内田樹氏の本を読むのは本当に久しぶり。
内田氏が「撤退」について寄稿を呼びかけ、 思想、経済、政治、宗教、医学、分子生物学などの専門家やミュージシォン、キュレーター、映画監督、喫茶店主 、文筆家など15名が応じた。
内田氏が撤退と言っているのは、“具体には、この国力衰微の現実に適切に対応するということ” (まえがき)
執筆者は独自の解釈で、独自の立ち位置から論じていて、それはそれで成程と思うところはある。
撤退学とか撤退論と言われてもさっぱり分からないが・・・
本書の帯には、“持続可能な未来のために、資本主義から、市場原理から、地球環境破壊から、都市一極集中から、撤退する時が来た!”
“~ 「撤退は喫緊の論件。 撤退する日本はどうあるべきか、衆知を集めて論じるアンソロジー」”
「撤退」と言うが、やはり、いまいち分からない・・・