そしてもう一つは撤退戦略です。
これは前回のブログでお話した攻勢終末点
と関連した内容かもしれません。
そしてここで言うところの撤退戦略は単に負けたから
逃げるとかではなく戦争そのものを決着させる
つまり落とし所はどの時点かを予め決めておく
ということです。
何故なら単に負けっぱなしならそんなことは必要
ないのですが、勝っているもしくは拮抗している
場合は最終的には長期戦となり国力に勝る方
に分があるわけです。
ですから攻勢終末点を考え、落とし所である
撤退戦略を決めておくことは何よりも大切です。
新規事業における場合はどちらかといえば
想定した売上げや事業展開が進まないなど
どこまで事業を継続するかその基準(期間と損益見通し)
を明確にする必要があります。
そうでないとずるずると戦線を拡大し、本業の収益も
食いつぶし会社そのものが破綻してしまうことも
あるわけです。(旧そごうなんかはそのパターンでしょう。)
ですから仮に戦争を始めた人間は必ず終わらせる準備を
はじめからやっておく必要があります。
それが最低限の理性です。
その違いが日露戦争と大東亜戦争においては
明確なものとして異なる結果を生んだのでしょう。