三年半じっと書かずに耐えておりましたが、同じくバスク在住者の方がフランスバスクで同じような事故、同じような酷い対応をフランスでされた話を読み、私も書かずにはいられなくなりました。
アメブロのトピに選出されて1日で3500人以上の方がこの話を読んでくれたそうです。
共感されたなら少しだけ心が救われました、問題は未だ解決しておりませんが…
ただ一つ皆様に伝えたいことは、
海外旅行で保険さえ入っておけば交通事故も安心と思ってはいけないと言うことです。
私たちは隣国に住み、フランス語が出来る家族や友人を持ち、スペイン側の保険会社が友人の会社というかなり恵まれた状況でこのような状態なんです。
大変なやり取りを繰り返し、膨大な時間と労力を費やしています。ここに今回書いたのはほんのごく一部で書ききれないやり取りをしていました。
よく言われますが、交通事故は被害者がやられ損。
まさにその通りです。
大破させられた車は決して新しくはありませんでしたが、友人のお母さんがコンレチェにと言って新品同様の美しいコンディションでお値打ちに譲って下さいました。
オートマチック車でとても気に入っていたのです。
友人のお母さんが長年傷も付けずに綺麗に丁寧に乗っていた車をこんな形で失うなんて、なんだか申し訳ない気持ちで一杯です。
でも、この車のボンネット部分が長めだったことエアバックがしっかり出たことで二人とも命が救われました。
車と友人のお母さんには感謝です。
フランスでレンタカーなどを借りて運転する機会がある方がいるかも知れませんが、万が一交通事故にあった場合とてつもなく大変な事になるという事はお忘れなく。
それが例え保険に入っていても同じだという事なんです。
最後にシートベルトは本当に大切です、私の身体に出来た内出血はシートベルトの跡をくっきり残していました。
シートベルトはしっかり私の身体を強い力で守ってくれていたようです。
皆さんもシートベルトは絶対にお忘れなく!
長々と暗い話題にお付き合いありがとう御座いました。
最後に一言だけ…
フランスで交通事故には絶対に巻き込まれるな!危ない運転を見たら全力で逃げろ!