ブリーダーという悪業4(オークションのこと)再掲 | 保護猫カフェ『ねこかつ』@川越@大宮日進

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殺処分ゼロ!生体販売の根絶!を目指す保護猫カフェです。

2回目の更新です。




先日、いつものように獣医さんへ行くと、

ドアを開けた途端、

異様な悪臭に襲われました。。。




汚れた大きなキャリー。。。

汚い手で荒々しくつかみ出された仔犬5頭。




ブリーダーでした。




臭いは酷い下痢臭でした。




「○○(虫)が出てさ~、

薬飲ませたんだけど、

下痢が止まんないんだよね」




「検便してみましょうか?」と獣医さん。




「あ~、虫がいっぱいいますね。」

「○○はその薬で大丈夫だけど、

その薬じゃ落ちないのもたくさんいますよ」




自分のところで繁殖させた仔たちが

どうしてお腹の虫だらけなのか?



どれだけ不衛生な施設で

繁殖が行われているのか?




病院へ連れてくるだけ、

まだまともなブリーダーだと考えるべきなのか。。。



ブリーダーという悪業①

ブリーダーという悪業②

ブリーダーという悪業③




生体販売の根幹をなす存在として、

オークション(競り市)の存在があります。



保護猫カフェ『ねこかつ』@川越できました。



前に関わったこのブリーダーも

埼玉県内にあるオークション会場で

施設内で運よく生き残った

犬や猫たちを売りさばいていました。



刑事告発され、行政の指導が入った後も

何度も何度もオークションで取引をしていたそうです。。。




犬を殺すのは誰か ペット流通の闇 (朝日文庫)/朝日新聞出版

¥630
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朝日出版社から出ている

「犬を殺すのは誰か」の中に

オークションについての記載があります。




建物の中には、

競り人の独特の口調が

大音量で響き渡っている。




その合間を子犬や子猫の

か細い鳴き声が混じる。




檻の周囲には約150人の

普段着の男女が座っている。




たばこを吸っている人もいれば

弁当をつまんでいる人もいる。




子犬は、檻に敷かれた

新聞紙の上でガタガタと震えている。



1匹につき、短いと数十秒で買い手が決まる。

この瞬間に兄弟犬との別離が決まる。




「命をモノのように認識し、モノのように扱う場。」




「ペットオークションというシステムは

一般人の感覚では受け入れがたい」




この著書の中で

前の衆議院議員の藤野真紀子さんは、

オークションを視察した時の印象を

このように語っています。




保護猫カフェ『ねこかつ』@川越できました。

(『犬を殺すのは誰か』朝日出版社P37)




ペットショップは、

その仕入れ先のほとんどを

オークションに依存していて、




ブリーダーも出荷の半数以上が

オークション頼みになっている。




オークション経営者が大手ペットショップの顧問になり

また逆もあり、ペットショップとオークションは

一体不可分の関係になっている。




こういうシステムが存在すること自体が

不幸な犬や猫を生みだす原因になっていると

おっちゃんは思うのです。



犬を殺すのは誰か ペット流通の闇 (朝日文庫)/朝日新聞出版

¥630

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加筆・修正された文庫版も出版されています。




『さんじ』『山さん』




ご飯をいただきましたm(u_u)m





いっぱい




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