- 春夏秋冬/蔵王 大志
- ¥900
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百合姫 という雑誌をご存知?
その名の通り、百合、つまり女の子同士のラブを扱った雑誌の名前です。
ワタクシ、腐女子ですけども
別に男の子同士の恋愛だけ好きなわけじゃないんだ、これが。
百合も余裕で許容範囲内なんだ。
まぁ、男性向けエロ雑誌で扱われる百合とはダイブ差がありますけども。
女性向けの百合って多分
肉体的な結びつきよりも精神的な結びつきの方が強い
なんていうか、友情の延長みたいな部分があって
そして女性を傷つける存在の最たる男性が出てこないという
どこまでも美しい世界として認識されているのではと思いますねぇ。
さて、そこで百合姫。
これね、作家陣がすべて女性なんですよ。
(しかもそのほとんどがBL作家だという・・・・・・)
なので、エロもあるにはあるけど、どぎつくないw
(BLの時はわりとエロ激し目な作家さんばかりなんですけどw)
↑の「春夏秋冬」は同人時代から好きな蔵王さんの作画で
その親友の栄木さんが原作なんですね。
(ちなみに栄木さんは故竹下元首相の実孫だったりする)
この度単行本化したので購入してきました。
百合漫画やボブ漫画が普通に本屋の平台に並ぶ時代ですよ・・・・・・orz
ま、堂々と買いますけどね!
女の子は結構、友人に対する独占欲って強いと思うんですよ。
○○ちゃんの一番は自分! みたいな自負とかね。
その子に他に親しい友人がいたりしたら、その友人に嫉妬したりとか。
それが「あれ、コレって友達の好き?」って疑問に思ったりしたりして。
周りに男性がいない環境だと特にそれが助長されたりとか。
そんな少女期特有の擬似恋愛っていうか
そんな甘酸っぱさの詰まった1冊になっております。
私は平気ですが
百合の苦手な方は読まないほうがよろしい。
でも、ちょっとでも少女期に同姓に憧れを抱いた経験があったり
彼女が結婚したら取られるみたいで嫌だなあ、と思うような友人がいたら
これは結構頷けるのではないかなぁと思ったりしました。
とりあえず日光に持っていくか・・・・・・。