NBA：パトリック・マッカウ、バスルームまでの旅行に制限されている／父ジェフの思い

いつも読んでくださりありがとうございます(^^)/♪

現地3/31に大怪我をしたパトリック・マッカウ。

一時足の感覚がないという危機的状況でしたが、すぐにそれは回復し、ファンや関係者たちを安心させてくれました。

PatrickMcCaw_twitter_20170819.jpg

パトリックの父ジェフが家族の運命や、当時の様子を語ってくれました。

家族や守護神に見守られたパトリックは今、どのように過ごしているのでしょう。

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『パトリック・マッカウの怪我は、父の目を通しても恐ろしいもの』

”Patrick McCaw’s injury scare through the eyes of his father”

(現地2018/4/5)

【インディアナポリス発－

土曜の夜、ジェフ・マッカウは、北セントルイスの道路を、2017年製のダッジ・キャラバン(Dodge Caravan)で、必死に最高のことを願いながら、ジグザグと車を走らせた。

 

その少し前に、彼はテレビで見てしまったのだ。

彼の息子（ウォリアーズのガード、パトリック・マッカウ）がサクラメントでゲーム中に恐ろしい落下をして頸椎(けいつい)損傷と思われる怪我を負って、ストレッチャーに寝かされたところを。
 

セントルイスの家で待つ彼の妻に会うために、ハイウェイでスピードを上げていたジェフは、自分の兄のことを考えた。

昨年亡くなったジェフの兄は、それまでのほぼ20年間、首から下が麻痺していた。

 

”このようなことが起こる時、

多くの人々は、続いて起こり得る全てのことを承知しているというわけではない。”

ジェフ・マッカウは最近の電話インタビューでそう言った。

”自分の兄に起こったことがあるので、私は、起こり得る全てのことを知っていた。

私には、今度はすべてOKだ、という強い確信がなければならなかった。”

長い間、セントルイス近郊でプレップ・バスケットボール(参：プレップスクールとは)のコーチをしているジェフは、トリニティ・カソリック高校(Trinity Catholic High School)の彼のプレイヤー二人を車で送った土曜の午後、ウォリアーズ対キングスのゲームを観戦するためにセントルイスの友人に家立ち寄ろうと決めていた。

 

ジェフは、彼の仲間たちと、1か月以上も左手首の骨折でゲームを欠場していたパトリックの復帰について話しながら、フライド・フィッシュを食べた。

 

パトリックが復帰して6ゲーム目だった。

リザーブガードとして成長見せていた彼は、スクリーンから上手く抜け出し、シーズン序盤は見逃していただろうオープンショットも撃っていた。

ゴールデンステイトが86対69リードをしていた第3クウォーターの残り時間僅かになって、マッカウは、ジョーダン・ベルからパスを受け、レイアップを成功させたが、サクラメントのビンス・カーターによってうかつにもアンダーカットされた。


マッカウは、背中から激しく着地し、床の上で悶えながら叫んでいた。

チームトレーナーが彼の側へ駆け寄ったのをみたジェフは、最悪のことを恐れた。

アリーナへは2000マイルも離れている。

 

1998年、彼は、5人の子を持つ28歳の父だった。

2番目に幼いパトリックは、当時３歳だった。

ある日ジェフは、自分の兄、ロバートが2階のポーチから落ちたという知らせを受けた。

ジェフが近くの病院に着いたとき、ロバートが首を固定する器具を付けられているところを目にした。

35人以上の親族に囲まれている中で、ジェフは、ロバートがもう二度と歩けないことを知った。

 

パトリックは、土曜のサクラメントのコートの上に横たわったとき、ジェフは家族がまたそのような容赦ない運命が襲い掛かったと思いたくなかった。

彼は、妹のパトリシアに祈った。

パトリシアは、彼女にちなんで名づけられた甥が生まれる4年前に亡くなった。

 

”彼女が彼(パトリック)の守り神なのだと私は思っている”

ジェフは言った。

”彼女は、(生きていたら)いつも彼の面倒をみるような性格だったんだ。”

 

パトリックは、腕を胸の上に折り曲げ、首にブレース(固定具)を着けられて、コートから運ばれたとき、ジェフは家へ急いでいた。

通常は19分かかるところを、半分で到着した。

彼の電話は、テキストやボイスメールであふれていた。

そして、彼とテレサは、ベイエリアへ向かう次の飛行機に乗る必要があることをジェフは、すでに知っていた。

 

彼らは一晩中寝ずにいた。

日曜午前6時のデンバー経由のオークランドへのフライトに乗る前までは、眠るにはあまりにも心配だった。
ジェフとテレサが、UCデイビス・メディカル・センター(UC Davis Medical Center)までの84マイルのドライブが終わるころに、彼らは、パトリックが足の感覚が回復して、歩き始めたということを知った。

パトリックの両親が到着して5時間後の午後4時、パトリックは病院を退院した。

彼は、腰椎挫傷(ようついざしょう)と診断された。

 

”我々は、思ったより重傷でなかったことに非常に安心した。”

 

ジェフは言った。

彼は週末までパトリックの側に滞在する予定にしている。

”こういうことを通して、私はすべてがOKだと思った。

私の家族の信仰は強い。

私は、神は人が対処し得ることを人に与えるだけだといつも信じている。”

 

4/5木曜に専門医によって再評価される予定のマッカウは、ジャック・ロンドン・スクエアの彼のアパートメントで休んでいる。

彼の行動は、バスルームまでの旅行に制限されている。

パトリックが、処方された薬の補充や、食料のピックアップが必要な時は、ジェフとテレサが近くのストアへ車で調達する。

 

マッカウがコートへの復帰のタイムテーブルを与えられる準備は、近々ない。

キャリアを終わらせる可能性があった多くの心配を避けられたので、マッカウは、歩いているだけにでも感謝している。
 

マッカウは4/2月曜のツイートの中でこんな一文を示している。

”神様は、確かに僕を見守ってくれている。

その幸運に、僕は物凄く感謝している！”

】(情報元：Patrick McCaw’s injury scare through the eyes of his father)

 

木曜の再検査の結果が、そろそろ出るころだと思うんですが...。

結果が出たら書こうと思います。

 

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↓サンフランシスコ・クロニクルの紙面こんなに大きく...これはちょっと痛々しい。

私も現地に行ったら、前日のゲームに勝利したときには大きくウォリアーズの写真が載ったりするので、帰りの空港のラウンジに置いてあるときは持って帰ります。

英語の勉強になりますが、...。

悲しい記事は、持って帰りたくありません...。

 

パトリック・マッカウの怪我が良くなりますように...。

 

↓2017/5/27プレイオフで活躍したマッカウを取り上げたNBA公式の特集ビデオ

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↓マッカウのTwtterヘッダーには、

先日心肺停止で亡くなった友達のジーク・アップショウの写真が載せられていました。

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