エルム・スタッフのアヤネです★
昨日の雪、すごかったですね
エルム付近は、積もることはなかったけれど
ぼた雪になったり、粉雪になったり、リハーサルの時がびゅーびゅーで
もうお客様がみえる頃にはどうなることやらとめちゃ不安
毎日ニュース見てるとコロナもめちゃ不安
「それよりも不安なのは自分たちの歌だわ」
ってマジな顔して心配しているのは西尾教室有志の皆様(/・ω・)/
そう、昨日は西尾教室有志メンバーによる「アンシャンテ発表会」
西尾教室はAFJC公認シャンソン教室の中でも一番の生徒数を誇る
大人気教室でして、その中で「もっと凝ったステージしてみたい!」と
やる気満々の猛者たちが始めた濃厚ステージ( *´艸`)
それがアンシャンテ発表会♪♪♪
歌唱力の高いメンバーがたくさんいて、
色々なデュエット、コラボレーション、トークに小道具に……
毎回の盛り上がり具合ハンパないッッ
そんな楽しい楽しいコンサートに襲い掛かったのがコロナ。。。。
ソーシャル・ディスタンスの名のもとに、コラボが何も出来ない
お客様にドシドシ絡みにも行けない
それでも!!!!!!!
色々なイベントが中止・延期となる中、一昨年も去年も継続開催し、
そして今年も色々な制限がかかる中、出演者も減る中、
おまけに雪まで舞う中、歌への愛を証明するようなステージに
大きな拍手が起こりました(≧▽≦)
それでは、写真と共にレポ開始★★★
尾崎由紀子さん
“大人気の西尾教室も、高齢化とコロナのWパンチで…”
と登場するやいなやの自虐トーク(笑)
アンシャンテ発表会は、毎回この尾崎さんの絶妙なトークで開幕
トップバッターの座を射止める為に、オープニングに合いそうな歌を
わざわざ選んでいるというから驚きッΣ(・□・;)
見事当選したとのトークに、会場から祝福の拍手が
その選曲というのが「シャントゥ」
心ゆくまで歌い続けようという歌好きパワーを込めたステージに、
まるで示し合わせたようなタイミングで客席から自然と手拍子が起こりましたやはり尾崎さんのオープニングは盛り上がりますな
2部ではガラっと雰囲気を変えて「時の流れに」。
“かえらない、、、過ぎゆく時はもう、、、、かえらない”というフレーズが
滑舌の良い尾崎さんの口からこぼれるとすごくずっしりした重みを
感じます。。。。。
そして“こんなシャンソンがあるの?”って出会ってビックリした歌、
“ラ・メールのトレネの作品なの?”って知ってビックリした歌、
1曲で2度ビックリと大満足の作品「幽霊」を大熱唱(≧▽≦)
面白い歌、重い歌、心弾む歌、切ない歌、、、
どんな歌もチャレンジしたくなるポジティブゆっきーは、
今日も安定のピースサインで写真撮影です
鳥居栄子さん
尾崎さんに30代40代にまじってヨガ頑張り中とバラされた鳥居さん(笑)
そんなことは気にもせず“私は尾崎さんと正反対に暗~い歌が好き”と
アダムスファミリーさながらの呟きで笑わせます
「枯葉によせて」の“淋しい…”とか“帰らない…”の単語が雰囲気たっぷりでさすが暗い歌好き!って思いました(/ω\)
「赤い風船」を歌う前に、幼少期の思い出を語る鳥居さんの口から出た
言葉は、“私、、、、カエルとか”\(゜ロ\)(/ロ゜)/
“ヘビとか、、、、”\(゜ロ\)(/ロ゜)/
え少女時代の思い出話すんだよね?????
カエルやヘビを男友達と一緒につかむ日々
どうやら、とっても野性的……じゃなくて元気いっぱいな女の子だったそうです(笑)今はもち肌のマダムになって何より◎
後半の「ラ・ボエーム」も青春の話をしまくっていたら話が迷子に(笑)
喋っていると面白いネタの宝庫ですが、
歌い出せばすごく深くて魅惑の歌声で、
あちこちにファン急増中に違いないと思わせる、そんな歌唱でした
もちろんアヤネもファンの1人です(●´ω`●)
いつかお手製アイシングクッキー食べたいな
柘植智博さん
メンズ来た~~~~~(≧▽≦)
アンシャンテにはおちゃめオジサマがいて、いつも笑わせてくれます♪
前述の尾崎さんのトークに絡めて“高齢化の一因となっているワタシ”の発言に会場大ウケ
なかにし礼さんと同い年なんですって!!!
4回目の二十歳を軽く超えたオジサマは、スポーツをたしなむ紳士
だからこんなにピシっとしてるんですね★
前半では反戦歌「涙のベルジェ」を熱唱!インパクトのある歌い出しに、後半の優しい語りかけるような歌い方のMIXで、柘植さんワールド全開です◎
「心遥かに」も、声量をおさえつつ優しさや繊細さを感じる語尾がステキ!でも、緊張していたのか間奏中は棒立ち(笑)
そんなとこも微笑ましくみえる柘植さんのキャラ・ナイス
お喋り大好きオジサマは、OPEN前に曾孫さんの話をアヤネにしてくれました!「谷間に三つの鐘が鳴る」の“新しい命の誕生”という歌詞に、
その時のお喋りが重なって深く聴き入ってしまいました(/ω\)
すごくイイ声しているのに、すごくイイ・キャラしているのに、
何か色々忘れちゃう柘植さんのやらかしは、下を御覧ください
杉浦知恵子さん
おちゃらけキャラの柘植さんが次の人を紹介するはずなのに、
うっかりぽっかり忘れちゃった事件勃発(/・ω・)/
一人ステージに登場し、“何年もお世話してるのに名前忘れられた…”と悲しい顔の杉浦さんを前に、会場は爆笑でした(笑)
おしとやか知恵子さんは「デカーレ」に挑戦
しっかりした声と、妖艶な腰の振り方、ギャップ攻めで魅了します
いつもと違う自分は演じ歌う楽しさがあるようで杉浦さんカッコイイ
でも何となくソワソワしてる?!そんな正直なとこがキュート
後半は素の自分に戻って「懐かしの庭で」をお届けしました◎
トークでがっつり笑いをとり、会場が温かい雰囲気に包まれたところで
母への思いを込めた歌に、きっとそこにいた全員が母子の絆を強く
感じたのではないでしょうか(*^_^*)
大トリとして歌ったのは「シャンソン・メモワール」
“加藤先生、私の為に作ってくれたのかな??って思うぐらい
気持ちにぴったりの一曲です”とニッコリ笑顔で歌い出し、
しばらくすると
“やがていつかはこの身が召され…”“空の彼方へ…”“再び結ばれ…”
とつづく歌詞に感極まった杉浦さんの震える歌声に、
会場中がシーンとなりました。。。。きっと、杉浦さんの大切な人を
歌の中に感じたのだと思います◎私も、その一人です◎
どうかこの歌声が、空高く大切な人に届きます様に!
国井利勝さん
頼れるしっかりもので器用な国井さんは、アズナヴール信奉者
今回はアズナヴールの「青春という宝」、そしてエンリコ・マシアスの
「消え去りし友」をおなじみのフランス語歌唱でお届けしました
後者は戦争でなくした友を思う作品で、後者は過ぎ去った青春を思う作品。どちらも歌うにはとても難しい作品ですが、
これをフランス語で歌うってさらに難易度がアップアップ
どうやって覚えているのか聞いたら、高齢者の毎朝の写経・読経と同じように、朝起きてはフランス語を繰り返し覚えては絵に描いてイメージして…を繰り返しているというすッッッッごく真面目さん( *´艸`)
ワタシも台湾の歌にハマった時、CDを一時停止しながら耳で歌詞
覚えたなぁ~~★
国井さんは元々話し声もホワホワしているから、フランス語特有の
アとオの中間発音とかがさらっと出来ていて羨ましい
あ、アヤネは仏語じゃなくてイム語なので発音はさっぱらぴーです。
そんな国井さん、なんと後半はめ・ず・ら・し・く日本語(/・ω・)/
緊張したのか、言葉が詰まってトークが進まない
でもあら不思議、どこからともなくお助けの声が(笑)
助け合って支え合って笑いあって、アンシャンテ万歳ですね
伊藤敏博さんの「さよなら模様」の柔らかい高音もサラっと歌う
国井さんにビックリ(´っ・ω・)っ
アンシャンテ・メンバーとしては新しいのに、すでに大御所の匂いが
するBIG存在感なあるかりさん(・ω・)ノ
そりゃ1部のトリも飾りますよ「愛の幕切れ」は動きはゆっくり、
でも歌はスタッカート連発という他の誰とも違うステージで
魅せます★★そしてリハーサルで散らばりまくった羽飾りは、
動かし方を調節して本番はばっちり(´▽`*) エライ!!!
2部はジブリ映画「コクリコ坂から」より「さよならの夏」♪
懐かしいような、よく響く声で映画のシーンがよみがえります♪
衣装も赤系から青系にチェンジし、ヘアスタイルも全く違う
あるかりさんは、いつもこうした見た目の変化で楽しませてくれる
オシャレ心とサービス精神が旺盛なマダム\(^o^)/
写真撮影だって、ポーズがキマッてるでしょ
バルバラ「ミモザの島」はすっごーーーーく美しいメロディの作品★
でも歌詞は美しさやロマンティックさだけじゃない内容で、
低く、高く、歌唱力を要する名曲!!
難曲にチャレンジするあるかりさんは、持ち前の音域の広さで歌い上げますラストの「Ah Ah Ah~」ってとこ、声にハリがある人が歌うと
インパクトがあってカッコイイですよね(●´ω`●)
今回はアヤネいちおしキャラの愛子ちゃんが急きょ欠席となり、
とっても残念です(´;ω;`)
西尾アンシャンテのメンバーってね、
他の人がステージで話す内容もちゃんとわかってるし、
当日のトークもしっかり聞いているの◎
だから、たまたま同じ教室の生徒っていうのじゃなくて、
ちゃんとグループで仲間なんだなって感じるんです(*^_^*)
前の人のトークを汲んで自分の話を変えたり、
困っていたら助けてあげるし、
自分のステージに集中しつつも周りをよく見てる★
だから、アンシャンテの時間はすごく温かさを感じます
歌詞忘れた!
タイトル忘れた!
トーク内容忘れた!
もはやトークすることを忘れた!
そんな忘れただらけで大忙しのステージ(笑)
歌への愛だけは忘れない(≧▽≦)
完璧なステージじゃないけど、一生懸命なステージは見ていて
応援したくなります♪
柘植さんがね、せっせと消毒したりマイク変えたりするスタッフを見て、
「こんなに感染対策して大変だねぇ…」
「でも、コロナであれもないこれもない何もない中で、アンシャンテ
開催してくれて本当に嬉しいしありがとう!」
って言ってくれたのです!
開催するからには、やれる対策は全部しないとッッ
来場されたお客様も検温や消毒・マスクに協力してくれるし、
お喋り大好き出演者も楽屋ではシーーーーーン…
皆さんの協力があって、こうしたステージが成り立ちます!
絡みのない真面目なソロ歌唱なのに、
お客様からは「楽しかった!」と笑顔の好評
おちゃらけのおバカやったから楽しいんじゃない、
嬉しいことも、悲しいことも心が伝わるから、満たされた心が楽しいって
言葉を引き出すのだなって思います◎
そういう大事な事を思い出させてくれたアンシャンテメンバーの皆さんに感謝(*^_^*)
雪の中、ご来場いただきました皆様、ありがとうございました