主屋から書院、"月波楼"へ。
(ゲッパロウ)
江戸末期に文人墨客が集う場として増築されました。
現在の"月波楼"は大正9年に改築されたもの。
和風建築は光と影のバランスが良いですね。
床の間に床脇。
欄間には鳳凰。
自然の模様が織りなす芸術。
そして、明治大正期の建築と言えば(?)、タイル張りのお風呂に、唐傘天井。
レトロモダンな空間。
続いて、2階へ上がります。
障子の格子もひと工夫。
2階の欄間には水鳥。
手吹きガラスの窓に、年季の入った風合いの床板。
2階から眺める主屋。
突き出た部分はトイレです。
裏手には立派な文庫蔵も。
1階に戻り、主屋の裏の出入口から庭園へ。
井戸も遺されています。
向こうに見えるのが書院。
蔵にお社に黒板塀越しの竹林。
紅葉の時期が楽しみな庭園。
書院を下から。
文人墨客達が夕暮れを眺める姿を想像して…
まるで能舞台の様な主屋の角。
ちょうど一の間がある所です。
中から晩秋の庭園を眺めてみたい。
様々な映画やドラマのポスターも展示されています。
どれもここで撮影されたもので、写真やサイン等々、ちょっとした記念館。
主屋から表門へと続く石畳。
右手の門の先に庭園があります。
屋敷外の庭も整備されていて、紫陽花の小道もありました。
とても堪能し切れませんでしたが、最高のひと時を過ごせました。
リクエストに応えて下さったりんさんに感謝!
ご当地マンホールは常総市の木と花、カシとサクラです。
茨城漫遊 feat.りんさんも終盤。
(残すところ二箇所)
続く