カラースキャナ部門だけが高速化しても、他の工程が進歩しなければ、カラー製版全体としての能率アップには限界があるというところに現状はあります。


したがって、機材メーカはそれらの機材の開発に力を入れ、製版工場もその為の投資がふえるでしょう。


これらの機材は各個の性能としてだけでなく、複合した効果をねらい、しかもマイコンの進歩によりコンピュータ制御自動化した、省力、操作容易な機材になるでしょう。


そしてその範囲は、自動版下作図とマスクカット機のようにカラー製版工程の一番始めから、自動多重密着焼付機のように最終工程を引受け、セットしておけば、人間が退社後も機械は、残業してでも次の日、人間が出社するまでに多重焼をしておいてくれる働きものまで、多種多様にわたることが予想されました。


また、インクの方でもリサイクルインクと言うエコ商品が出てきました。企業も続々と導入しています。
カラースキャナ機自体では、インプットと色分解制御コンピュータ部分は、スピードアップ等の改良はあっても大きな変化は近年中にはないように思うが、


アウトプットの方は、光源がレザー光に変ったり、銀感光剤のスキャナフィルムから他のフィルムに変ったり、カラースキャナとしては電気信号としてアウトプットして中央処理コンピュータに送ってコンピュータに記憶されるだけで目に見える形での製品はなくなることも考えられます。


銀感光剤の範囲でも、ドットゼネレータ式網点スキャナでは、スキャナフィルムと露光装置が改良されて明室フィルムが使用出来ます。ことも考えられなくはない。


また、スキャナフィルムの自動シリンダ巻付装置や現像機との連結等も考えられないことではないが、それらの自動化、スピードアップはむしろ、トータル・スキャナシステムのなかで実現するようになるようなきがします。


そしてコピー機のインクには、キヤノン トナーの活用がどんどん増えています。


スキャナのセットアップでは、ハイライトセットアップ其他原稿をシリンダに巻きつけてから、判断しセットする操作もあるが、リプロダクションカーブやカラーコレクション、UCR、シャープネス等のようにあらかじめ予定しておき、原稿を巻きつけてからは、要点をチェックするだけで良い操作もあります。


予定出来ます。部分はこまかい調整はまえもってセットしておき、ラジオの押しボタン式チューニングのようにボタン式に選別し一回ごとにこまかい調整をしないですむようにする、また、もっと複雑なものは、スキャナ内容を選別してボタンを押せぱ、磁気テープに記録されたセットアップ内容を、マイコンによって自動セットする。


というような改良が多くの部分で開発され、人間が手で目盛を調節するような時間のかかることは少くなると思います。


そんななか、エコを意識して登場したのが、リサイクルインクです。