聖書は多様性とともに統一性の重要性を教えている。多様性のみでは、世界は断片化して無意味になる。個物は全体との関係性の中で意味をもっているからである。他方、統一性のみでは世界は等質化して、個物は無意味になる。全体主義はよろしくない。個人主義もよろしくない。

 「みんな一つでなければならない」と主張される社会に対しては、私たちは「みんな違って、みんな良い」と主張すべきである。しかし、「『みんな違って、みんな良い』でなければならない」と声高に宣伝される社会には、「いや、なんでも良いわけではない。神の定めた善悪がある。」というべきなのだ。