今日の福井は
曇りのち晴れで北西の風
気温も下がる予報が出ています。
それでは、
今日も勉強中の「仏教」を少し
「善知識・菊谷隆太講師」と
「善知識・渡部隆史講師」のお二方のお話を参考に書かせて頂きます。
詳しく知りたいお方は
「You Tube」で分かりやすく
お二人が教えて下さるので
そちらでどうぞ。
『蓮如上人』の
「御文章」（門徒にあてたお手紙）
まことに死せんときは、
予てたのみおきつる妻子も、財宝も、
わが身には一つも相添うことあるべからず。
されば死出の山路のすえ、
三途の大河をば、
唯一人こそ行きなんずれ。
今まで頼りにし、力にしてきた家族も財産もお金も生き甲斐も
いよいよ死んでいく時は、何一つ、明かりにならない。
全てから見捨てられ、一人でこの世を去らねばならぬ。
何故、苦しい人生でも生きなければならないのか？
生きる意味って何だろうか？
人生には大きな波が次々とやってきます。
そこを一生懸命私たちは毎日、何故、
泳がなければならないのか？
こんな人生死んだほうがましではないのか・・・
その「人生を生きる意味」は何故”か？
その目的を「仏教」では
『親鸞聖人』は
こう仰っているそうです。
人生究極の目的は
『摂取不捨の利益』のこの身になるためですよ。
せっしゅふしゃのりやく
と、『聖人』が私達に教えているのです。
摂取不捨＝【阿弥陀仏様】に
ガチッと摂め取られ二度と崩れない
利益＝幸福
私たちは死がきても崩れない
絶対の幸福になるために
人間界に生まれてきたのですよ。
こういう幸せに、生きているただ今なれますよ。
と、教えられたのが『親鸞聖人』だそうです。
この教えを『平生業成』と言います。
平生＝生きている今
業成＝人生の大事業を成し遂げる
二度と捨てられることのない
「絶対の幸福」に
生きている今この世でなれるという事です。
生きている今の事ですよ。
早くその身になりなさいよ。
と、『親鸞聖人』は９０年間私達にこの事を
教えて下さったそうです。
それでは、
今日はここまでです。