「命のスープが美味しい」ってホント?? うま味の検証をしてみよう!
こんにちは!
「2歳~6歳さんの好き嫌いが無くなり、しつけも学べる子供料理・お菓子教室」講師の中村幸子です。
前回は、「命のスープ」は美味! しかし潰瘍性大腸炎患者の私には命のスープが苦くて飲めなかったそのワケは?でした。
美味しいはずの「命のスープ」が、様々なマイナスの想いで「苦く」感じたり、せっかくの美味しさが台無しになったら、めちゃ残念ですよね。
今回は、そもそも「命のスープ」が本当に美味しいのか!?を検証していきたいと思います。
「命のスープ」とは、甲田光雄先生が指導されていた「断食健康法」の一つ「すまし汁断食」を、私が飲みやすくアレンジしたスープのことなんです。
「命のスープ」を毎日2回飲んでも、飽きないように、美味しく飲めるように私は工夫して飲んでいました。
どういう工夫なのか?をお話しましょう。
「命のスープ」の材料は3ツ。
もともとの「すまし汁」の材料に、カツオ節を加えたものなんです。
1)昆布
2)干しシイタケ
3)カツオ節
お料理をする方は、昆布とカツオ節を使ってできるのが、和食の「一番出汁」ってご存知ですよね。
その一番出汁から作る「お澄まし」を一口味わえば、そのお店の「格」がわかる!と言われたりします。^^
その「一番出汁」のうま味を完成させるのが、干しシイタケなんです!
「命のスープ」の3材料のそれぞれの【うま味物質】が、あわさったらどうなるか?
想像してみてください!
1)昆布→ グルタミン酸
2)干しシイタケ→ グアニル酸
3)カツオ節 → イノシン酸
うま味成分1つでも十分おいしいのに、【3つのうま味成分】を掛け合わせると、相乗効果が生まれ、うま味が増す増す増す・・・!!(笑)
3つの成分の3乗!の美味しさなんです~~~!!
これで、「命のスープ」がどれだけ美味しいか! 【究極の美味さ】なんだー!ということがお分かりいただけたと思います。
【3つのうま味成分】と言いましたが、ちょっとお勉強。
【うま味】とは、5つの基本味(甘味、酸味、塩味、苦味、うま味)の一つで、独立した味を示す公式の呼び名です。
この【うま味】は、日本人が発見したものなんですよ。
・昆布からグルタミン酸を抽出
・カツオ節のうま味物質を抽出
・干しシイタケのうま味物質を抽出
それで、5つの基本味(甘味、酸味、塩味、苦味、うま味)の5つ目の【うま味】は、英語でも【umami】と呼ばれて、世界共通語となっています。
世界中のシェフが和食の「出汁」の美味しさに驚愕し、日本料理の美味さに目覚めたのが1970年代ですから、たかだか60年ほど前なんですよね。
日本人は古代から、「昆布で美味しい出汁が取れる!」と経験的に知っていました。
私達の祖先は、美味しいものを知っていて、それを食べていたんです。
つまり、日本人のDNAには、昆布のうま味成分をキャッチできるプログラムが組まれている!というわけなんです。
ちなみに、母乳にも昆布と同じグルタミン酸が含まれているので、昆布は赤ちゃんにとって美味しさと栄養のサインなんですって。
ここで最初に戻りますが、「命のスープ」を毎日2回飲んでも、飽きないよう、美味しく飲めるように私が工夫したのは、こういう点でした。
・カツオ節の量を調節する(もちろん、食物アレルギーのある方は、カツオ節を止めたほうがいいです)
アレルギーがなくても、日によって変化させたほうが、飲みやすい。
・昆布と干しシイタケとカツオ節は、できれば上質のもの、味のいいものを選ぶ。
・調味料の黒砂糖&醤油の量を代える(その日の体調によって変化さす)。
・命のスープを飲むときは、楽しいことを思い出して、ニコニコした気分でいただく。
・「この命のスープ」で、私は「生き返る」&「活き返る」「生き続ける」と念じる。
・「命のスープ」を飲めることに感謝する。
たくさんありますが、こういう点を意識すると、「命のスープ」は毎日2回飽きずに、飲めるようになります。
次回は、「旨み」と「うま味」と「umami」と「美味しさ」などの言葉の意味、定義についてお話しますね。
また、「味蕾」(みらい)について、これは舌にある「味覚センサー」のこと&子供の味覚オンチ問題について、お話しますー。お楽しみに~!
【難病潰瘍性大腸炎患者中村幸子の世界観&人生ストーリー】と題して、50日前くらいから、書いてきました。
その理由は、
潰瘍性大腸炎で苦しんでいる状態から抜け出す【やり方】があるから。
また、こういう状態から抜け出す【考え方】があるから。
私の人生のストーリーから、それらの【やり方】と【考え方】を盗んじゃってくださいね!
そして、あなたは、
をぜひ実現させてくださいね。ヽ(^o^)丿
いま苦しんでいるあなたは決して一人ではありません。
あなたのことを理解してくれる人は必ずいます!^^
ぜひ、お読みになって、なにかのキッカケをゲットしてくださいね!
23歳の時に潰瘍性大腸炎と診断されるも、47年後のいま元気に「2歳~6歳さんの為の子供料理・お菓子教室」講師をしている中村幸子でした。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。