合格体験記(2016 西 ※推薦合格) | 「都立受験」のプロフェッショナル(学志舎)

☆合格体験記(2016 西:埴村くん ※推薦合格)

 

私は兄の影響を強く受け、中1の初夏に入塾しました。中3の夏に塾を探していた兄がいくつかの塾を訪れた結果、「学志舎が一番良かった。」と言っていました。また父は「塾長が海上自衛隊出身ならば、人としても成長できる」と確信を持って語っていました。そんな学志舎について私が体験したことをお伝えさせて頂きたいと思います。

 

 

まずは布施先生との出会いです。この出会いにより、私の生き方や考え方は確実に変わりました。その理由は、「布施先生と接したから」、ただこれだけです。しかし、このことが非常に大きなポイントです。勉強から日常生活、そして今後の人生において大切にすべき考え方を沢山教えて下さいました。例えば、「違う結果が欲しいのなら、違う行動をするしかない。」「テストの前に、テスト、テスト、テスト。」などがあります。学志舎の塾生でこれらの言葉を聞いたことがない人はいないと思います。また、布施先生の人との繋がりにも尊敬せざるを得ないものがあります。東大理Ⅲに主席合格された方のお話や前職のリクルート社の方々からのお話など、人生まだ15年しか生きていない私達にとって、とても貴重な体験談や失敗談を聞くことができました。これにより、私は確実に変わりました。もし今、塾をお探しの方や学志舎に興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非体験授業にお越し下さい。通わないともったいないとまで思います。

 

に学習面についてです。まず、私が中1の時のことですが、お恥ずかしい話、学志舎の最高の自習環境をあまり活用していませんでした。当然、素内申は36、定期テストでは400点ギリギリ到達といったものでした。そんな中、私にある思いが生じました。それは「中3から学志舎に通った兄よりも、中1から学志舎に通っている自分の方が、上の学校に合格しなければいけない。」という思いでした。このことは当時の私の成績では非常に厳しいものでしたが、私は覚悟を決め、自習するようになりました。その結果、学年末テストでは450点を超えることができました。学志舎の最高の自習環境を言葉で表現することは難しいのですが、私を含めた塾生の仲間達の成績こそが「最高」という言葉を示してくれていると思います。また、自習には正しい自習の作法があります。それについては、自分自身で感じてみて下さい。

 

 

その後、私が中2の時にある出来事がありました。それは布施先生からのお誘いでアメフト観戦をしたことです。その時、都立西高校に在学されていた卒塾生の先輩も一緒に観戦しました。この観戦をきっかけに私の志望校は都立西高校になりました。理由は単純です。西高でアメフトをすることに心から憧れたからです。

 

 

中3になり、部活を優先させた私は、前期は難関クラスに入りませんでした。このことは、難関クラスの子と差がつくことを考え、逆に頑張る良いきっかけになりました。しかし、それでも私はまだまだ本気で西高を目指す姿勢や行動はできていませんでした。それは数字を見ても明らかです。7月のWもぎでは、偏差値60でした。これでは到底、西高に合格することなどできません。このような時、私の支えになったのが、布施先生との交換ノートである「119ノート」です。布施先生からのコメントに「この夏、埴村くんにとっての甲子園は、この学志舎です。静かに熱く、冬の感動に期待して打ち込んでいこう!」という忘れられない言葉がありました。この言葉が私の気を引き締めてくれました。正直、学志舎の夏期講習はキツイです。それでも西高への思いや仲間との切磋琢磨、その他にも布施先生が考案して下さったフットサル大会やプールでの水泳レッスン、午睡などにより、気分転換を上手くしつつ、皆で乗り越えることができました。そして、ここでも布施先生がおっしゃった「この中3の夏を最大瞬間風速にしない。」という言葉に私は強く励まされました。この後は、ただひたすらに熱い思いを持ちながら、勉強をやりまくるだけです。とにかくやりました。ここで私が布施先生から教わった科目別対策について紹介します。

 

 

国語については本文チェックが全てのカギを握ります。私はあまり国語が得意ではなかったのですが、布施先生の解説により選択肢の消去法やキーワード対応が以前と比べて何倍もできるようになりました。また解説後も何度も読み込みを行いました。特に選択肢の×は、どの部分が×なのかを丁寧に確認しました。また漢字についてですが、漢字は早く取り組むほど良いと思います。中1や中2からでも早く取り組むことに損はないと思います。結局、国語の模試偏差値は54から72に上がりました。

 

 

数学は多くの問題を解き、様々なパターンを身につけることが大切です。また解く上で、イメージ図を書くことによってレベルアップを図ることができます。また公式は何度も声に出し、紙に書いて暗記しました。難関クラスでは様々な別解が塾生から生まれるのですが、どの解法からも新しい視点を得ることができます。さらに布施先生オリジナルの「関数プリント」では、驚くほど「関数」に対して自信をつけることができます。しかし、いくら自信があるとはいえ、分からない問題は思いきって捨て問にすることや、きっちり部分点を狙って取りにいくこと、時間配分の有効な取り方などにも注意が必要です。このあたりは布施先生が全ての問題において、私達中3生の心理状態を踏まえた上で、合格点を取るためには何をすればいいのか?指導して下さいます。その教えを一つ一つ、身につけていけば大丈夫です。こうして私の数学の模試偏差値は60から71に上がりました。

 

 

都立入試において、英語は実際のところ複雑な文法構造が出てきません。省略されているものや会話の流れや物語の展開、例示されているもののニュアンスを掴むことが大切になりますが、まずは基本が固まっていることが重要です。そして何より大切なのは読むスピードを上げることです。グループ作成校の問題は本当に時間が足りません。そこで効果的なのが「速読プリント」です。これも布施先生オリジナルのものですが、毎日音読や黙読をし、クラスの皆でタイム測定をして競いあっていくと、確実に読むスピードが上がっていきます。この速読も早いうちに取り組むほどいいと思います。

 

 

理科、社会は暗記部分がほとんどを占めます。その暗記については、もうやるしかないです。ですが、五感を活用して、インパクトを自分の脳に与えながら覚えることをオススメします。理科の授業の凸レンズの解説では布施先生はメガネをかけている塾生をいきなり前に呼んで、あるパフォーマンスをさせます。そうすると視覚が働き、インパクトと同時に覚えることができるので忘れにくくなります。また実験器具の操作方法は学校の授業の中で、体(視覚、触覚)を使って覚えるように意識を働かせます。実験結果で腐卵臭がしたら、オーバーリアクションをして嗅覚を使って覚えるようにしました。社会では、布施先生おススメの暗記法である「歴史マンガを読むこと」や「ニュースで出てきた地名を地図で調べて覚えていくこと」をしました。これらのことを日々の生活の中で少しでも意識しながら進めていくことができれば、確実に力はついていきます。そのおかげで、社会の模試偏差値は56から72、理科の模試偏差値は57から69に上がりました。

 

 

5科それぞれについて書きましたが、全てにおいて共通することは「圧倒的な量にチャレンジしている」ということです。先日、ソフトバンクホークスの工藤監督が「上達するには結局、反復練習しかない。」とおっしゃっていました。やはりやるしかないのです。そして、その量が自信に繋がっていくのだと思います。学志舎で、全力でやりきった結果、私の素内申は36から43まで、5科偏差値も60から72まで上げることができました。やった分だけ力はついていきます。全力で頑張りたいとお考えの方には学志舎をお勧めします。

 

 

次に推薦入試についてお伝えします。最初に作文についてですが、私は13のテーマを直し含めて23回書き上げ、全て布施先生に添削して頂きました。最初の数回は布施先生の赤ペンだらけでしたが、×の理由を追い求めていくと急激に成長することができました。入試当日は、「今から24回目を書く!」といった普段と変わらない気持ちで挑むことができました。

 

 

集団討論では、推薦を受ける他の塾生達と12セット練習しました。最初の練習では全くと言ってよい程、討論にならなかったのですが、布施先生と布施先生のお知り合いの元大手企業の人事部の方で大学生の就職を支援されている方の特別指導により、日々進歩していくことができました。

 

 

個人面接でも塾生同士の練習を含めると24回も練習することができました。この取り組んだ数が自信へと繋がりました。入試前日、布施先生との最後の仕上げの面接練習では、しっかりと西高の先生方と教室をイメージすることができました。そして「バッターボックスに入る気持ちで向かっていこう!」というお言葉をかけて頂きました。この言葉は野球をしていた私の心にピッタリと重なり、気合いを入れて受験することができました。推薦入試ではやはり練習量が大切になります。しかし、その中にも様々なコツやポイントがあります。そのどちらも得ることができる塾は、学志舎以外にはなかなか少ないと思います。

 

 

ここまで様々なことをお伝えしてきましたが、簡潔にまとめますと「学志舎にしかないもの」がここには溢れているということです。正直、他の塾に入塾していたら、西高を志望校にすらしていなかったと思いますし、内申が7上がることや、偏差値が12も上がることは不可能だったと思います。個々の状態によってプリントを配布して下さり、西高の集団討論に出そうなグラフを5時間かけて探して下さるような、一人一人に熱い布施先生のご指導のおかげで合格することができたと思います。

 

 

最後に3年間指導して下さった布施先生、毎日何気ない気遣いをしてくれた家族、一緒に頑張ってきた仲間達、様々なアドバイスを下さったリクルート社の方々、心から感謝しています。本当にありがとうございました。

 

 

学志舎の後輩の皆さんへ。中学校の生活では何事にも全力で取り組んでみて下さい。またとにかく気になる学校があるのならば、とことん調べてみて下さい。さらに沢山の刺激を受けて下さい。私自身、いろいろな刺激により成長していくことができました。布施先生のお誘いで観戦した「都立西対慶應義塾」のアメフトの試合や初めてチャレンジした平成20年の共通問題過去問で5科387点を取って悔しい思いをしたこと、父に「中学生に負けていられないから、仕事がより頑張れる」と言われたことなど本当に沢山の刺激を受け、その都度努力をしてきました。是非、様々な沢山の刺激を受け、頑張って下さい。そして布施先生の話から刺激を受け、それを忘れないようにメモを取ることも大切です。ハッキリ言います。布施先生のお話は全て残らずメモを取るようにして下さい。中3の頃になると、授業の合間に布施先生の体験談や雑談がスタートすると、皆一斉にメモを取り始めていました。このようにメモを取る習慣は、学校の授業や推薦入試、そして自分の成長の上で非常に大切なことです。メモを取る習慣を大切にして下さい。読みづらい文章だったと思いますが、私の気持ちの2割でも伝わっていれば幸いです。最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。