2023年1月26日(木)
【1月17日】
体調もやや回復し,朝食を取りに外へ出ます。
お腹にやさしいカオピヤックを食べようと思います。3年前に当時の協力隊員に連れて行ってもらった美味しい店が近くにあるのです。
ところが,なんということでしょう。店はなくなり,普通の家に戻っていました。
散策がてら,くるりと回ってみました。
3年前,タイダム族の料理を教えてくれた師匠が連れて来てくれた店は,まだ健在でした。この店は,巨大な一枚板のテーブルが3台くらいあるんです。うちにも欲しいけど,置く場所が...
師匠もこの3年の間に結婚しました。月日の流れとともに変わるのは,町だけではありません。
お腹にやさしい朝食ということで,ここはZuelaさんの西洋式の朝食にします。今回泊まったThoulasith Guesthouseさんよりワンランクお高いホテルですが,レストランを利用できるのです。
3年前はこうして食事をしていたら,いつの間にかアカ族のおばばさまたちに囲まれ,気がついたら手作りの作品群を買わされていた,なんてことがあったのに,今回は一人のおばばさまも見ませんでした。おそらく,COVID-19のために観光客が激減し,おばばさまたちも村へ戻られたことと思います。
今は村にこもって作品作りに専念し,もうしばらくすれば,また元気いっぱいのあの姿を見せてくれるのではないでしょうか。ステキな作品をいっぱい作っておいてくださいね。
代わりに,このホテルのマネージャのお兄ちゃんが話しかけてきました。
こちらに興味津々というより,お兄ちゃんの話を他人に聞かせたいようで,WhatsAppの交換に始まり,お兄ちゃんの写真をいろいろ見せられました。
外のテラス席で食事しているため寒さもあり,お腹の調子も悪いことも重なり,早々に退散します。なんだよ,これからなのにな,という感じでお勘定をしてくれました。
さて,ここで一つピンチに陥っていました。
ビザなしでラオスに入国しているため,滞在が許されるのは15日間以内なのです。
出張記録その15を読み返すと,1月7日にラオスに入国しています。ということは,遅くとも21日にラオスを出国しないと,オーバーステイになってしまうのです。
明日18日にルアンナムターを出発し,途中の町ເມືອງຂົວ(ムアンクワ)で休憩,余裕を持って20日にベトナムはĐiện Biên Phủ(ディエンビエンフー)へ行く予定でした。
ルアンナムターからディエンビエンフーへ行くバスの旅は,ネットでも地獄のバスツアーと表されるほどなのですが,途中下車してしまえば,そこまで苦痛を感じることもないでしょう。ラオ語ができれば,途中下車も乗車も難関になりません。
ところが,ここでもう一つ大きな問題にぶち当たります。
日本出発前にうちの親父さまが発した一言がきっかけでした。
1月末に帰国って,大丈夫か。ベトナムは正月じゃないのか。
まさか!ベトナムのTết(テト; 正月)は,2月上旬のはずです。
調べてみると,今年のテトは1月22日だということでした。
なんですってー!
ラオスの正月もそうなんですけど,東南アジアの正月の何が怖いって,店が軒並み休みになるんです。昔の日本の正月みたいに。いえ,現在の日本が特殊になってしまったのかもしれません。働きすぎ。
テトが近いと,ベトナム行きのバスが出発しない可能性も出てきます。
どうなる,店主?
次号を待て。
Sun 8:00-14:00
Mon Closed
年明けの営業は、2023年1月28日(土)19時~を予定しております。
また、Erica先生のサウジアラビア出張からの帰国に合わせ、『身体のセルフケア』も開催を予定しております。
2023年2月4日(土)、3月11日(土) 16:30~18:30(予定)