2023年2月5日(日)
【1月20日】
ハノイのホテルは高いです。ディエンビエンフーで宿泊したホテルが一泊1,300円くらい。それに対して,ハノイでは2,000円では宿が見つかりません。たまに安い宿を見つけるのですが,それはドミトリーの値段でした。他人がいると気を遣ってしまう店主には,けっこう辛いです。首都のハノイだと土地代が高いから,仕方がないことなんですけどね。
ホテルは,通りから細い路地を入った奥にありました。
小さな看板があり,すぐに分かりました。
えらいキレイなホテルです。フロントもしっかりしている感じです。え,これで3,000円弱やったらお得やわー。さすが,ネット予約。荷物を置き,フロントにネット予約した画像を見せます。
しばらく調べてくれていたフロントのお兄さんですが,申し訳なさそうに言います。
お客さまの宿泊予定のホテルは,ここではありません。隣のホテルです。
うわー,恥ずかし。
お詫びの言葉を述べ,そそくさと退散する店主。
Happy new year! ホテルの人が,粋な言葉を投げかけてくれました。
隣のホテルは,値段相応の造りでした。
細い!
入り口が細すぎる。人が一人やっと通れるくらいの細さとは,まさにこのことでしょう。クチトンネルに比べらたら,だいぶマシですが。
よくみたら,左側は隣のホテルの壁。それを塗って,さも空間が広がっているように見えていますが,ホテルの建物自体でいうと,向かって左側に壁はないです。よくいえば,オープンな造り。
チャイムを鳴らすと,おばあちゃんが出てきました。英語が通じないので,ジェスチャーを駆使してネット予約の画像を見せます。もうすでにお金も払っていることを伝えたいのですが,なかなか伝わりません。そこへ,英語を話せる男性が現れました。
チェックインが14時,それまでカバンを置かせて欲しいということまで伝えることができてホッとしたら,彼はお客さんでした。出発の邪魔をしてごめんなさい。そして,助けてくれてありがとうございます。
このホテルには,推定1歳くらいの猫がいます。グゥ。これはたまらん。遊びたい盛りで,こちらにも興味津々です。遊んでやりたいが,狂犬病ウィルスの恐れがあるから,むやみには近寄れんのじゃ。すまんの。
寝台バスでやってきたので,ここは一刻も早く熱いシャワーを浴びてサッパリしたいところですが,14時まで時間潰しに街を散策することにしました。
テト(ベトナムのお正月)のためでしょう,町中を走るバイクや車の数が少ないです。おかげで,歩くのも楽です。
そして,閉まっている店も目立ちます。観光客が集まるハノイの旧市街地区でこの有様ですから,ディエンビエンフーをテト前に離れてよかったと思います。
ハノイにはステキなカフェがいくつも存在します。いくつか目星をつけて,ここでのBase(よく通うカフェ)を選ぶことにします。
人の良さが溢れ出ているおじさんがやる露店のバインミーを買いました。
その後ろのカフェに入り,ここで食べてもよいか聞きます。カフェは食事を提供せずに飲み物だけの店が多いので,これまで断られたことはありません。今回も快諾してくれました。
そして,このカフェが無機質な打ちっぱなしのコンクリートの中に温かい木の温もりを感じさせるなんとも不思議なマッチ感のあるステキな空間であることに気づきます。
Gu Cofeee
今回のBaseは,ここにします。
いい店を見つけました。
【お知らせ】
海外出張から帰ってきちゃいました。現在、通常営業しています。
皆さまのお越しを,心よりお待ちしております。
Sun 8:00-14:00
Mon Closed