─ 9月5日の会談で、クローニンはマイアミとの取引を余儀なくされたら、あらゆる魅力的な資産を狙うつもりだった、と伝えた。
リラードはその時、自分がマイアミに行き着く可能性が低いことを知った。
リラードはその時点で、ヒートと契約が成立しなかったら、トレード要求を撤回してトレイルブレイザーズに戻りたい、と語った。
しかしクローニンの反応は、もう後には引けない、というものだった。─
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いつも読んでくださりありがとうございます(^^)/♪
先日のリラードのブロックバスタートレードでMIL->PORに移籍となったドリュー・ホリデーがオープンマーケットに出るかも?ステフィン・カリーの年齢を考えた場合にドリューを狙うんじゃないか?とESPNの記者が言ったみたいですが、
ベイエリアの記者は、「彼を狙いたくてもCP3がいるからねぇ」と言ってます、うん、複雑。
ドリューを獲得しようとしたらポール放出が必要になる。
明らかにドリューの若さとスキルは利点ではあるが、
ポールをトレードで獲得して12週間でワークアウトやケミストリーの構築を図ってきたのに、
ウォリアーズがキャンプの数日前に彼を動かすことはリスクとなる。
2016年夏にケビン・デュラントがウォリアーズと契約する際、慎重な検討をした結果、総合的なクウォリティに重点を置き、一貫してチャンピオンシップを追う安定した組織に加わるという結論に達した。
2013年夏にアンドレ・イグダーラがウォリアーズに来る際も同じ結論に達した。
デュラントと契約が決まってから2日後、デイビッド・ウェストはキャリアの終止符を打つのにウォリアーズが最も望ましい場所だと考え、ミニマム契約にサインした。
...そうなのですよね、CP3は本人の意思でウォリアーズに加入したわけではないし、先発から外れる役割を完全に受け入れてなさそうだし、「6人の先発がいる」というカーの発言は歯切れが悪いというかまだケミストリー構築中な感じだし、

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『デイミアン・リラードとポートランド・トレイルブレイザーズの厄介な離別の内側』
(現地2023/9/28)
【
デイミアン・リラードは、水曜午前11時(PST)過ぎに新たな所属先の知らせを受けた。
リラードは言葉を失った。
数分後、彼は、自分の気持ちを簡単に説明した。
ミルウォーキー・バックスの一員になることになるというニュースが流れた数分後、リラードはBleacher Reportに語った。
”僕はただそれに向き合うことにする。
ただ全てを処理しようとしているところだ。
考えることがたくさんある。
これまで、こういう状況になったことはないからね。”
彼がどこへ行くのか、また、どこへ行かないのか、ということは、バスケットボール界にとってショックだったが、それまでの数か月がどのように進んでいたかを考えると、リラードにとっては必ずしもショックではなかった。
7月以来、ポートランド・トレイルブレイザーズはマイアミ・ヒートに関与することを拒否していた。
ヒートは、7月1日にリラードがブレイザーズにトレードを要求した際に希望した移籍先だった。
”この夏が舞台裏で展開した経緯は、間違いなく僕に後味の悪さを残した。
しかし、トレイルブレイザーズとこの街で過ごした素晴らしい経験は変わらない。
僕はこの場所をこれからも大切にしていく。
ここは僕の家だ。
お構いなしに僕はずっとここに住むつもりだ。”
とリラードは話した。
リラードのトレード要求に先立ち、ポートランドは公私ともに、7度のオールスターである彼を中心にタイトル争いのチームを構築するために全力を尽くすことを誓っていた。
けれども、彼は、彼らの行動や動き(あるいは、その欠如)が、球団が再建を望んでいることを示していると確信していた。
Getting Personal
(個人的になってしまった)
ポートランドとマイアミが最後にコミュニケーションをとったのは、7月のサマーリーグだった。
それは、トレイルブレイザーズのゼネラルマネージャーのジョー・クローニン(Joe Cronin)とヒートのバスケットボール運営のバイズプレデント兼ゼネラルマネージャーのアンディ・エリスバーグ(Andy Elisburg)の間での電話によるものだった。
マイアミは、トレードのシナリオについて話し合うためにラスベガス滞在中に直接の会談を希望したが、その会談は実現しなかった。
ポートランドはメディアを通じて、リラードにとって最良のオファーを受け入れるつもりであり、マイアミだけに限定しないだろうことを明らかにした。
返報として、リラードのエージェントであるアーロン・グッドウィン(Aaron Goodwin)は、ポートランドがマイアミ以外のチームにトレードしてもリラードは満足しないだろうと各チームに伝えた。
トレイルブレイザーズは、交渉において不利な出発点だとみなされる状況に追い込まれるようなプレッシャーをかけられていると感じた。
NBAが介入し、リラード陣営がポートランドが提示できる質の高いオファーを妨害し続けた場合、リラードは”懲罰の対象”になる可能性がある、とグッドウィンに警告した。
”たとえ我々にノー・トレード条項、つまりCBA下でDame(デイミアンの略称)に与えられていない条項がなかったとしても、私はマーケットをコントロールし、クライアントが望む場所に移籍できるよう全力を尽くすつもりだった。”
とリラードのエージェントのグッドウィンが語った。
ヒートは正当な交渉の機会がなかったと主張している。
プロセス全体を通じて、彼らは、ポートランドに対して感情がビジネスの邪魔になると感じていた。
リラード陣営は、それが個人的なものになってしまっていたと確信した。
マイアミは、第3のチームを加えれば、トレイルブレイザーズがタイラー・ヒーローを含めて最大3つの1巡目指名権を獲得できた可能性がある、考えている。
情報筋によると、見合うオファーがなかったことに不満を抱いたトレイルブレイザーズは、9月初旬にリラードとグッドウィンとの連絡を全て中止した、という。
ポートランドが彼らを遠ざけていた理由は、グッドウィンが舞台裏で潜在的な取引に関与するのを防ぐためだった。
約3週間、リラードとグッドウィンからトレイルブレイザーズへの電話やメールは、対応されなかった。
No Going Back
(後には引けない)
8月下旬、グッドウィンは、ブレイザーズのGMクローニンに、自分のクライアントがブレイザーズに戻る場合に備え、関係を修復するためにリラードと会うことを提案した。
クローニンもこれに同意し、9月5日、彼らはポートランドにあるリラードの邸宅で会った。
双方が話すのはかなり久しぶりだった。
トレーニングキャンプまであと1ヶ月を切った中、双方はリラードの自宅のエンターテイメント・センターに座り、会談は約1時間続いた。
リラードは、長年にわたる組織への彼の確固たる貢献を挙げながら、自分の状況が扱われた経緯について失望を表明した。
彼は、なぜマイアミとの協議がなかったのかと疑問を呈し、自分の希望に反する場所に送られるのはどれほど落胆するだろうかと述べた。
情報筋によると、
ポートランドはリラードに対し、球団のロッタリーオッズ(抽選確率)を上げるため、2022-23レギュラーシーズンの最後の10試合を欠場するよう要請していた、
という。
ドラフト指名権の順位が高ければ高いほど、その指名権を利用して実績のあるベテラン選手とのトレードを促進する可能性が高まると言われた。
彼は”ふくらはぎの怪我”を挙げ、不本意ながら出場停止を黙諾した。
ポートランドは1勝9敗でシーズンを終え、3位指名権を獲得してスクート・ヘンダーソン(Scoot Henderson)を獲得することになる。
チームがキープする予定だった有望な若手ポイントガードだ。
9月5日の会談で、クローニンはマイアミとの取引を余儀なくされたら、あらゆる魅力的な資産を狙うつもりだった、と伝えた。
リラードはその時、自分がマイアミに行き着く可能性が低いことを知った。
リラードはその時点で、ヒートと契約が成立しなかったら、トレード要求を撤回してトレイルブレイザーズに戻りたい、と語った。
しかしクローニンの反応は、もう後には引けない、というものだった。
情報筋よると、リラードはショックを受けた、という。
彼は、戻れないと聞いたことに落胆したと言ったが、望まない場所には居たくないとも付け加え、彼は会議を終えた。
リラードは依然としてヒートとの契約が手の届くところにあると期待していた。
しかしながら、彼は自分が動かされないかもしれない、という現実に直面しなければならなかった。
9月11日、彼はワークアウトのためにトレイルブレイザーズの練習施設に現れ始めた。
彼は、8日間通った。
クローニンは一度も自分に話しかけなかった、と彼は言った。
”僕が施設に入ったのは、まだロスターに載っていたからだ、
たいてい、その時期はチームの活動がグループとして活発になり始める時期だからね。
僕には動かされる確信がなかったので、参加するために行ったんだ。”
とリラードは語った。
”何か問題を起こそうと行ったわけではない。
そういうことは僕の性に合わない。
もし彼らがそう感じたとしたら、それは僕の意図したことではない。
僕はただ順応しようとしていたところだったので、みんなが僕と会えて嬉しそうだった。
ジョーを除く全員だよ。
彼は僕に一度も話しかけなかった。
僕がそれに気づいたとき、わざわざ彼に話しかけるのはやめよう、と心に決めたんだ。”
A Contingency Plan
(緊急時対応策)
状況が悪化する中、グッドウィンは緊急時対応策の調整を開始した。
彼は、9月17日にクライアント(リラード)と会い、彼らが求めるチームの基準に合う他の実行可能な選択肢を検討した。
ミルウォーキーとブルックリンが替わりのターゲットとなった。
ここ数年に渡り、バックスのゼネラルマネージャーのジョン・ホースト(Jon Horst)は、定期的にリラードを獲得できる状況をポートランドに確認していた。
バックスは、フランチャイズのスターであるヤニス・アデトクンボと同様に常にリラードに親近感を抱いていた。
アデトクンボとリラードはここ数年、一緒にチームを組むというアイデアを持っていた。
しかし、問題の種はいつも同じだった:
両スターは、相手が自分のチームに来ることを望んでいたのだ。
Moving in Silence
(沈黙の中での動き)
9月に入り、リラード陣営とブレイザーズ間で物事が非常に紛糾し、NBAリーグ事務局が介入した。
9月23日、NBAが主催したZoomミーティングに、リーグ関係者、チーム弁護士、クローニン、リラード、グッドウィン、NBA選手協会の法務顧問ロン・クレンプナー(Ron Klempner)が出席した。
この会談は、トレイルブレイザーズとリラード陣営の間のコミュニケーションラインを開通する目的で予定された。
セッションは特定の局面で不安定になり、双方が相手に対する信頼の問題を表明した。
セッションの最後に、クローニンはコミュニケーションをより良くすることを約束した。
数日後、クローニンとグッドウィンは再びコミュニケーションを取り始めた。
この時点で、ミルウォーキーがリラード獲得にとってリアル・トリートであるとは誰も疑っておらず、展開は静かだった。
フランチャイズはすでにチャンピオンシップのコアが無傷でいて、フロントオフィスはバックスが最も尊敬しているプレイヤーであるドリュー・ホリデーとの関係を守りたいと考えていた。
'My Brother for Life'
(生涯の兄弟)
クローニンは、3チームによるブロックバスター・トレードでミルウォーキーのパッケージ取り組むことを選択し、ゼネラルマネージャーとしての短い統治期間中最大の取引を成功させた。
彼の功績:
ディアンドレ・エイトン、ドリュー・ホリデー、トゥマニ・カマラ、2029年プロテクトなしの1巡目指名権、2028年と2030年のミルウォーキーのドラフト1巡目指名交換換権。
ミルウォーキーにとっては、ヤニス・アデトクンボにもう1度チャンピオンシップの可能な限り最高のチャンスを与えることがすべてだ。
アデトクンボはホリデーを失ったことと、新たなスターチームメイトとなるリラードの獲得についてこう語った。
”ドリューは僕の生涯の兄だ。
僕は彼の家族が大好きだし、彼のこともだ好きだ。
彼に感謝している。
そして、彼の幸運を祈るばかりだ。
彼は僕にチャンピオンシップを授けた。”
ファイナル第5戦で極めて重要なスティールを決めた人だ。
僕は彼と何度も戦いに行った。
バスケットボールなんて、メディアなんて最悪だ。
この男は僕の生涯の兄だ、それはずっとだ。
彼はどこに行っても成功するだろう。”
アデトクンボにとってその瞬間がほろ苦いものであることは明らかだった。
彼は、両選手を心から称賛している。
”さて、同時に、Dame獲得に僕は胸が躍る。
彼は僕たちにチャンピオンシップに勝つチャンスを与えてくれる。
彼のような手腕を持つプレイヤーと一緒にプレーすることにワクワクしている。
彼は寝ててもボールを得点することが出来るし、相手をやっつけるシュートをすることが出来る。”
”ミルウォーキーの街にとってはほろ苦い日だ。
偉大な選手、Dameを手に入れたが、偉大な選手を失う。
ドリューは約束した場所へ僕らを連れて行った。
僕は(入団して)10年になる。
それがビジネスであることは知ってる。
結局のところ、ドリューはずっと僕の生涯の兄だ。
彼は僕がこれまでに出会った中で最高の人の1人だ。
しかし、僕たちは、チャンピオンシップを獲得するというゴールに焦点を合せなければならない。
Dameはそれを望んでいる。
彼は勝つことに飢えており、僕たちを押し進めてくれるだろう。
僕らのチームに彼がきてとても嬉しいよ。
この取引はリラードに最大のチャンスを与えるものだ、彼はこれまで達成困難なチャンピオンシップを獲りに行かなければならなかった。
彼はこんなにたくさんの才能あるプレイヤーと一緒にプレーしたことがないんだ。
これがバックスにタイトル候補の1つとし、今日のNBAで最高のデュオを擁するチームにすることは間違いない。”
リラードはこう語った。
”僕がこれまでずっと弱いチームにいたが、良いシーズンを過ごせてたら、出来すぎだということになる。
これで僕は、自分よりも優れたプレイヤーとプレーできるようになる、
そして、総合的に素晴らしいチームの一員になるという夢が叶った。
これは僕にとってこれまで経験したことのないことだ。
僕がこの状況にいるときが来たんだ、自分自身を十分にわかっているので、それを利用するつもりだ。
この機会に興奮している。”
取引が発表されたとき、リラードがすぐに受け取ったメッセージの1つはアデトクンボからのものだった。
そこには、
”このF-kingなチャンピオンシップを手に入れよう”
と書かれていた。
リラードはずっとそれだけを望んできたのだ。
】(情報元:Inside the Messy Divorce Between Damian Lillard and Portland Trail Blazers by Chris Haynes)
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話題の大小に関わらず、”愛情”を持って投稿しています!
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まだまだ勉強中です。
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