2023.03.19 成田空港周辺の飛行機撮影スポットのロケハン | カイザーのブログ

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この日は午後に北風から南風に風向が変わることを天気予報で知り、

青空の広がるお天気でもあったので成田空港の春の風景に向けた

ロケハンに行ってきました。

 

まだ桜には少し早い時期ですがそのシーズンになった時の事前ロケハン

ですね。

 

(成田国際空港JPから)

1.  三里塚さくらの丘公園

超有名スポットですが、初めて来ました。

 

ここはA滑走路の南側にある公園で、小高い展望用の丘とその下に位置する

トイレ、自販機の備わる広めの駐車場からなる場所です。

 

周囲には遊具やベンチなどもあるので、飛行機を眺めながら子供と過ごす

こともでき、散策もできるような公園。

取り付け道路への交差点に信号がなく、案内看板はありますが通り過ぎて

しまいそうになるので注意が必要です。さらに取り付け道路の幅が妙に狭い

のですれ違いにも留意が必要です。

 

(1)(駐車場から丘の上を見上げる)

桜の木が周囲を囲むように植えられているので、南風の離陸機と

からめて桜を撮影するならば広角レンズでも狙っていけそうな

ロケ地でした。

 

(2)(北風下での着陸機)

EOS R3 + RF70-200mm F2.8 LIS, F7.1, 1/1250, ISO200

 

周囲は桜の木ですので、北風の場合には着陸機と絡ませることも

できそうです。今は空いているので良さげですが、桜の季節には

大勢の人がいるでしょうから、果たして思い通りの構図に収めら

れるか?絡められるか?は考えどころかもしれません。

 

(2)の写真は70mmの画角ですので、やや広めのレンズが正解かも。

 

(3) 整備区域の駐機場にいたフライング・ホヌ(A380)

EOS 7D2 + EF70-200mm F2.8 LISII+ 1.4xIII, F5.6, 1/1600, ISO200

 

 

移動して、航空科学博物館へと行きます。

 

2. 航空科学博物館

 

ここも初めて来ました。

さまざまな歴史的な展示から、飛行機技術に関するもの、空港周辺の技術

や物流の動きの展示や実際に使われていた管制塔の展示など見どころが

多い博物館です。

 

(B747の縮小模型)

 

 

(B747の断面構造実物大模型)

そうそう、2階席があって、螺旋階段で登っていたんですよ。懐かしい。

 

2000年代前半までのNY、LDN線はこのB747が主力で、2階席がビジネス

で(子供の頃はファーストだったような記憶が)、CA一人あたりの乗客

人数が少なく、こじんまりした雰囲気が好きだったので良く(ほとんど)

2階席を利用していた記憶があります。

この頃のANAのビジネスはフルフラットにはならず、JALはフラットに

なったような記憶がありますが、20年も前のことなので確かではないです。

 

B747もいつの間にかB777に切り替わり、さらにB787へと移行するので

しょうね。

 

 

(管制設備の展示)

 

そしてこの博物館の屋上部分に成田空港のA滑走路を見通せる展望デッキが

あります。

 

A滑走路(16R)のエンドからはやや東寄りにズレた場所にありますが、高さの

関係から南風での離陸する飛行機をずっと見渡せる場所としては貴重です。

 

(展望デッキからの眺め)

 

(展望デッキから屋外展示を見る)

この右の方に本来であれば富士山が見えるそうです。この日は薄くもりのため

視認できず。

 

博物館の見学をしている間に、風向きが北風から南風に変わりました。

これで展望デッキから南風に向けて離陸してくる飛行機が正面から見られます。

 

(4) 16Lから離陸する飛行機

EOS 7D2 + EF70-200mm F2.8 LISII+ 1.4xIII, F8.0, 1/1000, ISO200

 

(5) 待機中のフライング・ホヌ(A380)

EOS 7D2 + EF70-200mm F2.8 LISII+ 1.4xIII, F8.0, 1/1250, ISO200

 

先ほど三里塚さくらの丘公園から見えたA380ですね。これも二階建て機。

乗ったことはありません。現在、A380は週2便のハワイ線に運行している

ようですがそれは別の2機。3機目のこれはエンジンにカバーをかけられて、

待機中のようです。

 

このオレンジのA380とは何かと縁があるようで、工場からの初来日のとき

も、また訓練のための初離陸のときも撮影しています。

 

(6)ターミナルの奥には筑波山も見えます。

 

(7) 逆光の中離陸上昇する飛行機を追う

EOS R3 + EF24-70mm F2.8 LII, F13, 1/640, ISO200

 

16R/34Lの南側に位置するので午前中はずっと順光。昼過ぎくらいまでは

順光で撮影できます。(7)の写真はわざと広角レンズで太陽を入れてゴースト

を生じさせて撮影したもの。

 

3. 十余三東雲の丘

 

これまた有名スポットなのですが初めて訪問。

騒音防止用の土手の上に柵のある展望台が備わった公園です。足元には広め

の駐車場とトイレがあります。

 

南風の時にB滑走路(16L)の端までくる飛行機が目の前で誘導路から滑走路へ

インするところが見られるのと、着陸機のlandingが間近に見えるのが撮影

ポイントです。

 

(撮影状況)

しかし難点は、防音壁が長く視界を遮るので、飛び出してくる飛行機に

AFが合うかどうかの問題が生じるのと、タッチダウンの瞬間の場所には

電線と電柱が視界を遮るようにあるため、写真にはなりにくい点です。

 

千葉県もわざわざ公園を整備するなら、電柱ぐらい避けるように配置すれば

いいのに、中途半端です。

 

で、ここでは流し撮りぐらいしか思いつきませんでした。

 

(8) 

EOS R3 + RF70-200mm F2.8 LIS, F29, 1/40, ISO200

 

そこそこにして、日の落ちる前に次のポイントへと移動します。

 

4. さくらの山公園

 

ここは何度も訪れた場所ですので、周囲をよく見ようという感じの

ロケハンでした。河津さくらの早咲さくらが開花の終盤だったので、

これを絡めて一枚。

 

ちょっと陽が落ちてしまったので手前のさくらの花に太陽があたらず、

残念な画になってしまいました。

5分早ければ違ったのでしょうが、こればっかりは着陸機の都合というもの

で仕方ありません。

 

右側の枝はソメイヨシノの枝なので、さくらの季節にはうまく絡められれば

写真が撮れそうな感じです。

 

(参考:2022年の満開の時期の写真)

(同じく2022年の写真)

 

ということで、この日は成田空港の周辺の撮影スポットをロケハンして

回る1日でした。

 

もう1箇所、河津さくらの咲いている場所で、飛行機を絡められるロケ地

も巡ったのですが、花が見頃を過ぎていたこともあるので写真は撮らず。

またご紹介できるときもあるかと思われます。

 

 

 

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