甘夏蜜柑 水蒸気蒸留  の様子② | 大分アロマ♪Caboneのブログ 【NARD JAPAN認定校】

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Cabone(かぼね)ではアロマテラピーを軸に、様々な角度から「つながり」をお伝えしています。

さて、Caboneに戻ってきて

蒸留の準備です。。

と、いっても、

キッチンでできる 簡単な蒸留法。

必殺

「鍋で蒸留!」です。


 


水蒸気蒸留法とは

古くからある蒸留の仕方です。

メソポタミアでは 紀元前3500年ごろの素焼の蒸留器が

見つかっているそうです。

今回は素焼ならぬ、

鍋でトライ!!


 
 お花を鍋に入れます。

 

水を入れた鍋に

すのこまたは、蒸し器を置いて

その上にお花を置きます。


そして、中心にビーカーを設置。

今回は蒸し器を用意したのですが・・・


 蓋がしまらず、

すのこの代わりに

アルミホイルを敷いて

花を置く高さを

低くすることにしました。


 
見た目、かなり
原始的です。。。


 
 
ガラスの鍋の蓋をさかさまにして

蓋をします。


その上に保冷剤を置きます。


今回は、温度が上がり過ぎないようにと

IH対応の鍋ではなかったため


蒸留する鍋自体を

湯煎してみました。


まずは一回目。


こんな感じでビーカーに液体がとれました。
  


水蒸気蒸留法では、

とれた液体を暫くおいておきます。


精油が採れる場合は

暫くすると

精油と水が分離して

上に浮かんでくるはずです。


ところが。。



精油は取れませんでした。

残念。

では、何がとれたかというと、

精油(香り成分)が微量に混ざった

お水がとれました。

ハーブウォーター
水蒸気蒸留水
ハイドロゾル
フローラルウォーター

などと呼ばれます。

これはこれで

化粧水や
お菓子の香りづけ
うがいや
飲料


などに使われます。


ネロリの場合


収斂作用
中枢神経の穏やかな鎮静
胆汁分泌作用

などが

期待できると推定されています。
(※含有成分による)

なので、今回の甘夏蜜柑の
ハーブウォーターも

似たような作用を

持っているのではないかと予想。

出来れば、成分を分析したいものです。



鍋での水蒸気蒸留で

どうにか精油がとれないものか??

と、方法や時間を変えて他にも試してみました。


つづく・・・