合格体験記(2017 駒場5) | 「都立受験」のプロフェッショナル(学志舎)

☆合格体験記(2017 駒場5:小谷さん)

 
 

私は兄が通っていたことがきっかけで、中学2年の11月に学志舎の体験授業に伺いました。噂では聞いていましたが、そこで見た光景は予想を超える衝撃的なものでした。黙々と勉強している中3生の先輩方や、誰一人として私語をせず授業前に自習している同級生の姿には本当に圧倒されました。それまで様々な塾の体験授業に行きましたが、周りの人のレベルの高さ、静かな自習環境、そして塾長先生による授業のスピードや質の高さ、どれを取っても初めての事でした。そのような環境には多少の戸惑いはありましたが、「ここでなら成長ができる!!」と思ったため、学志舎への入塾を決めました。私は学志舎でなければ駒場高校に合格することはできなかったと思います。ここでは私が第一志望校に合格するまでの体験を書かせて頂きます。拙い文ではありますが、ご一読頂けると幸いです。

 

 

私が学志舎に入塾して変わった事は、勉強に対する意識です。それまで私は、「勉強は才能」だと思っていました。そのため、努力をせずいつも定期テストは400点前後、内申もオール4あるかどうかという状態でした。しかし、学志舎に入塾してその概念は覆されました。それまで学志舎の人達はいつも学校で成績上位にいたため、元々の頭が良いのだろうと思っていました。けれどもそれは間違いでした。彼らはその“才能”以上に“努力”をしていました。そこで私は、「勉強は才能ではなく、勉強をし続け努力することが才能だということに気づきました。そして、“努力”で受験に立ち向かって行こうと決めました。

8月の中頃まで、吹奏楽コンクールに向けての練習があったため、夏期講習の前半は朝から一日中塾に行くことはできませんでした。しかし、部活の一日練習が終わってからの数時間や夏期講習の後半からは勉強に身を入れたため、9月の模試では5教科偏差値68、駒場高校の志望者の中では2位の成績、そして合格可能性は80%を超えました。十分とも言える模試の結果でしたが、そこから様々な問題点や改善点が見つかりました。

 

 

1つ目は内申が低かったことです。中3年1学期の5教科は19で、オール4も無い成績でした。そこで私は定期テストに対する勉強方法と授業態度の改善を行いました。まず、テスト勉強については、国立高校に合格した先輩が作ってくださった資料を参考にしてワークだけでなく、教科書、資料集、プリントを隅々まで確認しました。その時には、重要事項に暗記ペンでマークをし、赤シートで隠せるようにしました。また、提出物はルーズリーフに2周目、3周目をやり、それを一緒に提出したり、豆知識を書いたりしました。授業態度に関しては、とにかく授業を楽しむことをモットーにしました。ノートにも黒板に書かれた内容のみを写すのではなく、先生の余談も空いたスペースに書きました。また私がもっとも力を入れた体育は体を動かすことを楽しみ、ボール拾いや後片付けなども積極的に行いました。このようなことが奏功して2学期は5教科21、9教科41を取ることができました。つまり実技科目の4科はオール5。実技が2倍となる都立入試で大きな武器となりました。もう一つの問題点は数学です。9月の模試での偏差値は66でしたが、それまでにやってきた過去問は70点前後をさまよっていました。そこで塾長先生に頂いた「関数プリント」や「規則性の問題プリント」をできるまでに何度も解きました。また、「平面図形の問題」は解説を見ずに1回、その3時間後に1回、翌日に、4日後に・・・と間を空けて解き、確実に定着させました。冬期講習からの毎日があっという間でした。冬期講習は一番長い日で朝8時から夜10時まで、平日の自習は5時から10時半まで勉強し、友達からの「勉強しすぎ」、「気持ち悪い」という言葉さえも喜びとなりました。入試当日も「自分ほど努力した人はここにはいない!!」と自信を持って挑むことができました。

 

 

私の駒場高校合格は、塾長先生のお力添えが無くては成し遂げられなかったと思います。私が冒頭にもお伝えしたように、様々な塾の体験に行きました。どの塾でも「頑張っても都立の中堅上位校にしか行けないだろうね。」と言われていました。しかし、119ノート(塾長先生との交換ノート)で私が駒場高校に行きたいとお伝えすると、「志望校決定おめでとう!これから頑張っていこう。」と前向きな言葉をかけて下さりました。塾長先生はいつもポジティヴであり、絶対にお世辞を言わない方でした。塾長先生が「大丈夫!!」と言って下さったからこそ、偏差値が下がったときも落ち込まず、平常心を保つことができました。また、塾長先生の防衛大学やリクルートでの体験談はとても面白く、今後の人生で役に立つものが多かったです。

 

 

私は学志舎で自分の「当たり前レベル」を上げることができました。それは人間的にも学習面的にもです。一つ余談を書かせて頂きます。私は入試当日、駒場高校までの道中で祖母からもらったお気に入りのお守りを落としてしまいました。試験中も少し気にかけていましたが、帰りに駅に連絡したところ、小学生の男の子がそれを拾って届けてくれていました。もちろん、今まで努力してきた自分の実力もありますが、その子のおかげで、何か合格への一押しができたのではないかと思います。この合格は私一人で勝ち取ったものではありません。塾長先生、塾の仲間、家族、そしてこの男の子・・・。沢山の方に支えられての合格であったと思います。学志舎の後輩へ。合格には、その志望校に行きたいという想いと、努力が重要です。私は元日に駒場高校へご来光を見に行き、また「受験番号1番」をとりました。とにかく、その学校に行きたい想いを勉強にぶつけてみて下さい。そして、塾長先生を信じて下さい。拙文ではありましたが、お読みいただきありがとうございました。

 

 

【塾長補足】先日、開示された当日点を教えて頂きました。結果は「5科445点」素晴らしい点数だと思います。学校の定期テスト以上に取れましたね。本当に頑張りが実を結んで良かったですね。思いきり、駒場高校での学校生活を楽しんで下さい。