どうも僕です!

 

春通り越していきなり『なとぅ』が来た感じですね…33℃くらいがプレコのデッドラインだそうなのでくれぐれも注意したいところです。

 

さて、本日ご紹介するプレコ、数年前に見掛けたものの35cmくらいあったのでサイズ的にも値段的にもスルーしていたのですが、買い易く飼い易い小型サイズの入荷が最近ありお迎えした次第です!

 

 

早速画像から↓

デイダラボッチに…?

ホワイトギガンテプレコで~す!(8.5cm)

 

 

 

 

このギガンテ、パンタナールの方からやってきたそうなんですが、ゴリゴリの近縁では無いものの相当前にご紹介したオレンジフィンアーマードの仲間になります。

 

 

特徴としてはアーマード系同様、

脂ビレが無く、オメガアイでも無い

って感じです。

 

 

再度チェケ↓

 

 

ちなみに脂ビレ&オメガアイ無しの特徴で言うと、

Corymbophanes

Yaluwak

もそうらしいんですが絶対見ないしニホンザルとゴリラくらい雰囲気違うので忘れて良さそうです。

 

 

 

 

 

 

お腹の方はと言いますと…

歯は割と細かく、コケ取りもやってくれています。

 

もう少し寄ってみましょう↓

胸ビレの付け根がザラザラしているのがお分かり頂けますでしょうか?散々プレコのお腹を見てきましたが、こんな雰囲気は感じたことがありませんでした。

 

そう言えば前にどこかで「ペルーのイキトスでアーマードプレコは『肋骨の無いプレコ』と呼ばれている」ってのを見掛けた気がするので、この仲間を掘り下げて調べてみました。恒例の御託TIMEです。お付き合い下さい。

 

 

現在1000種を超え尚も増え続ける我らがロリカリア科ですが、その内約はと言いますと、

①ヒポストムス亜科

⇒所謂「プレコ」、この亜科=プレコって説明を見掛けたり

➁ヒポプトポマ亜科

⇒所謂「オトシン」、ピットブルプレコはココ

③ロリカリア亜科

⇒所謂「ロリカリア」、名前のまんま

④デルトゥルス(Delturus)亜科

⇒幻の『キングバイパープレコ』はココ

⑤リソジェネス(Lithogenes)亜科

⇒腹ビレが「ツインビーTM」っぽい変な奴

⑥リネレピス(Rhinelepis)亜科

アーマード系やギガンテ系所属の亜科、あんまり何言ってのか分からないが堅く説明すると『補助呼吸器官and/or静水圧器官の役割を持った2つの部分からなる食道憩室を持ち、常に空気で満たされている』とのこと。

言われてみればアーマードもギガンテもふんわり浮遊した様な逆立ち態勢を取ることあるがコレのお蔭?

 

 

こうやって見てみますと

『あれ?には流通名に「プレコ」付いてるのもいるし、のもプレコみたいなハルティアもいるし、だって逆にオトシンとかロリカリアみたいなのいるし、④⑥なんて普通に流通名に全部プレコって付いてるしもうみんなプレコの仲間で良いじゃん。数は力也!』って方も多いでしょう(願望)。

 

 

 

てな訳で更に⑥リネレピス(Rhinelepis)亜科を掘り下げタイッ!(TIME)

現状の全種だと思いますが間違ってたらスマソ。

 

Rhinelepis

Rhinelepis aspera

⇒サンフランシスコ川等ミナスジェライス州の(ブラック)ギガンテorカープフェイス?

Rhinelepis strigosa

⇒忘れかけていた本日の主役ホワイトギガンテ

Pseudorinelepis(スペルに「h」が無いので注意)

Pseudorinelepis genibarbis

⇒ジャプラやマディラ、プルスの黒いTheアーマード

Pogonopoma(大西洋側沿岸)

Pogonopoma wertheimeri

⇒「エンペラーギガンテアーマード」と呼ばれるプレコで脂ビレ有成魚のオスはこの属特有の無精ヒゲを頬に持つ。バイーア州のムクリ川、サン・マテウス川、ドセ川辺りにいるらしい

Pogonopoma obscurum(意味dark)

背ビレの軟条が8〜11本であり、他種と異なり成魚のオスは頬のヒゲを持たない

Pogonopoma parahybae

⇒パライーバ・ド・スル川の固有種で激レアっぽい

 

 

 

 

巨視的な視点でしたので改めて本日の主役についてスポットを当てて締めTITAN

可愛さの巨人とも言うべきシャモジボディ。つぶらな瞳との相性も◎

小さいとよく分かりませんが頭部がひび割れた様になっていて、大型になるとより強調されて古代魚ファンお馴染みの『ダンクルオステウス』っぽいこと請け合い。

本ブログで最も重要であろう【飼い易さ】については申し分ないと思います。
まず丈夫さについては購入店さんが沢山幼魚サイズを仕入れても1匹も落ちなかったそうです。背中に白いキズが見えますが、他のにやられて様で表皮が捲れ鬱血した痛々しい状態でしたが隔離せずともすんなり治りました。
また混泳耐性においてもゴリゴリのトリム達がいる環境でものらりくらりと生活しつつ、上の写真の通り積極的に掃除をしてくれています
 
 
最後にやっと飼育ブログっぽくなったところで本日は以上です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

にしても冒頭の『なとぅ』⇒長嶋△奈⇒巨人軍で奇跡的に掛かっていたことに今気が付きました。

 

白い巨塔が見たくなってきたところで、ではまたm(__)m