今日も「猛暑日”」の
日本列島です
今年も８月６日「広島」と
８月９日「長崎」の
「原爆の日」がやって来ました
今日、
ネットニュースで
医師で広島大名誉教授の
鎌田七男先生の記事を見ました
先生は長年被爆者の診察や
治療に携わる一方
被爆した７８人の継続調査に取り組まれ
生涯にわたって癌の発症などに苦しむ姿を
見つめてこられたそうです
その経験から先生は
「被爆者は生涯虐待を受けている状態にある」と
核兵器の非人道性を訴えておられます
「生涯虐待を・・・」何と重いお言葉でしょうか
そして、
その原爆投下の前に訓練があった事を
皆さんはご存じですか？
それは
自機に被害が及ばないように
原爆を投下したあとに
急旋回の操縦技術を身に付けるために
形状も重さも同じ「模擬爆弾」で訓練をしたのです
本州、四国の１８都府県に合計４９発の
「模擬爆弾」を投下させて
死者４００人超え、負傷1，200人以上が
犠牲になったことも忘れてはなりません
福井県には敦賀の「東洋紡績・敦賀工場」に
長崎原爆投下の前日の8月8日に
「模擬爆弾」を落とされ
動員学徒の敦賀高等女学校の生徒や教員と
従業員ら３３人の尊い命が奪われました
体験された方々が少なくなっていく中で
戦争を2度と起さないためにも
若い方々に戦争の悲惨で愚かさの事実を
語り継いでいかなければいけないと思います