イザナミとアマテラス② | KIARAのブログ

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主に世界同時瞑想関連情報、時折気ままな話題を綴ります

イザナミとアマテラスについて調べていたら

ホツマツタヱの情報が登場したので、こちらも考えてみることにします。

 

ホツマツタヱは、ヲシテという表音文字で書かれたヲシテ文献の一つで

偽書とされている一方で、これを記紀(古事記と日本書紀)の原書とする説を

唱えている人たちもいるとのことです。

 

 

 

さて、このホツマツタヱの中で、イザナミとアマテラスは、どう描かれているでしょうか。

 

 

 

まず、アマテラスに相当する存在は

アマテルカミという名の男神とされ

讃え名を、アマテルやアマテラスなどと言われています。

 

アマテルカミは、イザナギとイザナミの間に生まれたとされています。

生まれた場所は、富士南麓のハラミノミヤという所だそうです。

 

その后たち、皇子・皇女、治世から崩御に至るまで、

Wikipediaの情報だけでも、なかなか具体的です。

 

 

日本神話に興味のあるスピリチュアル関係者などの一部に

アマテラス男神説を主張する方々がいらっしゃいますが、それは

主にこの、ホツマツタエの記述に基づいて述べておられるものと推測いたします。

 

 

 

次に、イザナミの死と黄泉の国での様子です。

 

「イサナミ尊は、ハナキネ尊が山に火を付けて山火事になるのを

防ごうと、火を司る神のカグツチを念じて祈られましたが、

火に焼かれてしまいました。」

 

イザナギは、止められたにも関わらずイザナミのなきがらに会いにいくと

それは古事記での表現と似たような状況で

イザナギは足を引きずりながら帰り、

その夜、再び(夢の中で)イザナミに会いに行くと追い返され、

黄泉比良坂(よもつひらさか)で

イザナギとイザナミは誓い合いました。

 

イザナミ

「愛しい君よ、私がこのようにしなければ

あなたは千人の民の命を日々奪うことになるでしょう」

イザナギ

「麗しい人よ、吾は

千五百人の民を増やして、民の命を奪うような過ちは

絶対にしないように誓います」と言われました。夢の中で二人が誓い合われた

 

その後、(夢から覚めて)イザナギは禊をしています。

 

 

 

こちらの解釈では、

イザナミの死因は山火事

また、人々を死なせると呪ってはいない

ということになります。

 

 

以上から、ホツマツタエの記述をまとめると、

 

アマテル(アマテラス)は男神で、イザナギとイザナミの間に生まれた

イザナミは亡くなったが、呪ってはいない

 

このようなお話となりました。

 

皆様は、どのようにお考えになりますでしょうか。