翡翠 5月の誕生石 | KIARAのブログ

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主に世界同時瞑想関連情報、時折気ままな話題を綴ります

翡翠は、エメラルドと並んで

5月の誕生石とされています。

こちらのブログでも過去に何度も取り上げていますが

改めてご紹介したいと思います。

 

 

 

色としては、緑色の中でも特に

「琅玕(ろうかん)」、英語でインペリアルジェイドと呼ばれるカラーが最高級とされています。

宝石質の翡翠は半透明ですが、中でも

透明度が強く、独特のテリ、とろみのある質感が特徴です。

 

また、同じ5月の誕生石であるエメラルドは

西洋や古代エジプトのイメージが強いのに対して、

翡翠の方は、東洋や中南米の宝石という印象があります。

 

 

5月の新緑を思わせる、瑞々しい緑色ですね。

 

ですが、翡翠は緑色のほかに薄紫、黒、白、赤、青など

様々な色のものがあるため、

好みの色合いの石を選ぶと良いでしょう。

 

COBRA情報による翡翠の意味は

「調和」です。

 

 

昔の中南米では黄金よりも貴重とされて高貴な人が用いたり神に捧げるのに使われ、

中国の富豪などは第一夫人に翡翠を贈り、第二夫人にダイヤモンドを贈るといわれたほど

格式の高い石です。

 

鉱物学的には主に硬玉(ジェダイト)と軟玉(ネフライト)に分けられ、

前者のほうがずっと希少で、硬度や宝飾的価値共に優れます。

宝石とみなされるのは硬玉だけなので、宝飾として入手する際には注意しましょう。

 

翡翠は古代から世界各地で不老不死の石とされて

ヒーリングやステイタスシンボルに用いられ、

魔除けやお守り、鎮魂などに使われました。

中国では五徳(仁・義・礼・智・信)を高めるとされ

日本では「豊穣・生命・再生」をもたらすと信じられたそうです。

 

 

また、翡翠は日本の国石でもあります。

新潟県糸魚川市などで産出される翡翠が有名ですね。

こちらはもちろん硬玉(ジェダイト)です。

日本独特の形状である勾玉にも、よく加工されています。

 

 

これだけ格式の高い石であることと、

日本の国石であること、

上質な翡翠は一生ものとするにふさわしいことを考え合わせると、

婚約指輪にダイヤモンド以外の宝石を選ぶ場合には

候補のうちに入れても良いかもしれませんね。

 

翡翠やその画像に接しつつ、

調和や五徳などについて考えてみませんか。