2023年1月25日(水)
【1月16日】
19時前,もうすっかり暗くなってから,ついにルアンナムターのバスターミナルに着きました。ここから,トゥクに乗り換えてホテルまで移動します。
ルアンナムターの町は18年前からラオスの中でも特に気に入っていて,直近は3年前に訪れているので,だいたいの土地勘はあります。ていうか,それほど入り組んだ町でもないので,すぐに覚えられます。
トゥクは一人50,000キープで高いなあとは思いますが,実は町の中心地から約10km離れているので,適切な値段と言えます。歩いたらたっぷり1時間はかかります。
トゥクには店主の他に西洋人ばかり5,6人。向かいのおじちゃんが店主のSaxを指し,それはヴァイオリンかい?と訊くので,Saxだよ,と答えると,隣のおじさんにSaxだってさ,とフランス語っぽい言葉で話していました。
おじさん,ルアンナムターには何度も来ているようで,町の中心地に着いたよ,と言うと,ああ,思い出したよと言ってました。
3年前に当時の協力隊員に紹介してもらったThoulasith Guesthouseへ。ここは当時まだ新しく,部屋の内容と値段とが見合うステキなホテルの一つだったのです。マネージャーとも仲良くなったので,久しぶりに話をするのが楽しみでした。
店主がフロントに行くと,すでに西洋人のカップルがチェックインしていました。店主がネットで部屋の値段を確認していると,そこへさっと一人の西洋人のおじさんが入り,部屋の交渉を始めました。
まあ,仕方ないです。ぐずぐずしていた店主が悪いのです。大人しく順番を待っていると,店主の番になりました。フロントのお兄ちゃんは,3年前の人とは違う人に代わっていました。残念。
最安値の部屋はもうなくなっちゃったよ。へへっ。
申し訳なさそうな顔ひとつせず,フロントのお兄ちゃんがいいます。先ほどの西洋人のおじさんが最後の一つを勝ち取ったようです。
大きめの部屋が少し値段が高くなるけど,あるぞ。どうする?
ちょっと予算を超えてしまうので違うホテルへ行こうかとも思いましたが,地獄バスで疲れていたし,重い荷物を持ってうろうろするのもしんどかったので,とりあえず部屋を見せてもらうことにしました。
3階ですが,まあ,よしとしましょう。値段の分部屋も広いし,よし,ここにする。ちなみに,部屋を見る時にお兄ちゃんはついてきませんでした。鍵だけ店主に渡し,勝手に見てこいという感じです。なあ兄ちゃん,ラオス以外のホテル業界では働けんぞ。
フロントに戻り,ここにするよと話している時に,先ほどの西洋人のおじさんがやってきました。
ごめん!友達がもう他のホテルを取っちゃたんだ。本当に申し訳ない。
だってさ。どうする?
フロントのお兄ちゃんがこちらを見ます。店主にとってはラッキーな話です。
さらにラッキーだったのは,部屋が1階にあるということです。あの重い荷物を持ち上げる必要がないのです。このお兄ちゃんが手伝ってくれることは,まずないでしょう。THE BLUE HEARTSが演歌アルバムを出すくらいあり得ない。
そして,3つ目のラッキーが待っていました。少し長くなったので,その話は次回に。
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年明けの営業は、2023年1月28日(土)19時~を予定しております。
また、Erica先生のサウジアラビア出張からの帰国に合わせ、『身体のセルフケア』も開催を予定しております。
2023年2月4日(土)、3月11日(土) 16:30~18:30(予定)