【レポ】平和希求ライブ<マチネ>vol.16 | カフェ・コンセール・エルムのブログ

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名古屋市千種区吹上にあるシャンソニエ『cafe concert ELM』のスタッフブログです。
ライブ情報だけでなく、シャンソン情報、イベント情報、はたまたスタッフの小話など色々更新していきます♪

エルム・スタッフのアヤネです!

 

8月に入り、

青山桂子さんはソロ・ライヴで平和希求をテーマに開催し、

山下花那さんは第15回平和希求ライブ<マチネ>に出演、

金山の名古屋市音楽プラザでは真路まなみさん、愛紀-yoshiki-さん、

山下花那さん、白梅さんが平和希求コンサート!

 

 

続々と平和希求関連催事が開催される中、

8月最終日の31日(土)、

第16回平和希求ライブ<マチネ>がエルムで開催されましたビックリマーク

昨年に引き続き、2回目の出演となる

いのこ福代さん&福井啓子さん★

 

当日はたくさんのお客様がお出掛け下さり、会場満席ビックリマーク

演劇の世界で活躍されているいのこさんの「一本の鉛筆」で開幕。

広島原爆投下に対する反戦歌として大切に歌われ続けている曲で、

小さな力でも世界へ発信する力となることを教えてくれる歌詞と、

心に訴えかけるいのこさんの表現力で、冒頭から引き込まれます!

 

そしていのこさんの紹介で、ステージに福井啓子さんが登場すると、

映画音楽「踊り明かそう」の軽やかなな歌声に大きな拍手キラキラ

そしてパリ・コミューンの歌として広まった今なお歌い継がれる最古の

シャンソン「さくらんぼの実る頃」を歌唱。

タンゴ調のシャンソン「小雨降る径」では、

加藤修滋さんのタンゴ・ピアノ伴奏が光り、福井さんの抑え気味な表現に悲しさを一層感じます!

 

そしてまたいのこさんが登場し、渾身の「死んだ男の残したものは」!

はっきりと耳と心に突き刺さる言葉。

通常のマチネライブでは、一人の歌手が歌い続けますが、

お二人で出演されるとこういう演出の仕方もあるので、斬新グッド!

 

加藤修滋さんもシャルル・アズナヴールの平和希求歌「美しき絆」と

オリジナル「哀しみのバタクラン~祈り・願い・叫びのレクイエム~」を

弾き語りでお届けしました◎

 

 

そして後半は、前回も出演された八竜リバティーバンドが登場アップ

“もしもあなたが戦場へ行く若者の母親だったら、娘だったら、

その人自身だったら…” ギターとベースの演奏で、福井啓子さんが

心に問いかける「もしも」、

「ラトビアの娘」ではベースのコーラスが加わり、

3人の息の合った演奏でステージを彩りましたキラキラ

 

そして平和希求歌「いのちをうたおう」を歌い終えると会場からは

割れんばかりの拍手がッッッ!!!!!!

ふと後方に目をやると、そこにはいのこさんが立っていて、

マイクを通さない芯の通った声で「宮沢賢治作、よだかの星」!

朗読をしながらステージへ移動。

客席の目はいのこさんの姿に引き付けられる………

と、ここで驚きアクシデント発生えっえっえっえっえっ

 

でもすかさず福井啓子さん&八竜リバティーバンドがフォローし、

逆に客席の雰囲気がとても温かくなるっていう、、、、、

このチームワーク、すごいッッアップアップアップ

お客様の中には、そういう演出だと思った方もみえたようで…

うん、対応力万歳★★

 

そして約20分の朗読では、

様々な声色・口調を使い分けながら宮沢賢治の世界を表現◎

ラストは八竜リバティーバンドによる「祈り」で堂々のフィナーレ!

 

朗読と歌と演奏を通じて、

感情を共有するという素晴らしいひとときキラキラ

とても家庭的なアットホーム空間になりました◎

 

ご来場いただきました皆様、ありがとうございました!!