少子化への取り組みにつき、あっちゃこっちゃで
いろいろ言われているけれど、あまりにトンチン
カンで、笑っちゃうのは俺だけか?
消滅可能性自治体うんぬんについて南砺市の市長
は、富山県の寛容性ランキングが全国45位(恥
ずべきかなワースト3)であることを指摘し、若
い女性が市外(県外)に移った後、戻ってこない
状況を示した上で「不寛容な地域には若者は戻ら
ず移住者も定着しない。ジェンダーギャップの解
消に取り組まなければならない」
とお話になられたそうである。
うん、そやね、まさにおっしゃるとおりです。
婚外子(つまりは事実婚夫婦の子、もしくはシン
グルマザー)などいい例で、ヨーロッパでは、た
とえばフランスではおよそ60%が婚外子。婚外子
なんてあたりまえなんだよね。しかるにこの国で
は3%にも満たないわけで。
女とは『ちゃんとした結婚=法律婚』をして家族
を守り、子供を産んで育てましょうというのが通
念なわけでありまして。ハイ。
こうしたことこそ国家レベルの老害そのもの。
何が何でも男社会にしておきたいわけであり。
夫婦別姓なんてのも先進国で認めてないのは日本
ぐらいのもんでしょう。古くさい概念を一歩たり
と踏み外せなかった優等生に任せておくから、こ
ういうことになるわけですな。
もはや県内産の人材だけでどーにかしようとする
のがマチガイ。移住者(外国からの移民も含め)
をどうすれば獲得できるか。
東京では『富山人』のままあたりまえに生きてい
ける。しかるにここでは、東京人に『まずは富山
人になれ』と強要する。
郷に従え。ここに住む以上(=我らに従え)~そ
んな言葉を俺も聞いたよ。
ヤなこった!
うん、ですからね、若者がどんどんいなくなるわ
けですヨ。うんうん。