番組をご覧にならなかった方には、
なんのことだかわからない記事かもしれません。
我が家では、毎週日曜20:00からは
『大改造!!劇的ビフォーアフター』を観ています。
過剰でくだらない演出もあるけれども、
意外なアイデアに感心することもあります。
今日は、TKO木本の実家の浴室廻りのリフォーム 。
全体的としては、可もなく不可もなくといった感じでした。
その中でも、「それはどうなん?」っていう点がいくつか。
小口タイル
今時の浴室の壁に、白の小口タイルはどうなんでしょう?
「91歳のお婆ちゃんが掃除しやすいようにする」なら、
目地がカビやすい小口タイルという選択は不適切では?
せめて目地の面積の少ない大判タイルにするか、
樹脂系の素材の方が良かった気がします。
いくら浴室乾燥を完備しても、浴室のタイルの目地は
汚れやすく、掃除しにくいのは明白です。
浴槽のデザイン
浴槽はハーフユニットでした。
メーカーとかは分かりませんでしたが、あまり使い心地の
良いタイプのデザインには見えませんでした。
なんというか、形状が幾何学的で、端部のRがキツめ。
バリアフリーに反して、見た目優先で選んだように思えました。
庭の絵
亡きお爺ちゃんが好きだった、以前あった庭の絵を
ステンレス板にエッジング加工したもの。
ステンレス板は、今回の工事で廃棄した古い浴槽の一部を
わざわざ切り取って加工したらしいです。
でもちょっと、この手法は思い出の押し付けというか、
無理矢理使ったようにしか思えませんでした。
カラーの原画がとても素敵だっただけに、
「なんでこんな加工しちゃったの?」という感じ。
今はプリント技術が発達しているのだから、
カラーの原画をタイルに大判タイルに焼き付けるとか、
他のやり方があったはず。
鏡面のステンレス板は、すぐに水垢や汚れが付着します。
鏡の水垢が取れにくいことは、多くの人が経験済だと思います。
(写真は番組HPから拝借。)
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と勝手なことを書きました。言うのは簡単ですね。