どうも僕です!

 

暑さが落ち着いたと思ったら全然そんなことなかったので、急いで冷房を付けた時にふと思いました。

 

 

「これくらいだったら大丈夫か…」

 

 

 

 

大丈夫…

 

 

 

大丈夫……

 

 

 

丈夫………!

 

 

 

 

…はい、ってことで今日のお題は

丈夫さ】についてです。

 

 

意外に触れて来なかったと言うか、飼育経験がある程度無いとよく分からないと言うか、そもそも【丈夫さ】ってボヤっとしているのでどんなのがあるかレッツ列挙↓

 

水質悪化につおい

酸欠につおい

高水温につおい

混泳につおい

 

てな感じでしょうか?

 

 

で、で、本日のお題はズバリ混泳』についてなのですが、その他の項目にも一応触れておきますと

⇒基本的にワイルドプレコは極端に弱く無ければ強くも無い印象。pH6~7前半の間を緩やかに推移している分には特に問題ありませんでした。てかは飼育者の努力でどうにかなるので気合いです気合い

⇒余程上層に沢山入れない限り基本的に大丈夫な気がします。アーマード系は低酸素に強いそうですが、我々が思い浮かべるプレコ=ヒポストムス亜科とは別になっちゃったそうで、結構体の構造が違うっぽいです。多分。

⇒我が家の水温は年間を通して大体26.5℃~30.5℃の間を推移していますが、特に問題はなさそうです。(以前34℃を境目に落ち出すと聞いたことがあります)

一方で意図的に避けている種類として『ブロンズ系』があります。専らアンデス周辺の高所に生息しているそう露骨にビビッています。また南米南部の国、パラグアイの首都アスンシオン以南から海までは日本の東京~福岡と同様の気候区分になっていて、少し低めの方が良いかもしれません。具体的には『ウルグアイ川』なんかが当てはまるのですが、まぁ中々お目にかかれない産地なので大丈夫だと思います。多分。

 

 

 

そう言えばお世話になっているお店の方に

「レポラって丈夫ですよね。」って話したら

「輸入直後の立ち上げは割と大変ですよ!」と仰っていたのでそう言う【丈夫さ】もあるんだなと思いつつ、

俺の仕事じゃねぇからなぁ…』と我々飼育者は聞かなかったことにしましょう。

 

 

 

 

なんと本日のお題と言ってから「576文字」も書いてしまったので本題に行きたいと思います。

『混泳に強い』とは『混泳のストレスに強い』の意味ですが、正確に言うと

 

自分より強い奴とやれるのか?になります。

具体的にベガ、サガット、豪…ゴリゴリのトリムが普通にいる環境でどうよって話です。

 

 

お店さんの場合はどうしても商品ですから慎重に隔離されて然るべきだと思いますが、ある意味体当たり的に試してある程度目星が付いたのでそれぞれのグループ毎に所感を記していきたいと思います。それでは俺より強い奴に会いに行けるのかどうなのか…?

 

 

 

トリム系

以前のブログでも記した通り4属の集合体と捉えると大体どれも丈夫と言うか、そもそも他の種に圧かける方なのに何言ってるのって感じなのですが、やはり一部弱いのもいると思います具体的には

・ウルスカ&スカの小さい個体(10㎝以下)

・タイタ&アカリの(20㎝以下)

⇒ウルスカとスカは最大50㎝、アカリは100㎝のプレコであることを考えるとまだ小さ過ぎる為かと思いますが、若魚段階のタイタを強いトリム達の中で長期飼育されている方はかなり少ない印象です。逆に黒トリム系の体格のは小さくても丈夫だと思います。

 

セルフィン系

「いなす」のが上手な印象。10㎝以上のしかお迎えはしたことはありませんが、のれんに腕押し的な感じで上手くやってます。一反木綿。

 

ヒポ・コクリ系

どちらも割と丈夫な印象ですが、強いて言うなうヒポ>コクリの方が丈夫な傾向がある気がします。水槽での飼育を鑑みると『ヒポ:草食性>木食性』、『コクリ:草食性<木食性』なので前者の方がよりメンテもしてくれる感じですが、反面大型種になるとすごい暴君も紛れているのでご注意を…

 

マグナム系

上手にやられている方もおられるものの、ゴリゴリのトリムとは相性は良くないと思いました。また歯が独特で二尖頭型の平たい形の為、アクリル水槽の場合は細かくて曇る傷になりました。「ゴリゴリのトリム×アクリル水槽」って環境では最も相性が悪いイメージです。

 

パナクエ

最大サイズが大きいのもあってやはり小さいと打たれ弱いと思います。種類によっても変わりますが尾ビレの幼魚斑無くなる程度(10㎝以上)はないとしんどいと思います。

 

パナコラス

そこそこ大きくなるのからタイガープレコくらいの小さいのまでいますが、小さい奴の方がより丈夫だと思います。どうやら大きいと

:自身のテリトリー意識が強くなる(⇒のにゴリゴリのトリムには勝てない)

:その大きさ故、ゴリゴリのトリムが敵意を持ってしまう(小さいとスルー)

て状況によりストレスを感じやすのかもしれません。

 

ペコルティア・ヒパンキ

小型の代名詞的存在だけあって大きい魚から逃げ慣れている感じに加え、ゴリゴリのトリムも敵意を持たれないので全体的にかなり丈夫だと思います。中でもゴツいペコルティア系はかなりの石原U次郎です。そう、タフガイです。

 

ブッシー系

ダンディーなおヒゲとは裏腹に『パナコラス』の項と近い印象です。スレンダーな小さいブッシーよりもマツブッシーの様なずんくりタイプの方が大幅に弱いと思います。プリティー系水槽を立ち上げましょう

 

カイザー・グルーボ・ダルマ系

幼少期から好きなずんぐりグループなのですが、ゴリゴリのお方とはお世辞にも向いているとは言えないと思います。年単位で共存は出来ましたが長期となると不可能とは言わないまでも難しめかなと思います。大き目個体ならイケそうな気もしますが不安な方はプリティー系水槽を立ち上げましょう

 

平たい系(2023/4/27追記)

まずフラットな平たい系を並べてみます↓

Pseudolithoxus(シュードリソックス属)

Pseudancistrus(シュードアンシストルス属)

Hopliancistrus(ホプリアンシストルス属)

Lasiancistrus(ラジアンシストルス属)

Dekeyseria(デケイセリア属)

Paralithoxus(パラリソックス属)

※「何言ってんの?」と思った方はこの人のブログで復習だ!☆

⇒他にも平たい系の仲間は南米北部に「なんちゃらアンシストルス」てのを中心に色々いる様ですが、比較的メジャーなのは上に挙げた奴らだと思います。で、このフラット35(そんなにはいない)、その見た目通り隠れる・逃げるが当たり前になので、ゴリゴリのに対してストレス抱えないタイプなのかもしれません。セルフィンやヒポが入れない様な流木のスキマもお掃除してくれるので入るなら35匹くらい入れたいくらいです。

とは言っても体が小さい種はやはり少し打たれ弱い気はしていて、何ならトリムよりもライバル視してくる小型同士でバチバチやり過ぎると問題が起こる印象なので入れ過ぎは禁物。

肌感覚ですが強いてこの中でも序列を付けるなら

ラジアン≧デケイ≧パラリソ>ホプリアン≧シュードアンシ>シュードリソ

って感じでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上です!


書いていて思ったのは中型の中途半端に強そうな奴がトリムとはあんまりなのかのな?って印象でした。

 

 


 

 

そうです。

 


 

 

中間管理職は辛いのです。

 


 

では、またm(__)m