰め、
その土地、土地の物語を取材して、
その場所の民話などを題材に、
大きな絵画を創作するアーティストさん。
モチーフの一つ一つ、船や、小鳥、ウサギやリス、魚たち、
雷鳥、カモシカ、
大町にある「塩の道」から塩を運ぶ人たちの歩などが
見つめていると、本当に今にも動き出しそう、、、、。
想像の中では全てが、アニメーションのように動いて見える、、、。
そんな不思議なパワーと、自然への尊敬の念を込めて作る誓さんの作品。

本当に、超大作なのに
(1枚を仕上げるのに1ヶ月半くらいかかるのだそうです、
種やお花などの、材料を拾い集める、準備のところからすると、もっともっとですよね)
展示が終わったら、種からは芽がでるからね
花びらなんかは土に返して
種から芽がでるものは、全部、創作展示を手伝ってくださったボランティアさんたちや、
芸術祭の主催のみなさんや、地元の方々へ、少しずつ分けて、
全て配ってしまうのだそうです。
材料の全てが自然に還るもので作られていて、芽が出て花が咲いたり実が成れば
次の春へと輪廻していく、、、。
そこまでが、ひとつの作品なんだ!という壮大なテーマ性と
「せっかく作ったんだから勿体無いからニスやフキサチーフで固めてとっとこう、、、、」
って、たぶんわたしなら考えちゃうけど
潔く全て解体、みんなに分かちあう、という潔さが本当に素敵で。
いやー、もう!ファンです!(>v<)と
愛を伝えさせていただきました。

お菓子を持ち寄ったり、
妖精を持ち寄ったり、、、お互いの不思議な体験を語り合ったり(!)
(黄色い妖精は、インドネシアの、森羅万象をなんでも編める、編み物のアーティスト・ムルヤナさんちの
MOGUSちゃん(モグちゃん。今は誓さんちにホームステイ。)
白い妖精は、画家でアーティストの柚木ミサトさんの絵から生まれた愛の妖精、よのきゅうりちゃん。
岐阜県生まれ、京都府育ち、今はだっこ家にホームステイ。)
一足早いクリスマスのおしゃべりを楽しみました。
「ポストに郵送じゃなくて、私の手で、手渡しで届けたい!」と
わざわざに来てくださった誓さんに
私も、「自分で作ったものをプレゼントしたい」と思い、
北アルプスの山々の広がる大町の景色や、
誓さんの作品を最初に見た時から
ずっと書きたかったことを歌の歌詞にしてプレゼントしたり、
制作は10年前のことですが、
写真を三好祐司さん(現在の写真家としてのお名前は三好妙心さん)
編集に、いづみさんという友人に力を分けてもらって
クラウドファンディングで応援を募って、
たくさんの仲間と一緒に作った写真詩集
「LIVE!!ー生きるほうへー」や、オリジナル曲のミニアルバムCDをお渡ししました。
(ミニアルバムCD「ファイン」にも、2011年の、3.11の大震災のすぐ後、まだ余震が日夜ものすごい時に
「先のことはどうなるかわからないけど、震災の体験から感じたこと、考えたことを、書き残そう」と
書いた歌たちが入っています)
そして、誓さんが帰ってから
自分でも、ふと、見返してみたいな、と思い、写真詩集をパラパラと見てみたのです。
そして、奥付けの日付を見た時、鳥肌が立ちました。

モノクロの撮影くださった写真家の三好さんと撮ったものなのですが、
発行日の日付、、、、。
偶然にも、2014年12月13日だったのです。

そうだ、10年前のこの日に、この本が出たんだ!!
コンサートの本番に、発売の日をぶつけたんだから、
10年前の今日は、
「千と千尋の神隠し」のテーマソング歌手
ライアー奏者で歌手の木村弓さんと、ピアニストの中川俊郎先生と、
「彩の国 ゆめコンサート」(彩の国 さいたま芸術劇場)で
コンサートのゲストにお越しいただいて、
一緒に歌わせていただいた、大きな記念日でもありました。
また、この日を目標に、木村弓さんに、詩を託し、歌っていただいた歌は、
「ふくらむいのち」。
2014年12月13日 木村弓さんオフィシャルサイトダイアリーより↓
10年後の今日は、
種と芽吹きのアーティスト 蠣崎誓さんに会えた日。
私の中の「ふくらむいのちは」、今も、すくすくと、人に会いながら成長をしている、、、と
今年もまた感じられる記念日になりました。
誓さんにお手渡しした、大町を思って、誓さんの作品の世界観を思って書いた詩は
これから、どなたの手に手に渡って
1曲の歌になるか
生まれたてほやほやの歌詞を
私も植物の種のように、芽が出て茎が伸びるように、大事に育ててゆきたいと
心が浄化される思いです。
音楽やアートは、人と人との縁を結ぶもので、
私は ほんとだれも信じてくれないけれど 本当に人見知りなので
なんとか人と話すきっかけが欲しくって詩を書いたり歌っているのですが
これからも多様な人と人とが出会うきっかけを紡ぎたい。
12月13日には魔法があるよ!
という、お話ししでした(・v・)
ちなみに七夕ライブに来てくださったALS当事者の車椅子のお姉さんと
そのスロープの乗降介助を手伝ってくれた会場ボランティアさんが
同じ誕生日、12月13日でした。
日付などの<不思議な偶然エピソード>
お持ちのかたは、ぜひ聞かせてください(・v・)
(今日はわたしが悪ノリをして、誓さんに、体験談としての怪談話もなぜかしちゃったけれど、
できれば、怖くないやつでお願いします❤️)
だっこ