一昨年に新しい被写体を物色して飛行機撮影を始めて、
望遠域のレンズを真面目に考えるようになりました。
ポートレート撮影中心の私としては明るい大口径レンズ
に憧れがあったので一昨年には、いわゆるサンニッパを
購入(EF300mm F2.8LIS II)してみたり、
昨年には超望遠域のRF100-500mm F4.5-7.1LISを検討
したり、してみました。
で、今般、飛行機撮影や動体撮影を念頭に、新しい機材を
導入しました。
EF100-400mm F4.5-5.6 LISIIです。
Map Cameraさんで¥259,803.-
すでに時代はミラーレスのRシステム時代に移って久しく、かつ、
自身の保有しているカメラもR3、R6とRFマウント機がメインに
なっているところにEFレンズです。
中古でも良いものが出回っているので中古で購入しようかとも
思ったのですが、新品が安くなっていたので、新品購入。
と言うことで、RF100-500とも迷ったのですが、今更のように
新品でEFレンズ(2014年発売開始)を購入してしまいました。
(EF100-400 LII)
(RF100-500 L)
この両者、実は購入前にも色々調べてみたり、写りの違いなどを
見てみたりしたのですが、EF100-400とRF100-500どちらも
非常にシャープな画が撮れる。
EFが400mmまで、RFは500mmまでと超望遠域がRFが勝ります
が、すでにIII型のExtenderを持っているので+1.4x:560mm/F8、
+2x: 800mm/F11として使える。
EFはF5.6@400mmなのに、RFはF6.3@400mm, F7.1@500mm
と少し暗い、でもRシステムの高感度特性からはさほどの差ではない。
などなどと合わせて、EOS 7D Mark IIを持っているので、EFで
いいかと思って購入しました。
実は真剣に検討していたのは、RF100-300mm F2.8Lです。
でも世の中に出回ってなく、来年の夏まで入手困難とか言われて...
それならEF200-400mm/F4Lズームはどうか?とキヤノン品川や
銀座に行って試してみたりしました。写りは素晴らしいものでした
が、やはり重さがネックに。(この重さならヨンニッパかな...とも
感じました)
(追記)
購入直前に登場した(RF200-800 F6.3-9.1)ももちろん
魅力的なレンズで比較対象にしました。
しかし、飛行機撮影では800mmまでの超望遠域を常用する訳
ではなく、F値もポートレートを撮ってた私にはF9.0はいかにも
暗く感じられて魅力的ではなかったです。
高感度特性の良いR3、R6でEVFも使えるので問題は少ない
とは思いますがRF100-500/F4.5-7.1ですら暗いと思うのに、
それ以上に暗いレンズには食指が動かなかったわけです。
むしろ噂されていたRF200-500/F4.0が出ていたら
飛びついていたかもしれません。(予想価格$16,000+)
円安で高くて躊躇するかもしれませんが、悩んだと思います。
これが出なかったのでEF100-400LIIを安心して買った
と言う面もあるかもしれません。
さて、前置きが長いのはいつものこと。
届いたばかりなので、試写等もまだできていませんし、レフ機での
焦点合わせ調整などをしたところ。
なので外観のみのご紹介。まぁ、古いレンズですので皆さんよく
ご存知とは思います。
(R3に取りつけて: 100mm)
R3niアダプタでも意外にしっくり。
(400mmに伸長)
便利ズームですので、インナーズームではなく、鏡胴が伸び縮みする
タイプのレンズですが、金属鏡筒でしっかり感が心地よいです。
(100mmフードを装着)
フードにはC-PLフィルターの利用が容易になるように窓が
あいているのは便利です。
(400mmフード装着)
400mm域で伸長して、フードをつけるとかなり長いレンズに
なります。
ということで古いレンズではありますが、現役のEFレンズでも
ありますので、せいぜい使い込んで、良い写真を撮っていきたい
と思います。