【レポ】平和希求ライブ<マチネ>Vol.27/渡会美子 | カフェ・コンセール・エルムのブログ

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名古屋市千種区吹上にあるシャンソニエ『cafe concert ELM』のスタッフブログです。
ライブ情報だけでなく、シャンソン情報、イベント情報、はたまたスタッフの小話など色々更新していきます♪

エルム・スタッフのアヤネです★

 

昨年1月22日の核兵器禁止条約発効を受けて、

毎月22日に定期開催している「平和希求ライブ」がありますが、

それよりもずっと前から、名古屋市音楽プラザで開催してきた

「平和希求コンサート」、

カフェ・コンセール・エルムの夜ライブでの「平和希求ライブ」、

そして日仏シャンソン協会で歌を学ばれている人たちによる

「平和希求ライブ<マチネ>」………

と、エルムではこのテーマの催事を数多く行なってきました!

 

 

特に、日仏シャンソン協会教室生徒の方々による

「平和希求ライブ<マチネ>」は、

歌が大好きで、歌を歌える平和があることに感謝をして、

一人で厳選した10曲を歌うステージということで、

熱の入りようがスゴイッ!!

 

2021年はコロナでずっと開催が出来ませんでしたが、

今年に入って岩月美恵子さんが出演されたのに続いて、

今度は5月26日(木)渡会美子さんが出演☆彡

 

渡会さんと言えば、

ありとあらゆるライブ・コンサート・イベント・発表会におみえになる

ご常連中のご常連様\(^o^)/

なのにッッ

所属教室の発表会以外は歌声を聴く機会がないッ(;^ω^)

歌うのも好きだけど、聴くのが大好きというマダム赤薔薇

うんうん、聴くのが好きってめちゃ分かる~にひひ

アヤネも、日々聴きまくっていますからにひひ

 

そんな渡会さんが、満を持しての<マチネ>ステージ飛び出すハート

チケットなんて速攻なくなってしまったそうなあせる

朝から雨が降ったりやんだり……

どうなることかとハラハラしていましたが、

皆様がお出かけになる時間帯はなんとか曇り&小雨程度グッド!

「私、晴女だから!!!」って

自信満々にいう渡会さんのポジティブさがアヤネは好きラブラブ!

 

今回は、こんなプログラムを作ってみました(≧▽≦)

渡会さんといえば、もちろんピンクピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇

 

 

実は、ステージの数日前から練習過多による声不調があせる

でも、そんな時だからこそ歌い方を変えて挑む!

そう言い切って、マイナスをプラスに変えて、

さらなるレベル・アップを目指す渡会さんの真っすぐな目に、

アヤネもオロオロ心配する気持ちはどっかへ飛んで行っちゃって、

めちゃワクワクしながら本番を迎えました(●´ω`●)

 

 

ピンク・カラーを身に纏ってキャピキャピ女子なよしこちゃんは、

ステージに立つと180度キャラ変アップアップアップ

照れ隠しの自虐ネタなんて皆無で、

いつもの名古屋弁と投げキッス攻撃キスマークキャラ(←www)

を全く感じさずに静々とステージに立ち、

ご来場いただいた方々への御礼、

ピシッとしたたたずまいと、深々としたお辞儀…

 

 

衣装は、黒のズボンスタイルでシンプルさを出しつつ、

よく見るとフリルやデザイン性のある生地で上品さが有り、

イヤリング、胸元のブローチ、ブレスレットのキラキラ感が

【今日の主役】って物語っていてカッコイイキラキラ

 

 

<平和希求ライブ>は、親子の絆や子供達の未来を守るような

心の平穏をテーマにした作品も歌われますが、

やはり中心は反戦歌。

そうなると選曲する作品によっては、重い歌い方の連続で

作品ひとつひとつに大切なメッセージが込められているにも

関わらず、似た歌唱が続く事でそれが流れて行ってしまう…

聴き手側(アヤネ)の問題かもしれませんがしょぼん

 

渡会さんのステージの何がすごいって、

全部が、全部違って、どの立場で歌っているのか、

どの言葉を一番伝えたいのか、そういうのが伝わってくるッビックリマーク

1曲目は映画音楽「サンスーシの女」。

低い音が低く聞こえないって、すごくないですか!?

息もれで逃しながら歌う歌い方でこの歌を聴くのは初めてで、

冒頭から、今日の渡会さんは一味も二味も違うって予感を

抱かせるステージで開幕!

2曲目はフォークソングから「愛する人に歌わせないで」。

“もう泣かないで、ぼうや…”の歌い出しでグッと引き込まれる!

「ぼうや」の言葉があらわす愛おしさと悲しさと慈しみと……

3文字に込められる思いが胸を打ちます(/ω\)

3曲目「死んだ女の子」。

広島で、あの夏の日、亡くなった女の子の目線で訴える平和。

淀みのない幼い声、静かなピアノの音色、広がっていく歌声が

ダイレクトにメッセージを伝えてきます!

4曲目「美しき絆」。

男性二人の友情を引き裂く戦いについて、

しっかりとした声で歌い綴っていきます。この声色の渡会さんは

アヤネ初体験!!

前の流れからのギャップで耳がステージに全集中。

5曲目「インシャラー」。

歌詞に描かれる情景が目に浮かんでくるような声色の変化、

目線・手の動き、強い怒りではなく嘆き。

 

 

この5曲のプログラム、MCはすべて歌に続く物語だけ!

記憶力頼りの作品解説でもなく、
自分と作品の共通点でもなく、

まして全く関係ない世間話では絶対なく、

話す言葉がそのまま前奏に繋がっていく感じ◎

え、本当に生徒さん?そんな仕上がり具合ビックリマーク

 

 

そこから加藤修滋さんの「ヒロシマ」「脱走兵」と続き、

後半は衣装チェンジをしてシャンソンの名曲「恋心」赤薔薇

気品あるマダム感漂う淡いグリーンのワンピースで、

恋の虚しさを歌い上げます!

いつもショートカットでパンツルックだから、後半の渡会さんの

さりげない女性らしさがインパクト大★

「やさしさ」は、歌詞の中の「あなた」だけをひらすらに想う

切なく寂しい気持ちを抱えた一人の女性として、

「あなた」に届けたくて歌う姿が胸を打ちます◎

そして「シャンソン」。

中日栄文化センターで歌を学ばれている渡会さんの先輩で、

闘病の末、旅立たれた女性がみえます。

クラスの皆とお茶していると、自然とその方のお名前が話の中に

出てくるくらい、彼女は仲間たちの心にずっと生きている…

彼女を想って歌う「シャンソン」は、歌に生きた女性に対する

最大限のオマージュ。

アヤネの脳裏に、彼女のまばゆい笑顔が浮かんで来ました!

普段ご自分のことをあまり語られない渡会さんですが、

プログラムの最後に語った幼少期の話。

早産でうまれ、体も小さく弱かった自分に、

ただただ育ってくれるだけで嬉しいと言った両親の言葉…

家族や友人たちへの感謝を込めた「いのちの歌」は、

会場中が大きな愛に包まれましたキラキラ

 

フィナーレは加藤修滋さんと共に「祈りを捧げて」音譜

コーラスじゃなくって、一緒に歌うバージョンって初めて!?

声も伸びやかに、気持ちがパッと明るくなるステージでしたにひひ

 

そうそう、終演後も【晴れ女】パワーで雨は降らず、

外で2ショット撮影できました(≧▽≦)

そして、お着替えが終わってちょっと一息して、

さぁ帰ろうとなった時に、雨がザーザーと降ってきました雨あせる

す、すごいタイミングだ(@_@)

渡会さんの晴れ女説、かなり信憑性アリ(●´ω`●)(笑)

 

 

思ったことに一直線で、真正面から向き合って、

お喋り大好きで、エネルギーに満ちている渡会さん♪

真面目ゆえに考えすぎちゃうこともあるみたいですが、

笑顔で乗り切っていく姿がカッチョイイクローバー

 

見応えのある、濃いステージに大満足なアヤネでした飛び出すハート

第二弾、期待しちゃう~( *´艸`)

 

ご来場いただきました皆様、ありがとうございましたアップ