エルム・スタッフのアヤネです★
昨年1月22日の核兵器禁止条約発効を受けて、
毎月22日に定期開催している「平和希求ライブ」がありますが、
それよりもずっと前から、名古屋市音楽プラザで開催してきた
「平和希求コンサート」、
カフェ・コンセール・エルムの夜ライブでの「平和希求ライブ」、
そして日仏シャンソン協会で歌を学ばれている人たちによる
「平和希求ライブ<マチネ>」………
と、エルムではこのテーマの催事を数多く行なってきました!
特に、日仏シャンソン協会教室生徒の方々による
「平和希求ライブ<マチネ>」は、
歌が大好きで、歌を歌える平和があることに感謝をして、
一人で厳選した10曲を歌うステージということで、
熱の入りようがスゴイッ
2021年はコロナでずっと開催が出来ませんでしたが、
今年に入って岩月美恵子さんが出演されたのに続いて、
今度は5月26日(木)に渡会美子さんが出演☆彡
渡会さんと言えば、
ありとあらゆるライブ・コンサート・イベント・発表会におみえになる
ご常連中のご常連様\(^o^)/
なのにッッ
所属教室の発表会以外は歌声を聴く機会がないッ(;^ω^)
歌うのも好きだけど、聴くのが大好きというマダム
うんうん、聴くのが好きってめちゃ分かる~
アヤネも、日々聴きまくっていますから
そんな渡会さんが、満を持しての<マチネ>ステージ
チケットなんて速攻なくなってしまったそうな
朝から雨が降ったりやんだり……
どうなることかとハラハラしていましたが、
皆様がお出かけになる時間帯はなんとか曇り&小雨程度
「私、晴女だから!!!」って
自信満々にいう渡会さんのポジティブさがアヤネは好き
今回は、こんなプログラムを作ってみました(≧▽≦)
渡会さんといえば、もちろんピンク
実は、ステージの数日前から練習過多による声不調が
でも、そんな時だからこそ歌い方を変えて挑む!
そう言い切って、マイナスをプラスに変えて、
さらなるレベル・アップを目指す渡会さんの真っすぐな目に、
アヤネもオロオロ心配する気持ちはどっかへ飛んで行っちゃって、
めちゃワクワクしながら本番を迎えました(●´ω`●)
ピンク・カラーを身に纏ってキャピキャピ女子なよしこちゃんは、
ステージに立つと180度キャラ変
照れ隠しの自虐ネタなんて皆無で、
いつもの名古屋弁と投げキッス攻撃キャラ(←www)
を全く感じさずに静々とステージに立ち、
ご来場いただいた方々への御礼、
ピシッとしたたたずまいと、深々としたお辞儀…
衣装は、黒のズボンスタイルでシンプルさを出しつつ、
よく見るとフリルやデザイン性のある生地で上品さが有り、
イヤリング、胸元のブローチ、ブレスレットのキラキラ感が
【今日の主役】って物語っていてカッコイイ
<平和希求ライブ>は、親子の絆や子供達の未来を守るような
心の平穏をテーマにした作品も歌われますが、
やはり中心は反戦歌。
そうなると選曲する作品によっては、重い歌い方の連続で
作品ひとつひとつに大切なメッセージが込められているにも
関わらず、似た歌唱が続く事でそれが流れて行ってしまう…
聴き手側(アヤネ)の問題かもしれませんが
渡会さんのステージの何がすごいって、
全部が、全部違って、どの立場で歌っているのか、
どの言葉を一番伝えたいのか、そういうのが伝わってくるッ
1曲目は映画音楽「サンスーシの女」。
低い音が低く聞こえないって、すごくないですか!?
息もれで逃しながら歌う歌い方でこの歌を聴くのは初めてで、
冒頭から、今日の渡会さんは一味も二味も違うって予感を
抱かせるステージで開幕!
2曲目はフォークソングから「愛する人に歌わせないで」。
“もう泣かないで、ぼうや…”の歌い出しでグッと引き込まれる!
「ぼうや」の言葉があらわす愛おしさと悲しさと慈しみと……
3文字に込められる思いが胸を打ちます(/ω\)
3曲目「死んだ女の子」。
広島で、あの夏の日、亡くなった女の子の目線で訴える平和。
淀みのない幼い声、静かなピアノの音色、広がっていく歌声が
ダイレクトにメッセージを伝えてきます!
4曲目「美しき絆」。
男性二人の友情を引き裂く戦いについて、
しっかりとした声で歌い綴っていきます。この声色の渡会さんは
アヤネ初体験!!
前の流れからのギャップで耳がステージに全集中。
5曲目「インシャラー」。
歌詞に描かれる情景が目に浮かんでくるような声色の変化、
目線・手の動き、強い怒りではなく嘆き。
この5曲のプログラム、MCはすべて歌に続く物語だけ!
記憶力頼りの作品解説でもなく、
自分と作品の共通点でもなく、
まして全く関係ない世間話では絶対なく、
話す言葉がそのまま前奏に繋がっていく感じ◎
え、本当に生徒さんそんな仕上がり具合
そこから加藤修滋さんの「ヒロシマ」「脱走兵」と続き、
後半は衣装チェンジをしてシャンソンの名曲「恋心」
気品あるマダム感漂う淡いグリーンのワンピースで、
恋の虚しさを歌い上げます!
いつもショートカットでパンツルックだから、後半の渡会さんの
さりげない女性らしさがインパクト大★
「やさしさ」は、歌詞の中の「あなた」だけをひらすらに想う
切なく寂しい気持ちを抱えた一人の女性として、
「あなた」に届けたくて歌う姿が胸を打ちます◎
そして「シャンソン」。
中日栄文化センターで歌を学ばれている渡会さんの先輩で、
闘病の末、旅立たれた女性がみえます。
クラスの皆とお茶していると、自然とその方のお名前が話の中に
出てくるくらい、彼女は仲間たちの心にずっと生きている…
彼女を想って歌う「シャンソン」は、歌に生きた女性に対する
最大限のオマージュ。
アヤネの脳裏に、彼女のまばゆい笑顔が浮かんで来ました!
普段ご自分のことをあまり語られない渡会さんですが、
プログラムの最後に語った幼少期の話。
早産でうまれ、体も小さく弱かった自分に、
ただただ育ってくれるだけで嬉しいと言った両親の言葉…
家族や友人たちへの感謝を込めた「いのちの歌」は、
会場中が大きな愛に包まれました
フィナーレは加藤修滋さんと共に「祈りを捧げて」
コーラスじゃなくって、一緒に歌うバージョンって初めて
声も伸びやかに、気持ちがパッと明るくなるステージでした
そうそう、終演後も【晴れ女】パワーで雨は降らず、
外で2ショット撮影できました(≧▽≦)
そして、お着替えが終わってちょっと一息して、
さぁ帰ろうとなった時に、雨がザーザーと降ってきました
す、すごいタイミングだ(@_@)
渡会さんの晴れ女説、かなり信憑性アリ(●´ω`●)(笑)
思ったことに一直線で、真正面から向き合って、
お喋り大好きで、エネルギーに満ちている渡会さん♪
真面目ゆえに考えすぎちゃうこともあるみたいですが、
笑顔で乗り切っていく姿がカッチョイイ
見応えのある、濃いステージに大満足なアヤネでした
第二弾、期待しちゃう~( *´艸`)
ご来場いただきました皆様、ありがとうございました