🌿 オリーブの木とは? 🌿
兵庫県尼崎市で不登校、発達障がいなど
子育ての悩みを抱える親の居場所として
現役子育て中のママ達で作った団体です。
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2021年10月14日
オリーブの木交流会『おりーぶカフェ』を開催しました
スタッフ2名、参加者5名の計7名。
保護者の方はもちろんのこと、学校現場で勤務するSSWの職員さんもご参加くださいました。
様々なお話をさせていただいたのですが、今回、特に気になった「言葉」がありました。
それは、褒めるという言葉です。
よく子育て本とかに「子どもは褒めて育てましょう」とか書かれたものもありますよね。
でも、褒められることにより、「褒められなければいけないんだ、褒められることでしか自分に価値はないんだ」そんな風に、褒められることがプレッシャーになってしんどくなる子どももいるんだよ・・・という内容のお話でした。
褒めるというのは一種の「評価」でもあるのです。
じゃあ、何も言わず放っておいたらいいのでしょうか?
それはそれで、自分のことを見てくれていない。
そんな風に子どもが捉えるてしまうことにもつながりかねません。
一体どうすればええねん!!!ですよね
これは別に上記の「答え」というわけではないのですが、ひとつの参考としてある子育て本のことを書かせていただきますね。
一時期話題となった本「嫌われる勇気」などでおなじみのアドラー心理学に基づく子育ての本なのですが、そこには
「褒める」という行為には「子どもをコントロールする」「人にどう評価されるかが問題である」「向上すること、勝つことに焦点をあてる」などの親の意図が隠されており、そういう接し方をされた子どもに予想されるのhくぁ「親の言いなりになることで自分の価値を測る」「「人をどれだけ喜ばせるかで自分の価値を測る」「人を犠牲にしてまでも先に進もうとしたり、トップに立った時だけ自分には価値があると感じる」等の結果である
という内容が書かれていました。
ちなみに、そのアドラー流子育て本では「褒める」のはNGで「勇気づけ」るのがよいと書かれており
「勇気づけ」は外面的な評価ではなく、内面的な評価とどれだけみんなの役に立ったかという貢献度に焦点を当てると書かれており、その方法としては例えば、「成果よりも努力の過程を認める」「ありのままの状態を認める」等であり、その結果、子どもは「自分で自分を認められる」「自分基準で生きられるようになる」等
なのだそうです。
私自身、子どもの成績だったり、周囲からの評価だったり、そういった外面的な部分にばかりしか見てなかったなと、我が子が不登校になって以降、自分の子育てを反省した時期があり、今回の交流会でお話が出たときにそのことを思い出し、改めて褒めることは一種の評価であるということを再認識しました。
毎回、お話をすることで、主催する私たちSTAFFも様々な気づきをいただいています。
交流会にご参加くださいました皆さま、どうもありがとうございました。
よかったらまたお話しに来てくださいね。
お待ちしております
次回開催予定
11月28日(日)
■小田北生涯学習プラザ
尼崎市潮江1丁目11-1
各回ともに
■午後1時~2時30分頃
(終了後午後4時頃までフリータイム)
■参加費 200円
■定員 15名(要予約)
小田北生涯学習プラザには駐車場はございません。
近隣に有料パーキングがございますのでお車の方はそちらをご利用下さい。