駒場高校 説明会に行ってきました | 「都立受験」のプロフェッショナル(学志舎)

塾長です。

 

村岡先生と「都立駒場高校」の説明会に参加してきました。

学志舎からは、この2年で「11名が受験し、11名が合格し、進学している学校」になります。

合格率100%です。みんなの底力に私の方が驚かされました。

 

 

特に印象に残った点についてご紹介します。

 

(1)運動好きな子は駒場へ

運動が盛んな学校というイメージはありましたが、施設を見て、納得。

特に強豪と知られるサッカー部の設備は最高です。

1年程前に完成した人工芝。素晴らしかったです。

他にも温水プール、陸上競技場、テニスコート、体操施設、トレーニングルームなどなど

充実した施設が本当に盛りだくさんで驚きました。

 

(2)生徒たちの挨拶が素晴らしい

他の学校と大きく異なるのは、挨拶です。

私たちの姿を見かけると、ほとんどの生徒が挨拶をしてくれます。

 

しかも、きちんと「立ち止まって」

 

さらには、私と村岡先生が一緒にいても、私に挨拶。

その後、村岡先生にも挨拶。

丁寧に「一人ひとりに対して」

 

帰宅時にヘッドホン付けていた子は、

「ヘッドホンを外して」挨拶。

(村岡先生曰く、大学生でもヘッドホン外さない子が多いとのこと)

 

20メートルくらい離れていても、「見かけたら、即」挨拶。

 

誰もいない廊下を歩いていると、「教室の中から」挨拶。

 

階段を下りている途中でも後ろに人の気配を感じると、「階段で足を止めて、後ろを向いて」挨拶。

 

恐れ入りました。

ここまで挨拶されると、もう「気分がいい状態」にしかなりません。

 

私の母校、防衛大を少し思い出しました。

彼らは防衛大に入校してもすぐに順応できそうです。

 

挨拶。大切ですね。

初めて会う生徒たちですが、もう高い好感度しか残りませんでした。

村岡先生とも「この子達、どこでも働けますね」と話し、上機嫌で帰宅した次第です。

 

校長先生に個別にお聞きする機会がありましたので、挨拶について疑問をぶつけてみました。

「彼らの挨拶は先生方が指導されておられるのですか?」と。

 

それに対するお答えは、次の通りでした。

「生徒たちが自主的にやっています。運動部が関東大会や全国大会に出場する中で、強豪校と呼ばれる学校ほど挨拶がしっかりされている様子を体感して、学校内でもやるようになったようです。そして、その伝統が先輩から後輩に受け継がれているのです。」

 

この答えにも驚きました。

あれほどきちんとした挨拶を、先生方が指導しなくてもできるなんて!

感動です。

 

窓からは、駅の反対側にある「東大」が見えます。

しかし、校長先生のお話の中に東大を目指すぞ!という雰囲気は全くありません。

メッセージは「第一志望をあきらめるな」でした。

駒場の子は仲が良すぎて、大学選びの際に、友達のことを意識する傾向があるようです。

(これもまた、いい話)

 

また2人の卒塾生にも会うことができました。

2人とも百人一首部に入部し、初心者部門で優勝など素晴らしい結果を残していました。

充実した高校生活を送っている様子を見て、私たちも本当に嬉しい気分になりました。

(校内には、いろいろな部活の関東大会出場、全国大会出場、優勝など張り紙がたくさんありました!)

 

日比谷、西、国立、新宿。

この1学期に足を運んだ学校。卒塾生から聞いていたとおり、どの学校も素晴らしい学校でした。

それぞれの学校に特徴があり、良さがあります。これは、迷いますね。

 

それにしても、最後にこの駒場高校で締めくくることができて、本当に良かったです。

気になる方はぜひ、足を運んでみて下さい。

 

【告知】

7/9(月)には今春、駒場高校に合格した6人が学志舎へ来てくれます。(先日、メールをもらいました)彼らの話を聞くのが今から楽しみですね。