内申点を真摯に受け入れる。そして、前へ。 | 「都立受験」のプロフェッショナル(学志舎)

内申に関する記事です。参考にされて下さい。

 

https://www.dailyshincho.jp/article/2017/11271453/

 

内申に関して、公平感を求めることは非常に難しい問題です。ただ当日のテストは皆、同じ土俵に立てるわけですから、そこで「最高のパフォーマンスを発揮するためにできることは何か?」を常に自分に問いかけ、前へ進んでいきましょう。

 

☆合格体験記(2017 都立三鷹中:伊藤くん)

ここでは私が学志舎で学び、得たことを書かせていただきたいと思います。少しでもお役に立てれば幸いです。そもそも私がなぜ、都立三鷹中に通いたいと考えたのかというと、それは水泳を続けたかったためでした。私は6年間水泳を続けており、中学校でも続けていきたいと考えていました。しかし、公立の中学校に水泳部はなく、受験をしない限り水泳を続けることができませんでした。そのため受験をすることにしたのですが、そこに学力という壁が立ち塞がりました。

 

三鷹中学は、7人か8人に1人しか合格することはできず、必然的に勉強ができなければなりません。そこで塾に通うことに決め、探した結果見つかったのが学志舎でした。

 

小学5年生の春、学志舎に初めて入ったとき、私はまるで戦場のようだと感じました。私の考えていたような楽しい空気などはなく、張り詰めた空気の中、中学3年生の方たちがひたすらに問題を解いている姿が目に飛び込んできました。この環境でこれから自分もがんばっていくんだと考えると、不安とともに期待も感じていました。

 

具体的に勉強法としては、6年生の春から中学受験に向けた授業が始まりました。南多摩の過去問から始まったのですが、都立中の問題は普通の問題とは違うため、まったくできませんでした。しかし、そのような問題も布施先生が1つひとつ解説してくださることで理解していくことができました。さらに、解き方を自分なりに整理し、まとめておくと、2周目をする際にもすぐに解くことができるようになります。教わったことを、形を変え、自分に取り入れることが成長につながると思います。

 

作文については、書き上げるごとに添削をするということが大切だったのではないかと思います。どこが間違っているのかを知ることで糧になり、量をこなすことで経験になると思います。私は受験までの1年間で、プリント45回分、ノート2冊分の作文を仕上げました。そうすることによって、作文力が鍛えられ、高得点を出せるようになるのではないかと思います。「作文1つを25分以内に書く」、これを1つの目標にして練習すると良いと思います。

 

そして、模試ではそれまでやってきたことがそのまま結果に出ると思います。私は6月の模試では早めからやってきたこともあってか、「偏差値65.5」だったのですが、その結果に満足してしまい、自習をあまりしなかったこともあり、9月では「偏差値54.7」になってしまいました。しかし、ここから1日1つ作文を書き、提出することで、苦手だった作文を克服できるように努力しました。中には3回ほど再提出をした作文もありましたが、それでも諦めずにやり抜くという姿勢を大切にして努力していきました。作文は合格の生命線とも言えるため、間違いが1つもなくなるまで極めることが大切だと思います。そして10月に模試では、前回よりも大きく増加し「偏差値65.2」になりました。都立のやり方に慣れることが高得点をとるカギになると思います。その後、また気を抜いてしまい、11月には「偏差値65.0」になってしまいましたが、受験間近の12月には「偏差値61.6」と何とか持ち直すことができました。気持ちとそれまでにやっていたことが結果には正直に出るので、最後まで気を抜かないことも大切になると思います。

 

学志舎で実際に起こったこととして、9月の公中検模試の結果を受け取ったときのことが挙げられると思います。そのときの私は、渡された結果を見て呆然としていたのですが、そんなときに布施先生がおっしゃった言葉は、「でも、これで危機感ができたから、これからのがんばりにつなげることができる」ということでした。これは、「もう合格なんてできないのではないか」とも考え始めていた私を驚愕させました。低い偏差値をとってしまったことは、悪いことなどではなく、良いことだとおっしゃいました。このことを聞くことで、私は持ち直すことができ、次の模試につなげることができました。

 

そして、私が最も伝えたいことは、合格するためには「なぜその学校に合格したいのか」を明確にすることと、「そのためにできる最大限のことを当然だと思ってやる」ということが重要だということです。そして、このことを私は学志舎に1年間通うことで学ぶことができました。布施先生がそれぞれの足りないところを教えてくださることで、自分に足りないものを効率よく吸収していくことができました。また、布施先生が話す内容には学ぶべき点がいくつもあり、自分が成長させていくのを強く感じることができました。学志舎に通ったことで、私の人間としての大半の部分を見直すことができました。これまで熱く指導してくださった布施先生、受験をするまでずっと支えてくれた家族、お互い高め合うことのできた仲間、ありがとうございました。どれだけの感謝をしてもし足りないと思います。そして、ここまで読んでくださった方、まことにありがとうございました。

 
 

◎親御様メッセージ(2017 都立三鷹中)

本人の都立三鷹中等教育学校(以下三鷹中)に受験したいという強い希望があり、小5の春に入塾させて頂きました。今思えば小5から通塾してよかったと思います。初めての通塾でペースをつかむのに約4カ月かかったようです。しかし、布施先生が授業中興味深いお話をして下さったり、時には近所のスーパーに生徒皆で買い物したり(アイスを食べたり)するなどの体験授業もあり、学志舎に行く度に大好きになっていきました。

 

小6になっても最初はのんびりペース、宿題をこなす程度のことしかしていません。夏休み頃から本格的に受験勉強がスタートしました。午前中に学志舎で自習か学校プール、午後講習と自習、週一に夕方スイミングという生活でした。かなりハードな生活でしたが、自習中に同じ教室で中学生の授業を聞けるのが楽しい、中3生が頑張っているのを見て「自分も頑張らなきゃ」と毎日自習に通っていました。

 

9月模試の成績が低下、特に作文の結果がふるいませんでした。そこで次の模試まで作文特訓が始まりました。多分他塾では行われないであろう程(先生の負担が半端ない)の手厚い作文指導です。しかし布施先生大好きの息子は音を上げず取り組み、たった2週間の特訓で作文満点を取りました。この結果を見て、益々布施先生を信じついていくと決心したようでした。

 

9月以降も毎日自習に行きました。ただし家ではほとんど勉強せず、ゲームや読書等してくつろいでいました。想像ですが学志舎で集中してやりきっているので、無理のない生活を過ごせたのだと思います。

 

2月1日、聖徳学院の適性検査型試験を受験しました。内容は今までの三鷹中の過去問と傾向が違い戸惑った様です。しかし、本番の三鷹中試験で傾向が変わっても問題をよく読む、慌てず全力をつくすことが大事だと再認識できて良い経験になりました。

 

受験当日、布施先生を信じてここまでやりきったから結果がどうあれ悔いはないと、それほど緊張せず受験に望むことができました。受験において尊敬できる指導者のもと、指導内容を素直に実行することはとても重要だと思います。試験当日も布施先生の言葉を心に留め、迷わなかったことが合格につながったのではと思います。

 

小5から2年間学志舎で学び、息子はとても成長しました。飛躍的に思考力、論理力が伸び、作文力は大人になっても生きる大きな財産です。卒塾する事に親子とも耐えがたい寂しさを感じています。布施先生には感謝する以外、言葉がありません。本当にありがとうございました。布施先生と皆様の今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。