エルム・スタッフのアヤネです♪
コロナ中で延期を余儀なくされていた平和希求ライブ<マチネ>Vol.23が、5か月経ってようやく、ようやく開催できました
換気、検温、アルコール消毒、連絡先記入、来場者名簿…
出来る限りの感染対策をした上で、人数を制限して、
第23回目のマチネに出演したのは塩谷久美子さん★
冒頭から「やっとやっと皆様に会えた!」との喜び爆発の
「セ・シ・ボン」
エルムの照明だってカラフルに盛り上げちゃうよ
歌い終わって、「皆様、小さな声でコンニチワ」ってトークが最高
全員が「コンニチワ」って聞こえるか聞こえないかぐらいで
小さくささやくのこれだけで一体感だわ~!
シャンソンには愛をテーマにした歌がたくさんあるけれど、
切ないながらもラストハッピーエンドとなる歌をチョイスして
「愛の誕生日」
これは、好きという気持ちが伝えられないまま月日が流れ、
今ようやく伝えるチャンスが来たという内容ですがめちゃムズイ。。
でも、塩谷さんは独特のビブラートで哀愁を漂わせながら歌い、
素晴らしい歌唱でしたッッッ素敵
塩谷さんのビブラートって、すごく武器だなぁって思う。
「青春という宝」でもそれを駆使して、でも「愛の誕生日」で感じたもの
とはまた違う、悲しさがこもっていて、冒頭3曲でもう魅了されちゃう
手拍子にのって歌う「ジャヴァ」を聞けば明るい気分に
「儚い愛だとしても」は低音が難しい曲ですが、
そんなことは感じさせないしっとりとした歌いだしに歌唱力の高さを
感じました
平和希求というテーマに沿って、幼少期の思い出で語ったのは
出兵した父親との会話。。。戦争とは、平和とは、、、、
歴史的背景も交えて、トークで引き付けてからの
「ゲッティンゲン」「二つのドイツ」は
初めてシャンソンを聞く方々もスッと世界に入れたのでは
ないでしょうか!優しく、力強く、心に訴える歌唱でした◎
モーリス・ファノンの作った反戦歌「ヒロシマ」は第一声からもう目も耳も釘付けになる
アヤネ、鳥肌立ちました
塩谷さんは、自分が戦争体験者ではないけれど、
知らない世代へ伝えることの大切さを語り、多くの反戦歌を選曲。
最後は、この歌を歌うことを一番の楽しみにしてきたという
「祈りを捧げて」を加藤修滋さんのコーラスと共にお届けしました
途中で、ある絵本を朗読
何をもって平和なのかを考えられさせる内容で、
裏で聞いていてグッと胸に来ました
「朝までぐっすり眠れる」「嫌なことを嫌って言える」
「皆の前で歌が歌える」
読み上げられる文ひとつひとつに皆さん大きく頷かれていました◎
大きな拍手と花束を頂き、コンサートは大成功
最後は、塩谷さんの美しいアップ写真と、ピアニスト加藤修滋さん
との2ショット写真でーす
花束でソーシャルディスタンス(笑)
ご来場いただきました皆様、ありがとうございました