今月コンレチェの頭の中は、聖人サンティアゴの事で一杯でした、何故なら、聖人とスペイン伝統お菓子は切っても切れない関係で、 聖人を理解していないと、自分達のお菓子のルーツが分からなくなってしまうのです。
スペインの守護聖人サンティアゴ(ヤコブ)はキリストに使えた12使徒の最後の聖人、サンティアゴの死後800年の814年、スペイン北西部ガリシアで夜空に不思議な光が現われ、そこにサンティアゴの遺体を発見したと言う伝記があります。
その場所に当時のアストゥリアス王アルフォンソ二世(760-842年)の指示で最初の教会を建設した事が、サンティアゴデコンポステーラ大聖堂の始まりです。
その伝記は瞬く間にヨーロッパ全土伝わり、813年以降多くのカトリック教徒が絶え間なく訪れるカトリック教徒巡礼の聖地となったようです。
サンティアゴコンポステーラ大聖堂、大き過ぎてカメラに収まりきりませんでした。 さすがのスケールです