エルム・スタッフのアヤネです★
めちゃめちゃ遅くなってしまいましたが、
6月14日(月)
昼下がりの音楽会Vol.6
がカフェ・コンセール・エルムで開催されました★
チラシ見てお気づきになりました………?
そう、この昼下がりの音楽会は基本的に2,3名の出演者が
毎回みえるのですが、なんと今回は、
昼下がりの音楽会<初>のソロ・ステージ
ソロってまじですごい!1時間以上1人で進行しながら歌うんです!
そんなエネルギッシュさを持つ歌姫は…
あるかり・ともさん
47年間電話交換手として勤務してきた彼女らしいオープニングから
昼下がりの音楽会Vol.6スタートです♪♪♪
トゥルルルル、、、、、トゥルルルルル、、、、、
どこからか聞こえる電話のコール音。
きっと皆様、自分の携帯かとヒヤリとしたはず。
アヤネはしました(笑)騙されたーーーーー(;´Д`)
「はい、104電話番号案内のあるかりです」と
言いながらのステージ登場に、大きな拍手が
エルムの番号案内をしてきっちり笑いをとった後は、
オリジナル曲「電話を繋いで来たのは」で幕開け
電話交換手の仕事って、24時間体制で本当に大変そう
女性が圧倒的に多い職場で、たくましく誇りをもって仕事をする姿を
描いた歌を聴きながら、あるかりさんの仕事に対する情熱を
感じました◎
そこから、出産・育児の話を展開するのですが、
赤ん坊を預けて搾乳機でお乳をしぼって…の話、めっちゃ共感
本当、働くお母さんって毎日がフル稼働で忙しすぎる!
でも、そうして育てる命への愛情はそれはそれは大きくて、
親が我が子を想う気持ちは世界共通です、と繋げながら歌うは
「幼な子フランク」。
表現方法として声はもちろんですが、身振り手振り、顔の表情
全部を詰め込んで、どの角度から見ても、どの場面から聞いても、
歌のストーリーが分かります◎
歌い終わりの後奏になってもそのスタイルを崩さないところ、
この曲をオープニングの次に組み込んだあるかりさんの思いを
ヒシヒシと感じました
そしてまた交換手の仕事の話に戻り、職場にいる女性たちの中で
一つ上の先輩への憧れトークをした後は、
ララ・ファビアンの「Je t'aime」。
歌の背景までわかっているからこそのトークで、そしてそこに反応するお客様もかなりのシャンソン通と見た
ここで、カフォンの大岩よしおさんがスティックをクルクルさせてね、
それがめちゃかっちょよかったぁぁぁぁ
牛丸健司さんのベースの低音が歌の背徳感を増して、
片桐一篤さんのピアノが女性の柔らかさと情熱を感じさせて、
この一曲は聴き入ってしまいました(/ω\)
ストールをつけたり、お花を持ったりと小道具を駆使して
メリハリをつけるあるかりさんですが、
暗闇の中で次の小道具を用意するのも一苦労(;^ω^)
羽織がうまく着れなかった時は、
諦めてもう暗いままで喋りだしちゃう、そんな潔さに乾杯
4曲目は反戦歌「美しき絆」。
それまでの歌声とはガラッとかわり、低くつぶやく語り歌を披露!
滑舌のはっきりしたあるかりさんだから、
声が小さくても言葉がはっきりと聞こえて、主人公の見ている景色が
脳裏に浮かんで来ます◎
前半を締めるのは、シャンソン教室に入ってはじめて歌ったいう
「パリ・カナイユ」
オシャレ帽子をかぶって一瞬パリジェンヌ
でもコミカルな声の調子で会場を大いに盛り上げます
ラストもばっちりとキメて、沸き起こる大拍手
そこにピアノの片桐さんがボソッと
“え~、、、、今から時間つなぎします”と言うから客席から笑い声
“きゃ~歌ってぇぇ”なんて黄色い声が聞こえた様な!?
それは軽やかにガン無視して(←w)、
ピアノ、カフォン、ベースによる「群衆」をお届けしました★
これは…フランスでもアルゼンチンでもない、オリジナルの風が吹きましたね。祭りってよりもはや夢の国のパレード曲なくらい、
ワクワク感の連続
次に来るのはどんな音?どんなリズム?どんなテンポ?
聴けば聴くほど楽しくなるひとときでした( *´艸`)
そして「シェルブールの雨傘」を聴けば、もうまじジャズバー
今はアルコールに厳しい状況だけど、きっと皆様のお手元には
エアー・ワイングラスがあったことでしょう
衣装チェンジしてからの1曲目はご自身初のカンツォーネ
なんと……「アルディラ」でイタリア語に挑戦!
1人でソロ・ステージするのも大変なのに、全く新しい試みをする
意気込みがすごいデス
いつも思うけど、あるかりさんて、音が高くても、歌詞に迷っても、
逃げない・ごまかさない。突き抜けていくから最後まで
聴いてる側も引き付けられるんですよね!
そしてトークも絶好調に、“次の歌は19歳にならなくちゃいけない!”
“ちょっと無理!あははははは!”って笑い飛ばして、
今度はなんとフランス語に挑戦
どこまでチャレンジャーなのー
「もう森へなんか行かない」を聴きながら、きっとすごく練習したんだろうなぁと思いました◎
以前の練習の時よりも格段に良くなっていました
肩をすくめたり、首をかしげたり、上目遣いしたり…うん、少女だ
冒頭から後半にかけてキャラがころころ変わって目が離せない
あるかりさんの次の曲は…「黒いワシ」。
ピアノだけの演奏で静かに歌いだして、歌声が会場中に響きます。
音が上下する難しい作品ですが、あるかりさんは裏声と地声の
切り替え方が上手いから、耳にすっと入ってきます◎
ちなみに、この歌の前のトークはずばり、
“お風呂に入った時に気づくいつ作ったのか分からない傷”について(笑)え、どんな流れよ(笑)
でもちゃんと曲紹介までたどり着くのが、あるかりさんのスゴワザ
続いてはドリームズカムトゥルーの「やさしいキスをして」!
J-POP来たーーーー
このレパートリーの広さにビックリっす
色々なジャンルの歌を歌いこなせるって、リズム感の良さがないと
出来ないですよね(^o^)/
歌謡曲と言えば片桐さんもう、ピアノがせつない。泣けてくる
続いて、青山桂子さんの訳詞で「いつものように」をお届けしました!
以前ブログで書いたけれど青山さんのこの歌はもう絶品
何度も言いたい、もう絶品
ちゃきちゃきっ娘のあるかりさんがこの歌詞をチョイスしたことも
驚きだったけど、濃いキャラを封じ込めて(笑)すっごく丁寧に
歌う姿がめちゃ印象的でした(*^。^*)
ラストは、お客様全員で楽器を持って、あるかり応援隊に大変身
きちんと曲に合わせて叩いたり、シャラシャラしたり、音をやめたり…
リハーサルもしていないのにこんなにぴたっと合うぐらい、
やっぱりシャンソン通が勢ぞろいってことですな
そんな有名シャンソンは、ずばりピアフの「ミロール」
バンドも、お客様も、みんなであるかり・ともワールドに突入して、
超・超・超・盛り上がりましたー(≧▽≦)
バンドの皆さんもおちゃめにハイ・チーズ
ヘアメイクの高橋実花さん、青山桂子さんも駆けつけて
みんなで素敵な一枚となりました
あるかりさんの好きな所、、、、
おじぎが丁寧なとこ★
オシャレなとこ★
遊び心があるとこ★
行動力があるとこ★
頭がいいとこ★←これは、バンドの皆さんも言っていました!
個性豊かで、個性強めで、個性際立つ(笑)、
つまりなんといってもキャラが濃いあるかり・ともさん(^o^)/
あるかりさんにしか出来ない、
とてもよく構成されたステージだったと思います
好評も続々と
シャンソンを始めて実はまだ数年という彼女は、
これからどんな進化を遂げていくのでしょうか
目が離せない注目の歌姫です
ご来場いただきました皆様、ありがとうございました