どうも僕デス!

 
気が付けばもうサンタさんの気配を感じる季節になりましたね。

毎年この時期になると「もう○○で今年が終わる」と懲りずに言っている気がしますが、このブログも気が付けば3年以上経ちました。

 

そんな本ブログ、実は初回は敬愛するダルマプレコが主役でしたが1年半程で落としてしまい、不本意ながら避けていました。

以前のブログでも触れましたが、しっかりと隠れるスペースが無いとあんまり的な所があったからです…

 

 

 

 

 

 

 

『ダルマさんみたいなプレコがもっといればなぁ』

 

 

 

 

 

そんな時、このプレコが日本デビューを飾りました↓

k、k、kawaii!!

あな、あな、あな、あなたは!?

ロイヤルスポットスパングル(Pseudancistrus genisetiger)です!

 

 

 

驚くなかれ…

あ、

2号!

 

からの~

3号!

 

からの~

4号!

 

 

の4匹組です。

学名は見かけたことはあったもののまず輸入されない系だと思っていたら、纏まって来ちゃいました。大きさは10㎝前後の小型プレコになります。

 

多分実際見た人は「not so much スパングル as ダルマ(スパングルというよりむしろダルマ)」と思わずにはいられない感じです。

 

 

 

 

 

てかスパングル系とは…?』ってことでちょっと調べてみました↓

・クイーンスパングル⇒シュードリソックス

・イーグルクロウスパングル⇒ホプリアンシストルス

 

この段階でボヤっとした括りなのは分かったのですが、『スパングルの意味って?』ってことで今度は単語を知らべてみると…

【名詞】きらきら光るもの

【動詞】きらきら光らせる、散りばめる

 

 

 

 

 

 

 

 

え、そっち?

 

 

 

 

みたいです。僕だけかもしれませんが、「スパンッ!グルグル!」と押し潰した感じの意味だと思っていました。

 

で、スパングル系では一番名高そうなスタースパングルプレコを調べると漏れなく

【The Star-Spangled Banner】=星条旗

が出て来るのでおそらく元々は『このプレコ、星が散りばめられた様に美しい!スタースパングルプレコだ!☆』となったと推察します。で、後にその体型の方が他のプレコに伝播した……違いますか?(科捜研の○風)

 

『spangleが受動態になってない!』と中学の時のMs.Nishida先生(誰)なら言うでしょうがそこは置いといて、かなり意味が変わって来ます↓

・タイガースパングル⇒虎が散りばめら…⇒阿鼻叫喚

・ソルジャースパングル⇒兵士が散りば…⇒地獄絵図

 

戦慄したところで主人公に話を戻しましょう。なぜかプレコでは大き目の歪んだ水玉柄はロイヤルスポットと呼ばれたりします。レッツ確認。

・ロイヤルスポットスパングル⇒ロイヤルスポットが散りばめられた

 

 

 

 

 

 

 

 

普通に意味通っちゃった

 

 

 

 

はい。で、実は2ヶ月以上前からお迎えしていたのですが、如何せん情報も無く飼育感についても何も言えない状態だったのでしばらく様子を見ていました。

 

その中から分かったことはと言いますと↓

呼吸が早くビビるもそもそも呼吸が早めの種っぽい

飼い込むと柄がよりハッキリして来る(4匹とも)

割と前面に出て来る性格で掃除もしてくれる

歯もブラシ状になっています。特徴である顔周りの無精ヒゲもkawaiiです。

 

 

てな感じで総合的にかなり飼い易い子だと思います!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以前のシデリウスシュードアンシストルスじゃなかった?

 

 

 

 

そうなんですよ…

実はこの仲間、かなり古くからあるそうで現段階で

   : ガイアナ・スリナム・仏ギアナの沿岸のグループ

  : 『Guyanancistrus』と改名し退社

: 『Lithoxancistrus』と改名し退社

: シデリウス&翼(嘘)

  : Pseudancistrus genisetiger(ロイヤルスポットスパングル)

 

 

と方向性の違い?から徐々に独立が進んでいる様です。そういうワケでシデリウスとロイヤルスポットスパングルは現状同じグループ名(属)ですが、遠くない未来に袂を分かつ可能性があるっぽいです。

 

にしてもこのロイヤルスポットスパングル、あのキングバイパープレコが所属するデルトゥルス亜科や最近来たオトシンの仲間のパレイオラフィス属にも似てなくもないですけど生息域がもっと喜多川、ジャなくて北側(セアラー州)であり、雰囲気も異なった孤高の感じがします…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○ャニーズみたいになるってことですか!

 

 

 

 

安心して下さい。まだキ△タクがいる様に、は『真のシュードアンシストルス』と呼ばれているそうで、これが残ると思います。

なんと1871年、かのチャールズダーウィンの『人間の進化と性淘汰』にのリーダー的存在であるPseudancistrus barbatusがスケッチで登場しています!(試しに『The Descent of Man pleco』でググってみて下さい)

 

 

 

 

 

 

 

 

本日はチャルーズ事務所所属のプレコをお送りしました。

 

では、またm(_ _)m