合格体験記(2016 三鷹中) | 「都立受験」のプロフェッショナル(学志舎)

☆合格体験記(2016 三鷹中:後藤さん)

 

私が三鷹中等教育学校の受験を決めたのは、5年生の6月頃です。母と学校見学に行った際、生徒の方達がとてもいきいきとしておられ、充実されている様子を感じました。そして、「この学校に入りたい!」と強く思うようになりました。

 

 

それからは塾の宿題を自分から取り組み、直しまでやりきるようにしました。しかし、だんだんと宿題が面倒になってきて、自分から取り組まなくなっていきました。母に言われて宿題を解いたり、自習に行ったりしていました。それが5年生の終わりまで続いていました。そんな時、布施先生が「僕が大切にしていることは何だと思う?それは自分から勉強をする姿勢だ。」とおっしゃられました。私は、この言葉を聞いて、自分の中でもその姿勢を大切にしていかなければならないと思いました。そして、教室に入ったらテキストをさっと出し、自習をダラダラと行わず、集中できるようになりました。

 

 

6年生の夏頃、私はもっと多くの問題を解きたいと思い、新しい問題をどんどん解くようにしました。しかし、その結果、一つ一つの問題の理解が浅くなってしまいました。さらに、丸つけや直しの手を抜いてしまいました。ある日、授業で一度やった問題をもう一度解くことがありました。私は復習をしていなかったため、以前と同じ所を間違えてしまいました。先生は、「自信をつけるためには、自分一人の力でできるまでやりきることが大切だ。」とおっしゃいました。それからは、一つの問題を完全に理解できるまで、きちんと時間を取るようにし、前よりも自習の時間を長くしていきました。

 

 

冬頃になると、過去問をクラスで一番速く解くことができることや自習に早い時間から来ることができるようになるとうれしくなってきました。そして成績も上がり、勉強が楽しくなってきました。また、布施先生から「君なら合格できると思う。」と言われ、私のやる気がドンドン上がり、作文も算数も好きになっていきました。

 

 

しかし、最後の模試ではこれまでより悪い成績になってしまいました。私は、自信を失い、何を勉強すれば良いのか分からなくなってしまいました。そんな時、布施先生に「後藤さんならここから巻き返せるから、僕は大丈夫だと思っている。君はその自信がある?」と聞かれました。私は、「はい。」と答え、受験本番までもっと勉強して、強い自信をつけていこうと思いました。そして、自習をさらに増やし、多くの問題を丁寧に解いていきました。そのことで、自信を取り戻すことができたと思います。

 

 

2月3日の本番は、母ほどは緊張しませんでした。受験生の多さにおどろきましたが、「私ならできる!」と思っていました。そのため、模試の時と同じように落ち着いて始めることができました。作文の字数が変わり、少しあせってしまいましたが、休けい時間に切りかえをし、後悔をせずに適性検査に取り組むことができました。どちらのテストも自分の力を出し切れたと感じました。そして、今まで苦しいこともあったけれど、学志舎でがんばってきて良かったと思いました。

 

 

合格だと分かった時、私の胸は達成感であふれていました。今までで一番うれしかったです。私は学志舎以外の塾にも短期講習などで教わったことがありました。そこは楽しかったり、1対1で教えてもらえたりしました。しかし、学志舎はおもしろく、分かりやすい授業で学ぶことができました。そして、ここにしかないものとして「集中できる雰囲気」がありました。このような場所で勉強できたからこそ、私はここまで成長することができたのだと思います。

 

 

最後に、分かりやすく、熱心な指導とやる気を出すきっかけを与えて下さった布施先生、そして学志舎に入塾させてくれて、ずっと応援してくれた家族、本当にありがとうございました。私にとって、この受験のことは、「一生忘れられない宝物」です。