合格体験記(2015 国立1) | 「都立受験」のプロフェッショナル(学志舎)

☆合格体験記(2015 国立:高野さん)

 

私が学志舎に入塾したのは、中3の7月の夏期講習からでした。それまでの私は部活を優先させ、勉強は中間や期末の前に少しだけする、というような生活を送っていました。中3も間近になり、少しずつ志望校を調べ始めるうち、国立高校に強い憧れをもちました。しかし、国立高校は都立のトップ校であるため、独学で受験に挑むことに対して、不安を感じていました。そこで私は以前、尊敬する先輩から「学志舎というすごい塾がある。」とお聞きしたことがあったので、そのことを思い出し体験授業に参加させて頂きました。体験授業で私は、塾生1人1人の意識の高さや先生の熱意などの塾内の雰囲気に圧倒され、学志舎で懸命に勉強すれば、志望校に合格できるかもしれないと思い、入塾することを決めました。体験授業の時、布施先生から、学志舎の素晴らしい卒塾生のお話を聞き、私も卒塾生の方々を真似て、毎日学志舎に通い続けました。学志舎に通い続ける中で、布施先生から頂いた「東大生の勉強法」や「東大理Ⅲの合格体験記」などの資料や、とても参考になる卒塾生のお話により、独自の勉強法を確立することが出来たと思いますので、紹介させて頂きます。

 

私は、とにかく問題をこなしました。予想問題もかなりの量を解き、国立高校以外の自校作成校の過去問も何度も解きました。多くの問題に触れることで、問題傾向やパターンなども掴めるようになりました。

 

【国語】

大問ごとにおおまかな時間を決めて、時間で区切って問題を解くようにしました。そうすることで、国語の独自の時間配分が確立できたと思います。また、記述では、問題としっかり対応させて、落ち着いて解答するということを意識しました。直しの時には、選択肢問題の場合、「○○」(※部外秘)を確かめることで、問題文の理解に努めました。

 

【数学】

「○○」(※部外秘)は、確実に取るようにしました。その為、布施先生が作って下さった、「○○」(※部外秘)を何度も繰り返し解きました。数学は、布施先生の教えの「情報の整理」が何より大切だと思うので、問題文に書かれていることは、すぐに図に書き込むクセをつけました。また、証明問題では「等しい角度などを丸やバツで置き換えること」は図が見やすくなると思うのでオススメです。言われてみるとすごく単純なことのようですが、こうした細かいところを大切にして下さい。「神は細部に宿る」です。学志舎に入塾する前は、数学は私の苦手科目であり、自校作成校の問題は私には解くことができない、と思っていました。しかし、学志舎に入塾し、布施先生のわかりやすく詳しい解説によって、「私にも数学が解ける。」と自信がつき、数学の楽しさが分かりました。また布施先生が、数学を苦手科目と決め付けるのではなく、数学から逃げないことの大切さを教えてくださったため、私にとって数学は最も好きな得意科目となりました。

 

【英語】

絶対に「○○」(※部外秘)が大切だと思います。自校作成校の問題は、「○○」(※部外秘)の力を養いました。初めて、自校作成校の英語を解いた時には、英文を読み終えることが出来ず、点数も10点台と本当に悔しい思いをしました。しかし、毎日継続した「○○」(※部外秘)の成果があり、入試当日はスムーズに英文を理解することができました。また自校作成校の問題では40~50字程度の英作文の問題が出題されます。私は英作文があまり得意ではなく、主語や述語の組み立てが上手くできず、不安がありました。そんな時、布施先生が「英作文は文構成を身につける上で最も効果的であり、難しいもの。でもこれをきっちりと身につけると英作文の問題だけでなく、他の並び替え問題や抜き出し問題にも対応できる。最後の関門であり手ごわいけれど、前へ進んでいこう。」と話された言葉に励まされながら、冬休みにかなりの数の英作文プリントにチャレンジしました。クラスの皆で競い合うようにこなすことで、段々と英文の構成が分かるようになり、間違えた問題の直しをすると、新たに連語なども学ぶことができました。そして布施先生の言われたとおり、書き換え問題にも対応することができるようになりました。ですから、英作文の特訓は英文の構成を理解する上で最も効果的であると思います。

 

【理科】

理科の過去問の解説冊子は図が少なく、ほとんどを文章で解説しているため、少し分かりにくい部分があります。しかし、布施先生は解説の冊子に書いてある文章の内容をシンプルな図で示して下さったため、理解しやすく、とても分かりやすかったということを覚えています。そして選択肢の一つ一つを必ず確かめていき、別の問題集に見直しができるように書き込んでいく授業をされていたため、確実に知識を定着させることができました。

 

【社会】

社会は布施先生の教えから正解の選択肢以外の選択肢も重視していきました。布施先生の指導を受ける前の私は正解した問題は○つけをして終わりといった感じでした。しかし、「○○」(※部外秘)「○○」(※部外秘)といった教えを受け、選択肢に付随する様々な情報(年号、時代、地名など)を明確にするクセがつきました。そのおかげで100を超える年号を覚えることができ、歴史の流れや位置関係などもつかめるようになりました。さらに社会では記述問題が出題されますが、その攻略には多くの資料の中から必要な部分を判断する力が大切になります。布施先生の記述の解説では問題文で問われていることが何なのか?ポイントはいくつあるのか?といったことを冷静に見極めると同時に必要となる資料を判断し、色分けで区別し、ポイントを要約して下さったため、記述問題の本質を外すことなく、きちんと理解し、表現する力がつきました。また理社で共通することとして、先生から頂いたプリントを何度も繰り返すことを大切にしました。そして予想問題を数多く解き、間違えた問題にチェックを入れ、入試前の一週間はチェックの入っている問題の解き直しをし、知識の定着に努めました。自校作成校を受験する人は、どうしても、国数英の3教科を重要視してしまいがちですが、理社も同じ点数配分であり、大きな得点源となりますので、入試前に焦らないように、コツコツ勉強することが大切だと思います。私の場合は過去問を含め、「○○」(※部外秘)は取り組みました。このことは私の大きな、大きな自信となりましたし、布施先生から「これまでで君が一番問題を解いた。本当に凄い努力だと思う。」と言われた時は本当に嬉しかったのを覚えています。

 

以上が5教科のおおまかな勉強法です。あとは、毎日学志舎で勉強しながら先生と相談し、独自の勉強法を確立してほしいと思います。参考になれば幸いです。

 

一時期、私は、受験に対する不安で、押しつぶされそうになったことがありました。その時に布施先生とお話をし、自分が不安に思っていることに対してアドバイスを頂き、また、布施先生の「国立高校を目指す人の中でも、学志舎の僕たちほど勉強している人はそうそういない。」という言葉に強く励まされました。布施先生からは119ノート(週に一回の交換ノート)でも何度も「執念」という言葉を頂戴し、「執念を持ち、国立高校に絶対合格する!」という強い気持ちが芽生えました。私は正月の初日の出を国立高校の校門の前で見たり、布施先生に勧められた、受験前に「合格体験記」を先に書くことで気分を盛り上げていきました。

 

学志舎では、受験に向けての対策はもちろんのこと、勉強に対してあるべき本当の姿勢を学ぶことができます。ですから、志望校に入学して終わりではなく、これから先の大学受験などにも、学志舎で培った力を活かしていくことができると思います。私は高校受験で、後悔のない取り組みができ、「自分はここまでの努力ができる」という大きな自信がつきました。自分の中のハードルが高くなったと思います。ですから、高校生になっても自分の中のハードルをさらに上げていく努力が絶対に出来ると思います。学志舎に入塾すると、今までとは全く違う自分をみつけることができます。ですから多くの人に、学志舎で180°変わった自分を発見する体験をしてみてほしいです。

 

合格発表の日、嬉しいことがありました。それは学志舎の卒塾生で1つ上の青山先輩が休み時間に私に会いに来て下さり、合格を一緒に喜んで下さったことです。青山先輩は入塾以来、ことあるごとに私の質問や悩み事に一つ一つ丁寧にアドバイスをして下さった方です。ですから、お世話になった青山先輩に合格の報告ができたことは、私にとって嬉しいことでした。

 

最後に、いつも近くにいて下さり、厳しく時には優しく指導して下さった布施先生、様々なアドバイスを下さった卒塾生の先輩、集中した環境を作り出してくれた学志舎の皆、そして、私を支え続けてくれた家族、本当に感謝しています。ありがとうございました。

 

以上が私の合格体験記です。布施先生を信じ、毎日学志舎に通い、目標に向けて、自分が納得できる最大限の努力をしてください。これからは、卒塾生として私もできる限り応援していきますので、国立高校を目指す人は気軽に相談して下さい。後輩が誕生するのを楽しみにしています。

 

◎親御様メッセージ(2015 国立:高野様)

 

「私、国立高校に入りたい。」

思いもしなかったことを娘が口にしたのは、中3を目前に控えた春休みのことでした。部活中心の毎日・・・塾は行きたくないからと、通信教材を用いての家庭学習のみで過ごしてきた2年間でした。返答に困る私に、「入りたい塾があるの。学志舎っていうところ。」入試を終えたばかりの尊敬する先輩に相談する機会があり、「今から入るなら、絶対に学志舎がいいと思う!」と勧められたとのことでした。見事、都立トップ校に合格したにも関わらず、ご自身が通われた塾ではなく学志舎を勧めることを不思議に思うと同時に、どんな塾なのかとても興味深く思いました。

 

中3になり部活も集大成の時期、入塾するタイミングもつかめず悩んでいた5月、電気がついていた学志舎を突然訪問してしまいました。布施先生は私の思いをしっかり聞いてくださり、私の疑問や質問には、先生独自に分析されたデータ資料で丁寧に説明してくださいました。すぐに布施先生の素晴らしい人間性、加えてとても有能な方であることがわかり、この先生にお任せしたいと思いました。相談の結果、入塾は部活を全力でやり終えてからということになりました。そして7/21に部活を引退し、7/25の夏期講習初日から娘の学志舎通いがスタートしました。 

 

布施先生が私におっしゃったことは、「僕に任せてください。とにかく塾に来させてください。親御さんはただ見守ってあげてください。美味しいご飯を作ってあげてください。」というものでした。私は言われた通り何も言わず見守り続けました。

 

入塾から2ヶ月足らずで初めての模試を受けました。結果は国立高校80%安全圏。布施先生の指導力に驚き、学志舎は本当にすごい塾なのだと実感しました。私は布施先生と娘をとことん信じ抜こうと決めました。入塾してからの7ヶ月間、塾が開いている時間目一杯、娘は学志舎で過ごし、必死に努力を続けることができました。これは的確な指導をしてくださる信頼できる布施先生、共に刺激し合える仲間たち、温かく見守ってくださる憧れの先輩方、欲すれば欲するだけ提供してくださった理想の学習環境があったからできたことだと思います。

 

全力で突っ走ってきた娘でしたが、一時期フォローの術がないほど落ち込んだ時期がありました。ちょうど入試1ヶ月前のことでした。冬休み中、1日13時間以上にも及ぶ学習に取り組み、一番結果を出したかった最後の模試で、望むラインに届かなかったことが原因でした。トップスピードで走ってきただけに、ちょっとしたブレーキがかなりのダメージになってしまったようでした。どうしたらいいか迷う私は、布施先生に連絡をとり、その数時間後にはすぐ面談という迅速な対応をしていただき、先生の助言のおかげで娘は気持ちを立て直すことができました。そしてこれを機に精神的にもまた一段強くなり、ラストスパートをかけたように感じられました。

 

入試の1週間前、娘はラスト1週間の学習スケジュールを紙に書いていました。私も、入試当日娘を送り出すまでの1週間のスケジュールを紙に書きました。入試が終わってから発表までの間、私は掲示板にある娘の受験番号を常にイメージしました。喜びいっぱいの娘の顔、布施先生の笑顔。強く、強く、とにかくイメージし続けました。

 

そして発表の日。

大勢の受験生が押し寄せる掲示板の前。数メートル後から娘を見守っていた私の目に、人垣のわずかな隙間から娘の受験番号が飛び込んできたのです!まさにイメージ通りでした。

そして抱き合って喜ぶ私たち親子のすぐそばには、布施先生の温かい笑顔がありました。

 

布施先生、本当にありがとうございました。

この学志舎で志高く、共に頑張り抜いた仲間たちは、お互いの大切な宝物ですね。これからも布施先生の情熱的なご指導、学志舎を愛する卒塾生達の応援、目標高く努力を続ける在塾生達のしっかりしたスクラムにより、学志舎はますます大きく発展していくことと思います。

 

『一生忘れられない出会い』が学志舎にはありました。