時代劇というとチャンバラのイメージなんだが、時代を
ズラす、そう考えると、俺はそっちが好きだなぁと思う。
未来へズラすのは手垢まみれ。未来がらみの異世界なん
てカテゴリーも、ラノベの世界なんだと思うしね。
過去へズラす。そうすると時代劇だったりホラーだった
り確立されたジャンルがあまた。
思うに、あまりにぶっ飛んだ世界ではリアリティに欠け
ることと、所詮ブームの範疇であって、ほどなく飽きら
れてしまうだろう。過去であってもアマテラスの昔まで
遡ると異世界になっていく。
源平合戦。戦国時代のあまた。江戸の頃ならドラマその
ほかゴマンとある。明治維新。大正。昭和であっても戦
前ならば、もはや時代劇の範疇に入るんだろう。
AIの登場で見捨てられてくサラリーマンの話なんてホラ
ーでしかない。ChatGPTをつくったOpenAIの技術者が、
このままだと人類を滅ぼすことになりかねないと警告し
た。同感だ。人を見捨てる技術など本末転倒。失業者を
増やしてどーする、バカったれ!
ま、なんてことを考えても、俺には時代劇ぐらいがハマ
ると思ってら。
たとえばアクションを書くにしろ、ゴルゴ13ぐらいまで
ならまだしも人間を描いていける。AI制御の核ミサイル
が飛び交う世界はターミネーターに任せておきたい。
Tウイルス? そっちはバイオハザードで出尽くした。
くノ一だったり女剣士だったり、あるいは庶務課のOL
だったり、やはりというべきか『女がらみ』てえのが、
俺のジャンルなんだろうと思うわけで。
タンジュンなのさ。男のことなんざ考えていたくねえ!