ブリーダーという悪業②(『マチルダ』のこと) | 保護猫カフェ『ねこかつ』@川越@大宮日進

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『レオン』と同じく『マチルダ』も

アメリカンカールという種類だそうです。



『レオン』と同じブリーダーからレスキューされました。



『レオン』と『マチルダ』は

同じ狭いケージに7年間閉じ込められ、

繁殖のためだけに生かされてきました。



『レオン』と同じく『マチルダ』も毛玉だらけで、

その毛玉も糞尿で固まり動くのも辛い状態でした。。。




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『マチルダ』はお客様から、

「ベロが出ていてかわいい~♪」

と良く言われます。



たしかにチャームポイントです。



ただ、これには理由があります。



7年間も無理な繁殖を続けた結果、

『マチルダ』の体はボロボロになり、カルシウムをとられ、

多くの歯ががなくなってしまったからです。



『マチルダ』のように繁殖に使われるメス猫は、

ボロボロの体になって廃棄されているようです。



『マチルダ』は

いつも少しだけヨダレを垂らしています。



「風邪をひいているんじゃないですか?」

心配されるお客様がいらっしゃいます。



『マチルダ』はレスキュー当時、酷い口内炎でした。

酷い口内炎のため、今でも痩せていて軽いですが、

その体重は半分くらいしかありませんでした。



治療はしたものの、口内炎の完治は難しく、

ヨダレがいつも少しだけ垂れてしまっています。



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でも、今は、痛みもないようで

食欲もすごくあり、いたって元気です。



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ブリーダーの下で愛情を知らずに育った

『マチルダ』も甘えん坊です。



控え目に距離をとって、

コテンコテンと転がって甘えます。



顔を近づけると、

鼻の頭をペロッと舐めてくる時もあります。


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『レオン』と『マチルダ』が

酷い状態で産まされた仔たちを

ペットショップのショーケース越しに眺めながら、



「わぁ~、アメリカンカールの仔猫だ、かわいい~!」

なんて言って喜んで買っていった人たちがいたんでしょうね。。。



買われていれば、まだ良いですが、

売れ残ってしまったら。。。



ペットショップで売れ残った仔たちがどうなるか?

少しは考えて欲しいものです。



『レオン』と『マチルダ』に

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