アスーカルボラード | スペインバスクのチョコレート屋からLA PEÑA DULCE

スペインバスクのチョコレート屋からLA PEÑA DULCE

美食の町北スペインバスクの伝統を守り続ける築500年の建物にお店を構えるチョコレートトリュフ店のお話です。スペインバスク、フランスバスクの二国に暮らす私たちのお勧めバスク情報満載です。
 

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本日は今では大変珍しいお菓子、アスーカルボラードを作っています。

ビトリアでは、既に作っているお店はないそうです。

このお菓子、作るのは大変むづかしく、高い技術が必要です。

大変ピュアな砂糖と水飴などを高温に熱し、大変スピーディーにかき混
ぜ、一気に型に流し込みます。

少しでも砂糖に不純物があったり、温度を間違えたら、写真の様には膨ら
みません。

大昔、まだジュースなどが飲まれる以前、人々はこのお菓子を持って出掛
け、川のよく冷えた水に溶かして飲んで楽しんだそうです。

今では、チョコレートを食べたあと、冷たい水にレモンを絞り、アスーカ
ルボラードを溶かして、口をすっきりさせる為に飲む人が多いそうです。

私たちのお店では、よく冷えたシャンパンに溶かして飲みます。甘めの
シャンパンが好きなコンレチェはすっかり、形の不思議さも加わって、大
好きなお菓子です。







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